劇場版ツルネ はじまりの一射のレビュー・感想・評価
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映画館で魅力がアップした
タイトルの「ツルネ」は「弦音」(矢を放った時の音)なので、音が大切な作品だ。だから本作は映画館で観た方が輝く。内容自体はテレビシリーズの総集編だが、まとめ方が上手い。主人公の心の変遷にフォーカスを当てて、一本の映画として芯のある構成になっていて、散漫な印象は全くなかった。 主人公は、「弦音」の音に魅せられて弓道の道に進んだという設定だが、劇場の音響環境がそのことに説得力を与えてくれた。確かに、この音は映画館で聞くと魅力的だ。7.1chサラウンドの環境で鑑賞したのだが、後ろから前に飛んでいく弓の音の美しさを際立たせて、主人公が何に惹かれたのかを観客に説明するよりも体感させることに成功していた。 早気(はやけ)という弓道ならではの、技術的ではなく精神的な課題を中心にした物語を組み立てたのも、青春の成長ストーリーと上手くマッチしている。弓道は派手なスポーツではないので、ドラマの盛り上がりを作るのが難しそうな題材だが、見事にクリアしていた。緑をキーカラーにした色合いも優し気で心地よい。テレビアニメ2期も楽しみ。
初見の方でも楽しめる総集編に
高校弓道部に所属している高校生たちの青春譚。 京アニが製作したTVアニメシリーズの総集編です。 「free」シリーズの終結を見越して製作された女性ターゲットの作品・・・という理解をしている作品です。 美形の少年達、体育系の部活、過去の因縁、BL的友情、全員ファーストネームで呼び合う関係・・・「free」にも見られた設定が鼻につきます。 ただ、それでも「free」よりも、観やすい作品でした。 BL的要素はそれでも限定的でしたし、女性部員も頑張っていました。何より、しっかりとしたコーチがいて、スポーツ物としても楽しめたと思います。 制作陣は本当に神レベル。キャラ、背景、動きの作画陣。弓道の所作、静の動き等の演出陣・・・そして、弦音や的中音の音響・・・本当に凄かった。 ただ、映画の評価としては、高い評価は難しい作品。なんと言っても総集編。初見の人には分かり難く、その分評価は普通にしました。
今、解き放て!!弓を引く矢に集中する横顔 に光り輝く青春を感じた作品
弓道を通して、人間として成長する姿が 見られたストーリーでした。 的を狙って弓を引く高校生男子が凛々しく 見えました。 アニメ放送は見ていなかった作品でしたが 劇場公開、初日に観たところ舞台挨拶があり 2階席からでしたが声優さんを生で見ることが 出来ました。
テレビアニメ視聴済。弓道テーマのアニメ作品はあまり見かけませんでし...
テレビアニメ視聴済。弓道テーマのアニメ作品はあまり見かけませんでしたが流石は京都アニメーション、素晴らしい作画と音楽、演技力の高い声優さん方が見事にクオリティの高い作品を生み出していました。ただ残念な面として個々のキャラクターへのヘイト度というかキャラクターの性格が悪く誇張されていて見ていて爽快なスポーツアニメとは言えない作品、という感想でした。 そして今作はそのアニメの後半部分に新規カットを追加した総集編のような内容でしたが、キャラクターのヘイト度は抑えられ、またかなり新規カットが加えられていて地上波版を綺麗に保管する形になっていて良かったです。そして何より美麗さが増した作画部分と弓道シーンの音が素晴らしい。特に音の部分は臨場感が凄くそこに美麗さ増し増しの作画が加わるシーンはそれだけで劇場で観て損はないと思いました。 最後には続編へのシーンも少しあって来年に放送とのこと。楽しみではありますが新キャラも増え、更にキャラヘイト度が増しそうで不安ではあります…
完璧な編集だと思う
TVシリーズを見て好きになった作品ですが、それを2時間時間弱に編集されたら・・と諦めモードで鑑賞しましたが、そんなことは気にならないほど、上手く編集されていました。 TVシリーズは観なくても、劇場版で十分ツルネの世界に浸れると思います。 第2シリーズ放送の前に、劇場へ足を運びましょう!
ソフトなBL映画なのだろうか?
弓道を扱った映画やドラマは珍しく そして、京都アニメーション作なら、「観るしかない!」と思い鑑賞しました。 各キャラクターの耳の描き方が"ぎょうざ"みたいで、違和感があった。 登場人物 全員の髪の毛の生え際が 細く、絞られていたり、 尖ったアゴのラインが特殊だったり。。。 主人公たちのお互いの距離感が。。。BLぽくて、近い! 平日の昼間にこの映画を鑑賞していた20数人の中で、男子は僕だけだった。 この映画を観たら、弓道がやりたくなりました。 よって、数年前に見過ごした映画『一礼して、キス』」を観てみようと思った。
Hand
原作・アニメ共に未鑑賞です。テレビアニメ版の総集編と聞いていたので、知識なくても大丈夫だなと思ったので夕方の回で鑑賞。そこそこ人が入ってました。 1クール分のダイジェストだったので、駆け足気味ではありましたが、京都アニメーションの素晴らしいクオリティのアニメーションと劇場ならではの空間での音響がマッチしていました。的を射抜くまでの瞬間の音が特に凄かったです。 キャラ周りの説明はかなり少なかったですが、それぞれに特徴はあり、葛藤のシーンでもそれぞれの性格が出ているなと思いました。射抜くまでの動作にもそれが影響しているのは面白いなと思いました。1クールしっかり見ていれば彼らにもっと感情移入できたのかなとも思います。ライバル校の掘り下げもあまり無かったので、菅原兄弟はシンプルに嫌味な奴にしか見えなかったです。藤原君も雰囲気だけで負かされた残念な感じになっていました。あとかっちゃんの沸点の低さも総集編では気になってしまった一点でした。 総集編での良さと悪さが同時に存在した一本でした。アニメ1期を完走して、2期に備えようと思います。 鑑賞日 9/5 鑑賞時間 18:40〜20:35 座席 I-2
研ぎ澄まされる。
内容はおおかたテレビアニメ後半部の総集編なのだが 劇場でなければ味わえない音響が、弓道という一連の 動きから発せられる音を最上に引き出し身体と空間の区別が無くなり感性は射抜かれ非日常の領域にくぎ付けになる。 この劇場版はストーリーも良いが、それ以上に 弓を引き、矢が放たれ、矢が中空を進み、 そして的に刺さる。 この一連の表現力は得も言われぬほどの出来映えで 必見そして必聴の価値あり。
みどりがきれいな映像でした。
弓道団体戦ってこんなルールなんだ、メンタルむちゃくちゃ響きそー、みどりがメインの映像が美しい、眼までみどり、とかとか思ったけど、まあ、青春もの。突出したキャラがいないから変な盛り上がりがないのが物足りない。そんなんあったらリアル感がなくなるか…。
本作単体では浅いのでTV版で復習を
お客さん殆ど女性で、男性は自分(オッサン)とカップルで来てる2組程の連れの彼氏で3人程度でした。まァその辺は解ってた事なので問題ありません、ただこのお盆休み期間に(夏休みなのに)コレと言って興味を惹かれる上映作品がないので、チョイと見てみようと云う出来心での鑑賞です。 自分はこの作品、TV版は未視聴です(1・2話程度見たかもですが)。なので出だしから中盤までのドラマは要点のつなぎ合わせのため、良く理解しないままどんどん進んでいきます。 この辺の展開はTV版視聴済み前提と思われますが、とは言え完全には置いてけ喰らわない程度に、辛うじてシンガリから追いかけるのは可能な台本でした。 ビジュアルは京都アニメーションおなじみの描画・動画です。突っ込み所などなくただひたすらキレイです。TV作品からの描き直しもあったのではないでしょうか。 思ったのは、この作品は “リズ” の男子版なのかな?と云うこと。ご婦人好みなのでしょうか、高飛車男子も含めて骨格が柔らかいキャラ雰囲気です。首が細くて詰め襟の首周りが余り過ぎなのはキャラデザインなのでしょうか? 男子同士のキャッキャウフフは様式として理解できますが、あまり露骨ではストーリーの質感に影響しそう(リズの百合同様)。ただし、原作者が意図した通りの表現なのであればその限りではないので、個人的なミスチョイスという訳でご容赦ください。 でも大会予選からの決勝への展開は、解っていたけど盛り上げの演出もシッカリ機能しており、テンションも上がってワリと高揚した良いシーンでした。 そんな訳で、ファンにしてみれば2度美味しい作品を鑑賞できた喜びに満ちた、大満足な一作ではないでしょうか。自分のような一見さんは些か???なカンジですが、内容に興味が湧いたならば是非TV版をチェックしてみてはいかがでしょう? 天下の京都アニメーション、本作もおなじみの “将軍様” 名もシッカリエンドロールに表記されており、世界最高水準の仕上がりです。 恐らくTV版では、今回の劇場版では掘りきれなかったキャラ個人の深層に切り込んだストーリー展開のハズですので、あァそうだったのかとイロイロ納得出来ると思います。
まるで新作のような総集編
これは総集編と言いますがTV版を見ていないとわからないシーンがいくつかあります。新規カットがいくつか入っていました。どなたかのレビューにもありましたが確かに湊とマサさん静弥をメインにしてるので他のメンバーはあまり出てきません。楽しみたいのならTV版を見る事をオススメします。弓の音や引くときの音は最高です。
的を射る時のツルネが観ている私の心まで射抜いていきました
湊や雅貴の憧れたツルネが聴こえる!鳥肌が止まらない! 音響が良い映画館で観なくては意味がない! アニメの再編集ではなく、劇場版として作られた作品。 第二期の製作も発表され、一期を観ていなくても映画を観れば続きを楽しめるような構成になっている。 そうかと言って、アニメ版一期を観ていると更に楽しめる。駆け足で進んだ作品だったが、劇場版ではキャラクターの心情が深く描かれており、等身大の葛藤や苦悩に共感や感情移入できる。 今作では特に静弥の台詞が物語の流れを作っている。 同じ台詞でも、心境によって感情の乗せ方が変わる演技のうまさに舌を巻いてしまう。 日本の声優さんは本当に素晴らしいなぁ。 アニメでありながら、弓道についての所作や考え方についても触れられている。 良い射、当てる射問題 日本の「道」と名のつく武道には独りよがりではない、礼節を重んじる考え方が根付いているように思う。 自分を律し、メンタルを整えることで周りが見えてくる。 気づきを与えてくれる武道や相手にも感謝や礼を尽くす姿勢が日本の文化だと感じる。 繊細で丁寧な作画の一つ一つに所作の美しさが表れている。 特に西園先生のお宅でお話を聞いているカットで、先生が正座している膝の上に手を置く場面がある。 何気ない場面なのだが、手の指先を揃えて置く仕草、その仕草ひとつで人となりが透けて見える。 体操服を脱いだ後、ロッカーへしまう時に湊が何気なく入れる下着や体操服がキチンと畳まれている。 弓を引く時の流れるような動作も息を呑むほど美しい。 キャラクターや弓道に真正面から向き合って作画された思い、心を震わせることのできる描写が素晴らしい。 そして、なんと言っても音が最高でした。 弓を引く音、矢が放たれた音がキャラクターや場面ごとに異なり、ツルネを聴いてキャラが分かるほど! 心情や感情をツルネで表現するなんて、今までのアニメであったでしょうか?いや、ない。 的を射る時のツルネが観ている私の心まで射抜いていきました。 京都アニメーションではFreeシリーズにどっぷりとハマりました。 ツルネにも、なんと言うか人との繋がりを大切に描こうとする場面や題材を深く掘り下げて魅せる作品の作り方にアニメーション作りの繋がりを感じました。 ああ、作品の中にいろんな人と関わって来た歴史や思いが受け継がれているんだな。 アニメの世界だけじゃなくて、京アニの根っこにある人との繋がりはキチンとその身が覚えていて、作品に向かう時にただひたすらに向き合う中で表現されるものなのだな。と感じました。 いろいろなことがあって、その背景と作品のストーリーが被って見える部分もあって、それでも作品を世に送り出してくださっている京アニの「独りじゃない」「繋がりを諦めない」作品に涙が止まりませんでした。 うまくまとまりませんが、作り手が届けよう、繋げようとしている作品を応援し続けたいと思います。 二期までにたくさんの方に劇場に足を運んでいただき、ぜひツルネを好きになってもらいたいと思いました。 良い音響でお楽しみください!
名作。 女性向けアニメと思って敬遠しなくてホントに良かった。 ツルネなどの弓道用語の説明も有り、前知識・予習ゼロの初見でもOK。【8/27(土)再鑑賞】
弓道部アニメだから、やはり弓道場の場景と、弓を引いて矢を射つ場面、飛んでいく矢の描写が素晴らしい。 音にも注目だ。 題名にもなってるツルネだけでなく、弓を引き絞ったときのギリギリって音や、飛んでいく矢の音、的に当たったとき、ハズレたときの音。臨場感ハンパない。 試合の場面もスゴく盛り上がるが、それ以上に面白いのが各登場人物のドラマ部分だ。各自がかかえる悩みや葛藤、それを克服していく過程が心情描写も含めて丁寧に描かれる。 テレビアニメの総集編らしい。 内容が濃くて展開が速いが、初見で前知識・予習ゼロでも平気だった。ツルネなどの弓道用語の説明もあって分かりやすい。 きっと制作者側にしてみたら、2時間では描き切れなかったという思いも有るかもしれないが、とても分かりやすかった。 『テニスの王子様』『Free』と同じ女子向けの男子部活アニメと思って見なくてイイやと思っていた。しかし、京都アニメーション制作なので取りあえず見てみるかと思い直して鑑賞した。 イヤ見て大正解だった。こんなに素晴らしい名作を見逃さなくてホントに良かった。 取り合えずも1回見に行く。 【追記・8/27(土)再鑑賞再】 1週間前よりも京アニの作画 (描画 ? ) の素晴らしさを堪能した。 試合に勝っても、その場でハイタッチしたりガッツポーズしないんだと思った。後で、他校の人とかいない別室みたいな所で「ヤッタァー」 とか言って喜びを分かち合う。 (*^o^)/\(^-^*) 。なんか武道🍇っぽいなと思った。 2022/8/20(土) ☀️ A . 8/27(土) ☀️ A . 9/20(火) ☁️ A
劇場で観られて良かった
・音の表現が素晴らしい 皆の弦音を聴く度、涙を誘うほど美しい音に感動していました。 作品のシーンを邪魔しない場に合ったBGMや、描写によって急に音が消えたり、盛り上がったり、メリハリがあって楽しめました。 ・作品を最初から振り返ることができる 新規カットを交えたアニメ1期の総集編という形なため、作品自体を知らない人にもオススメできます。 裏を返せばアニメを何度も見て覚えている人にとっては少し新しさに欠けるかもしれません。 私はアニメ2期までに良い振り返りができて大満足です。 ・キャラクターによって焦点の当てられ方が異なる 話の構成上仕方がないのですが、主人公の湊と恩師の雅さん、幼なじみの静弥のシーンが多かったです。かっちゃんはそこそこ。 七尾と遼平のシーンは少なめかなと思ったため、同じ風舞高校弓道部の仲間全員に等しく焦点が当てられたらもっと嬉しかったです。 ツルネという作品をより好きになり、この音と映像の美しさを劇場で体感できて良かったです。
安定の京アニ鬼作画でしたね。 アニメの再編集?総集編っぽかったけど...
安定の京アニ鬼作画でしたね。 アニメの再編集?総集編っぽかったけど新しいシーンも多くて満足。 2期も決まったし楽しみだぁ 小野賢章は愁みたいな落ち着いた役が好きだなー。 矢を放った瞬間の髪の毛のふわっとするのが好き。
丁寧な描写
さすがの京都アニメーション。 所々入る何気ない小道具のカットシーンも至極丁寧。 テレビ本編も予備知識も何も知らずに見て、 最初名前や弓道用語が判らず、話に付いていてない感は有りましたが、 徐々に主要人物のキャラクターが分かるにつれ話に引き込まれました。 リズと青い鳥程の心の機微は感じられませんでしたが、良作でした。
アニメのツルネが大好きで何回も何回も見てました。 ラックライフさん...
アニメのツルネが大好きで何回も何回も見てました。 ラックライフさんのOPが大好きだったので主題歌がラックライフさんですっごく嬉しかったし、はやくアニメ2期か映画化を望んでたので今回ほんとに楽しみでした。 TVアニメよりも音がすごく綺麗で本当にその場にいるように感じられました。絵もいつも通りほんとに綺麗でTVアニメと同じ部分でも迫力が増してるような気がしました。 面白かったけれど、正直アニメと同じ部分が多く残念でした。 もっとまささんの昔とか、湊たちの小中学生あたりとかを深堀した内容が見れるかなって思ってたので 逆に初見の人も見やすい内容になってるのかな、、? でも、アニメで何回もみていて結果もわかっているのに県大会の場面ではうるうるきてやっぱツルネすきだなあってなった瞬間でした。 アニメ2期も決まり、新キャラの圧倒的強敵感がすごくて早く見たくなりました。期待が大きかったぶん、物足りなく感じてしまいましたが十分面白かったです!
弓道を描いた作品として完璧
2022年劇場鑑賞183本目。 高校の時弓道部だったのでTVアニメ版は気になっていたのですが、見る機会なく映画版をやると聞き、追いかけようかと思いましたがなんとなくそれもせずスルーする予定でした。しかし映画は総集編と聞き、じゃあ観てみようかなと鑑賞。 観ておけば良かった・・・! なんとなく敬遠していた理由に、なまじ弓道を知っているばかりに粗のようなものが見えるのがイヤだったのですが(弓道の名を借りたBLなんじゃないの?とか)、弓道をやっていると出てくる問題、例えば当てる射か、美しい射か、といった問題はよく出てきて、自分なんかは当てる射にいくことをダークサイドに堕ちるなんて呼んでいたのですが、そういったことを思い出しながら観ていました。普段あまり成績のいい方ではなかったのですが、たまたまものすごく調子のいい時に県大会3位までいった時があって、その時の射場のキーンとした緊迫感と重ねてラスト見ていると涙が溢れてきました。帰ったらTV版も見ようと思います。
今週のアニメ枠のほぼ本命。迷ったらおすすめ。
今年242本目(合計518本目/今月(2022年8月度)18本目)。 「ヴァイオレット~」などで知られる京アニさんの作品の一つです。 原作のアニメは当時見ることができなかったので、ネットフリックス契約者でもあり、最初の数話などを見た程度です。 とはいえ、導入が非常に丁寧で、初めての方でもあまりハードルはないかなと思います。また、「ヴァイオレット~」と同じかそれ以上に知的な内容で、弓道のルールはもちろん、文化など細かいところまで触れられます(すべて溶け込むように説明があります)。 このタイトル名は「劇場版」のものであり、映画のストーリー「それ自体」としては完結していますが(Freeのように前半後半とはなっていない)、エンディングで後編があるかのような描写があり、またそれ前提の字幕も最後に出ます。 非常に知的な映画で、高校大学などで弓道などをされていた方はもちろん、誰にでもお勧めできる良い映画かな、というところです。 上述通り、ネットフリックス契約者は数話見ていれば有利程度で、映画内の説明が(「ヴァイオレット~」と同じように)丁寧なので、そのハードルをいつも低くしている好例だと思います(アニメ作品はそうあってほしいな、といつも思っています)。 特に減点要素を見出しにくいのでフルスコアです。
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