「弓道を描いた作品として完璧」劇場版ツルネ はじまりの一射 ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
弓道を描いた作品として完璧
2022年劇場鑑賞183本目。
高校の時弓道部だったのでTVアニメ版は気になっていたのですが、見る機会なく映画版をやると聞き、追いかけようかと思いましたがなんとなくそれもせずスルーする予定でした。しかし映画は総集編と聞き、じゃあ観てみようかなと鑑賞。
観ておけば良かった・・・!
なんとなく敬遠していた理由に、なまじ弓道を知っているばかりに粗のようなものが見えるのがイヤだったのですが(弓道の名を借りたBLなんじゃないの?とか)、弓道をやっていると出てくる問題、例えば当てる射か、美しい射か、といった問題はよく出てきて、自分なんかは当てる射にいくことをダークサイドに堕ちるなんて呼んでいたのですが、そういったことを思い出しながら観ていました。普段あまり成績のいい方ではなかったのですが、たまたまものすごく調子のいい時に県大会3位までいった時があって、その時の射場のキーンとした緊迫感と重ねてラスト見ていると涙が溢れてきました。帰ったらTV版も見ようと思います。
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