総理の夫のレビュー・感想・評価
全37件中、21~37件目を表示
いまいちスカッとしない、昭和の発想の邦画。
結局、総理の凛子が妊娠した途端、辞任してしまい、一体これまでの主張はなんなんだと唖然としました。
女性の社会的活躍、少子高齢化対策、誰1人取り残さず、「未来をあきらめない!」と言っていたのに、なんでそうなるのかと。
一応、出産して子供がある程度大きくなって手が離れてから、政治に復帰するようですが、
女性は妊娠したら、仕事を辞めて家庭に入り、子供を育てて専業主婦にならければいけないという、昭和の発想なんですかね?
途中で凛子が言っていたように、無理な時期には代理を立て、夫をはじめ周囲の人間が「凛子総理を取り残さない、未来を諦めさせない」政治を実現してこそ、主張に筋が通るでしょうに。
なんとなく主人公が駆け出して、会見に割り込んで長台詞を言って、なんかいい雰囲気になって、感動しかけましたが、冷静に考えるとダメでした。
凛子首相の増税論もそうですが、全体的に昭和の香りが鼻につき、「今は平成どころか令和の時代だぞ」と思いながら見ていました。
なんとも言えず、スカッとしない映画でした。
全体の評価としては、思想やテーマに違和感を感じるものの、まあ一応、映画としては成立しているので星2にしておきます。
中谷美紀のひっひっふー、ひっひっふーが見たかった
総勢4人の男女混合の自民党総裁選が決まらないうちにと思って観ました。
こっちの方のパロディ映画の方が面白いかも。キャストをちょっと考えました。河野→石原良純、岸田→小泉孝太郎、高市→天海祐希、野田→石田ゆり子、政治記者→佐藤浩市、カメオ出演石破茂。小泉進次郎。
どうでしょう。
この映画は
政財界と関わりのない(むしろ避けている)鳥類研究所に勤務している鳥類学者の男(ひより)を主人公にした原田マハ原作の映画。この監督の映画は初めましてです。
「記憶にございません」では最後に総理SPに抜擢される若い警官役の田中圭が主演。財閥の御曹司で、護国寺・音羽の広~い敷地の自然豊かな御殿に住んでいる。実に羨ましい。飼ってるオウムがピンクで口下手なひよりの代わりにしゃべるのがちょっと面白い。兄のCEO役は愛之助。会長の母親役は余貴美子。どちらもメイクアップがステキ。
美しすぎる総理役は中谷美紀。直進党という小さい政党の党首43歳。岸部一徳扮する(というかいつもの)大型政党の党首、原久郎(はらくろう:腹黒)に担がれ、夫が釧路湿原に行って調査している一週間ほどの間に連立政権の女性総理になってしまった。総理公邸に引っ越すことに。ひよりは党の広報室の秘書(貫地谷しほり)に専用スマホを持たされ、行動を完全に管理されている。
鳥類研究所の名前は善田(ぜんだ)で所長は木下ほうか。木下ほうかがぜんだと言うと、ぜんら(全裸)に聴こえる。研究所の若い研究員役(松井愛莉)に自宅の蔵書を研究論文作成のために見せてほしいと言われ、スマホを研究所の机の引き出しにしまい、自宅に二人だけで戻ったところを写真を撮られ、スキャンダルネタとして週刊誌に載せるといわれるが、原久郎が政治記者に仕掛けさせた嫌がらせで、秘書と総理の妻に助けられる始末。はらくろに対して、大人の対応でかわす中谷美紀がステキ。そして、妊娠発覚。解散総選挙中の悪阻(つわり)がつらそう。選挙は秘書の阿須加が山形3区に立候補し当選するなどで圧勝。酒田の漁港での選挙運動シーンがありました。第二次政権を擁立するが、切迫流産を理由に総理を辞任することを決心するが、会見場にひよりが乱入し、妻の政治への思いと感謝を声高らかに披露して、大団円。次期総理は嶋田久作だった。
娘が少し大きくなって、またもや、「私が総理になったらあなたは何か不都合ある?」でエンド。
お産のシーンは皆無でした。
ラマーズ法でやってくれなくちゃ!
ナマーズ法?
ナじゃないよ。ラ、全裸のラ。
中谷美紀の
ひっひっふー、ひっひっふー
が見たかった。
旦那さんも、一緒にといわれ、
田中圭、過呼吸で倒れる。
そして、双子が生まれて、田中圭が育休を取るところからのドタバタ劇。
コロナのせいで、街中でロケができないのとエキストラを集められないためか、ちょっとチープ感が目立っていました。よく言えば、コスト削減。徹底節約。貫地谷が田中圭を乗せて送り迎えする車窓のボヤけた風景は東映の撮影所の近所で、多磨墓地内の道路だったりする。貫地谷さん免許ないの?かと思ってしまった。東映、日活のダブル配給なんですがねぇ。国の予算もこのくらい緊縮財政でお願いします。
財務省推薦(増税緊縮推進)作品ですか?
内閣総理大臣
行政権の属する内閣の首長で三権の長
国務大臣の任命
国会に議案を提出
一般の国務および外交関係を報告
行政各部の指揮監督をする大臣
通称「総理」
そんな仕事に女性が就任したらどうなるの?というテーマの今作
正直あんまり観たくなかったんですが時間の都合でとりあえず観賞
ちょう自民党総裁選で今100代目の内閣総理大臣の
選挙を行っているところですが本当に女性総理誕生の
可能性もあるため割とタイムリーな映画になりました
でどんなだったかというと…
こうした政治の世界をテーマにした映画として
一番やったらマズいことをしてしまってる
映画だったと思います
というのも主人公の妻の総理になる相馬凛子
の政党の主張をへんにリアルに弄りすぎて
ノイズになってしまっているところがあります
政治における政策というのは誰の何であれ
とりあえずメリットとデメリットが存在し
賛同する有権者らの票決まっていきます
それは時勢で変化するものでもあります
それが映画内で正義と悪を戦わせる図式にとって
非常に邪魔になってしまうのです
この映画の相馬凛子総理はシングルマザーの子育て支援
など福祉の充実を訴え支持を集めていますが
そのために消費増税を公言しており
そんな総理を熱狂的に支援するというありえない
構図が出来上がっています
一応連立する巨大与党が国民から批判されやすい
増税を凛子にさせてその後自分が総理の座に座ろう
という策略があり選挙活動中に増税に
文句を言いに来る商店街のオッサン等も
出てくるのですが増税緊縮路線を良しとす方針を
確信犯的に推している事になります
…この映画は増税緊縮を推す財務省推薦作品か?
とスタッフロールで探してしまいました
日本の借金が1200兆あるからもう借金できない
緊縮財政が必要とかテレビで池〇彰あたりが
よく煽ってますが
日本の借金は他国にしているわけではないので
いつまでに返さなければいけないこともないです
例えば山田太郎君がお母さんにお腹が減ったので
1000円借りました
では山田家の借金はいくらですかといったら
0円ですよね
「借金は良くない」から太郎に1000円貸すのをやめて
貯金しようというのが今の財務省の方針です
ではそれを続けて太郎君が餓死したら
山田家の将来はどうなるでしょう
日本国内の資産が1200兆あれば全然問題ないし
そんなに資産あるかって言ったら十分あります
借金は信用の裏返しなのです
借金が悪で借金が多い会社が良くないというなら
日本で一番借金多い会社どこだと思いますか
トヨタ自動車ですよ
問題なのは小手先の消費増税とか国会ですぐ出来る
法案ばかりいじって大元の法案の見直しが一切
出来ないへっぴり腰の政治を改革とか言ってる
現実です
国防費を削いで福祉に回せとかバカしかいません
緊縮増税で借金も資産もないただの荒れ地を若者に
残すのが今の財務省のやり方です
映画の主人公側をよくそんな主張側に回すわ
と製作者の見識を疑います
とにかく全く共感できない政策の女性総理を
狂信的に支持する愚民と言う図式はこの映画の
「もし女性が総理大臣になったらどんなに大変か」
というものとそう関係がありません
むしろ美人ならなんでもいいのかと言う
フェミニスト界隈を怒らせそうです
そして総理の夫役の田中圭ですが・・
この人の演技が個人的に全く琴線に触れません
前観た「ヒノマルソウル」でも感じましたが
いつもコントの演技にしか見えてこないのです
それくらい感情表現もワンパターンで
鳥類研究にしか興味がないオタクじゃなくて
ただのサイコパスにしか見えなくなってきます
なんでこの人ってこう重用されているんでしょう
別にアンチじゃないですがこの人よりうまい
俳優は他にたくさんいると思います
個人的には増税派に仕立て上げられた結果
選挙でボロ負けして失意にあるところを
夫に励まされて再びビールケース乗って
演説するとこからやり直すといった終わり方の方が
リアルで良かったと思います
夫婦中心のお話
この映画は、ある日突然
妻が総理大臣になった夫の奮闘記
内容としては、そこまで政治色がなく
コメディっぽくもなかった
妻が総理大臣になった理由はあまり描かれていなくて
単純に政局の都合っぽいが
同時にリアリティを出すために
妻は政治家として相当エリートで
夫も鳥類学者だが、グローバル企業の一族らしく
妻が総理大臣になったことで
周囲に翻弄されてしまうことも描かれている
妻が総理大臣になったことにより
スキャンダル騒動、選挙、そして妊娠による体調不良の辞任の一連流れになる
本作で政治を題材にしたのだが
俳優は違和感がなかったように思う
しかし、政治的な要素を少なくした影響か
政治の部分がかなりステレオタイプになっていたように思う
選挙の時には
増税による福祉負担を訴える少数政党か
それに反対する老獪な政党という対立は
現在見ると違和感があるように思えてしまう
総理大臣側である少数政党は
「増税による福祉改革」を訴えて、それが正しいと描写されており
政策的には見る人によっては
おかしく感じる部分があるようので
そこらへんで人を選ぶのだろうと思う
夫婦関係の映画としたら、いいのかもしれないが
あまり、政治的なものを期待しないほうがよい
終始イライラ
この映画は合わない人には絶対に合わない
なぜなら終始、相馬日和の優柔不断と世間知らずと想像力の皆無にイライラさせられるから
そのおかげで最後の長台詞が「僕、一人でお使いできたもん!」くらいにしか感じない
岸部一徳も最後は掌返しでいい人演じてるし
救いは中谷美紀が美人だってこと
これしかない
タイトルなし(ネタバレ)
人のいい鳥類学者・相馬日和(田中圭)は相馬財閥の次男坊。
今日も今日とて、都内の豪邸の庭に集まる野鳥たちの観察に精を出し、北海道での観察調査のための準備をしていた。
妻・凛子(中谷美紀)は少数野党の党首。
より良い未来に向けての活動を行っていることは知っているが、政情については疎くて知らない。
そんな中、10日間の北海道の電波の届かぬ僻地での観察調査の間に、凛子が連立政権を組み、内閣総理大臣になってしまう・・・
といったところからはじまる物語で、自民党総裁選の只中、衆議院選挙も近い折、タイムリーな公開。
映画前半は、突然、「総理の夫」となってしまった日和の「巻き込まれ型」コメディで、その後、連立政権を組む協力党の大物政治家・原久郎(岸部一徳)の糸引きによりスキャンダルに巻き込まれそうになります。
ここまでは、少々ステレオタイプ的だけれど、その分、安心して笑えます。
田中圭お得意の「え? え?」演技を楽しんでいればいい感じ。
日和中心のコメディから映画はその後、凛子を中心とした物語へと移っていきます。
社会福祉改革、財源確保のための消費税増税を掲げた凛子は、連立を組む原の寝返りに会い、衆議院解散・総選挙へと打って出ます。
そして、40歳を超えた凛子に妊娠が発覚。
選挙戦で体調を崩し、再び総理の座に就いたものの数日で倒れてしまい・・・と展開します。
「誰ひとり取り残さない、特に女性を取り残さない未来。そして、次世代にツケを残さない未来」の理念を掲げる凛子。
自身は総理の座から降りるべきか、このまま続けるべきか・・・
記者会見の場にすったもんだの末に踏み込んだ日和は・・・
クライマックスは、おぉぉ、フランク・キャプラ!
こんなストレートなフランク・キャプラ的な映画が現在の日本映画で観れるとは!
図らずも落涙です。
なお、参考作品として以下の作品を挙げておきます。
フランク・キャプラ監督作品『群衆』『スミス都へ行く』
マイク・ニコルズ監督『卒業』
総理より大切な者
妻が総理になったお話。
夫は総理なった妻をどう支えたらいいかという所から始まる。女性が普通に働く昨今。大きな壁となるのは妊娠と出産で仕事を辞めるか休むかの選択をすることになる。でも今の時代男の人も育児参加する人が多くなってきました。
だからこれから女性も総理となって活躍していくstoryなのかなと思ったらそうではなかったのでちょっとガッカリでした。
お隣の韓国は女性が大統領がなった時はビックリしました。先進国のイギリスのサッチャー首相やドイツのメルケル首相は男性と変わりなく活躍しています。日本はまだまだ男社会で女性の議員が少ない。
今回は女性議員の高市氏と野田氏が立候補していますが総理に就任出来るかどうかですね。頑張ってほしいです
まあ。この映画は中谷美紀の美しさと田中圭のコメディなところが楽しめます。
中谷美紀さんがキラキラしてた
演説のシーンとか良かったです。
ただ、全体的に浅い作りです。
あの2人がどうしてあそこまで好き合ってるのかとか馴れ初めとかに触れてないから、関係性にピンと来ない。
最初にすぐ総理になって、ほとんど仕事しないうちに退任しちゃうから活躍が結局ない。
一番言いたかったことは、あのラストシーンで夫が言ったことなんだろうな。
あと、結局ああいう事態になったら辞めざるを得ないこととか(妊娠流産の件)。
中谷美紀さんが綺麗だったけど、内容は一気に詰め込みすぎで、その分浅かったなと言わざるを得ない感。
なんかイマイチな感じ
野党の党首の凛子(中谷美紀)から、夫で鳥類学者の相馬日和(田中圭)は、「もし私が総理大臣になったら何か不都合ある?」と聞かれた。何のことかわからないまま野鳥観察の出張に出かけ、電波の届かない道東の山の中で10日間を過ごした。その間に凛子が史上初の女性内閣総理大臣に選出されていた。そのため、総理の夫、となった日和は、妻を全力で応援しようとしていた。しばらくして、連立を組む原(岸部一徳)と政策の不一致から裏切られ連立から離れられたため、解散総選挙に打って出た凛子は選挙中に倒れ、病院で妊娠した事が判明した。選挙結果はどうなるのか、総理と妊婦の両立は出来るのか、てな話。
現在自民党の総裁を決める選挙中だが、もしかしたら実際に初の女性総理が誕生するかも、って現実とダブって観た。
男性と女性の違いは有るが、元与党から離党し新党を作り少数野党の党首を総理にした、とのストーリーは小沢一郎による細川総理誕生に似てるな、って思った。
コメディ要素もあり、悪くは無いが、なんか物足りない。悪役が居ないからかも。なので、観終わって残るものが???って感じ。
松井愛莉はスタイル良くて可愛かったし、中谷美紀は美しかった。
あと、余貴美子が貫禄あって良かった。
アイヲトウ
監督が監督だったので、期待少なめ不安多めで鑑賞しましたが、意外と面白かったです。割とエンタメ全開の政治映画は自分と相性がいいのかも。
出張から帰ってきたら、突然マスコミに質問攻めに遭い、国会の広報の方が付き添ってくれたり、大型モニターを見たら自分の妻が総理大臣になっているという展開から物語は始まります。現在日本でももしかしたら初の女性総理が誕生するんじゃないかと囁かれているので、リアルタイムな映画だなと思いました。
どこか頼りない夫を演じる田中圭さんの優しい雰囲気がとにかく最高です。よく振り回される役にあてがわれる圭さんですが、今回はずば抜けたハマり役でした。中谷美紀さんの圧倒的リーダーシップを際立たせる存在感もお見事です。そんな2人が自宅ではイチャイチャしてるんですからニヤけてしまいます。
政治映画とは言いつつもエンタメ要素が強めなので、政治の深いところまでは切り込みませんが、偉い立場の人間の育休や産休への理解、増税問題と、分かりやすいテーマを濃くなく薄くなく、いい塩梅で差し込んでくるのでちょうど良かったです。
演説で互いを抱きしめ合うシーン、辞任会見で今まで、これからの夫婦の愛と未来について叫ぶシーンはジーンときてしまいました。やっていることはイレギュラーですが、どんな恋愛映画よりも、真っ直ぐに気持ちを伝えている姿は勇ましかったです。
正しいのか間違いなのか分からない、いつか後悔するかもしれない、けれど今ある幸せはとっても美しいなと、ラストシーンの家族の和気藹々っぷりを見ていて思いました。なんて美しいんだろう…
期待を大きく上回る面白さでした。原作も読んでみようと思います。
鑑賞日 9/23
鑑賞時間 16:10〜18:25
座席 F-8
【”もし私が総理になったら、不都合はある?”とニッコリ笑って彼女は言った。”コメディ要素を絡めながらも、男性社会の日本で頑張る全ての女性に「未来をあきらめない」というエールを贈る映画です。】
ー 前半は、予告編でも頻繁に流れていたコミカルシーンを主に物語は展開していく。
それにしても、今作は絶妙のタイミングで公開されたなあ・・。ー
◆感想
1.大きな家に住んでいる夫婦だなあ、と思っていたら、鳥類研究所に勤めるヒヨリ君(田中圭)は相馬グローバルの御曹司だった!
ー 彼が、楽しそうに出張に行った場所。それは北海道の電波も届かない僻地だった。そりゃ、奥さんの凛子さん(中谷美紀)が総理大臣に就任しても気が付かないよね!
作品設定が、とてもユニークである。
そして、相馬グローバルを仕切るヒヨリ君のオーラが半端ない母上(余貴美子:どんな役も、バッチリ決めます。)とヒヨリ君の”カメラの前では”笑顔の野心滾る兄(片岡愛之助:無茶苦茶作り笑いがお上手。オカシイ。)ー
2.で、呑気に帰ってきたら、イキナリのマスコミ取材。それを遮るドSのシングルマザーの内閣広報官(貫地谷しほり:ツンツンした感じが、とても良い)。
ー 前半は、ヒヨリ君のオロオロする姿が、オカシイ。相馬グローバルの人々も相当に可笑しい。ー
3.凛子さんが直進党を立ち上げた理由を語るシーンはジワリと沁みて、連立政権を組んだ、民心党のドン、ハラクロー(岸部一徳:目の下の涙袋が凄い。ついでに、ハラクロ―って、そのまんまジャン!と思っていたら・・。)が、ヒヨリ君の昔から苦労してきた伊藤さん(松井愛莉)を使ってハニートラップを仕掛けようとしたり、結局増税に関し、合わず決裂する2党。
凛子さんは、選挙で国民の信を問うことに・・。
ー なんか、どこぞの国でよく聞く”国民の信を問う!” 揶揄かな?ー
4.オロオロヒヨリ君、”夫”と言うタスキを掛けて、慣れない選挙カーに乗るも、凛子さん、マサカのご懐妊。
皆、オロオロ・・。
ー ニュージーランドの女性首相は、子供を産んで、産休もキチンと取っているんだよ!日本は民意が低いなあ・・、全く。総理と言っても、ハタラク人なの!人権があるの!ー
□白眉シーン
・ヒヨリ君が、総理を辞める決意をした凛子さんの演説会場に必死に向かい、凛子さんに述べた言葉。最初は笑っていたら、いつの間にか、目頭が・・。
(ついでにパパラッチ男も、凛子さんの言葉が切っ掛けで、改心している。)
凛子さんが、ヒヨリ君をパートナーに選んだ理由が良く分かるシーンである。
田中圭さん、長台詞をバッチリ決める。良い役者さんだなあ・・。
ついでに、ハラクロー、イチオウいい奴じゃん!
5.ええっ、で辞めちゃうの?と思ったら、
”もし私が又、総理になったら、不都合はある?”と言いながら、可愛い女の子を産んだ凛子さんは、ヒヨリ君に言った・・。
<前半は、コミカルトーンで描き、後半は男尊女卑思想が未だに蔓延る日本で頑張る、全ての女性に大きな大きなエールを贈る作品。
クスクス笑っていたら、いつの間にか、目頭(涙袋ではない!)に涙が滲んでいた作品。
現実は、もっと厳しい事は知っているつもりだけれど、制作陣の心意気を嬉しく思った作品でもある。>
未来をあきらめない!
大好きなマハさん原作の映画とあって、とても楽しみにしていました!
もう、、何も言うことはありません。
ただ素晴らしい!
オープニングの優雅な朝。
お庭でのプロポーズ。
オウムの見事なタイミングでのセリフ。
相馬凛の説得力ある演説には、私も観衆として聞き入ってしまいました。
そして、それを支える夫や秘書、広報官たち。
夫の職場の人たち。
罠に陥れようとした人たちまで、鮮やかに味方につけていくところとか、とにかく中谷美紀がかっこよくて美しくて、素敵すぎました!
そして、最後の圭くんのセリフも泣かせてくれます。
未来をあきらめずに、こんなふうに生きたいですね。
文句の付け所もない、素晴らしい作品でした。
そ〜りん、ひよりー、好き!
こんなご夫婦いたら応援したくなりますね。
ストーリー、配役
全てが良いと思います。本当にこんなバックグラウンドのある女性首相なら応援したくなります。日和さんの記者会見での発言、その後の凛子首相の発言でウルウルしてしまいました。もう1回、見ようかな?
全37件中、21~37件目を表示