総理の夫のレビュー・感想・評価
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女性総理、いいよねっ!
なかなか面白かった。腹黒い原久郎、笑えました。
コロナ禍で世の中リモートワークが多くなった中、凛子さんが切迫流産仕掛けた時、リモートで会議なり指示なりできるのでは?とも思ってしまった。もし、それをして乗り越えたら、女性の職場においての環境改善等、大きく変革できるのでは?などと思ったが、、、やはり切迫流産、動かないで横になるのが一番ですから、総理の激務はやはり無理か、、、。
まあ、凛子さん子育てひと段落したら、再チャレンジするでしょうからね。
総理再選の続編も出来たら面白そうですね。
日本初の女性内閣総理大臣とその夫の話。 気品があり、凛とした貫禄あ...
日本初の女性内閣総理大臣とその夫の話。
気品があり、凛とした貫禄ある中谷美紀が良かった。
立場は違えど、女性として、働くものとして、考えることが似ているんだなと共感できる部分もあり。
総理大臣である妻と夫との夫婦愛も微笑ましく、良かったです。
もっと政界の駆け引きとか「ファーストジェントルマン」の日常とか、しっかり作り込んでいれば上質の内幕ものになったのにとは思います。
『総理の夫』は、原田マハによる日本の小説が原作。著者の政治への理想や憤り、皮肉が込められた作品です。
物語は、凛子が総理に指名された日から日和が付け始めた日記という形で、その奮闘の日々が語られるのです。鳥類研究所に勤める相馬日和(田中圭)は、北海道の秘境の地へ鳥類観察の出張に出かける前に、最愛の妻、凛子(中谷美紀)から、「あなたわたしが総理になったらどう思う?」と意味深な言葉を告げらて送り出されます。その時は全く気にしなかったのですが、10日後に帰宅しようとすると、空港でいきなり取材団に囲まれてパニックに陥ります。10日間全く情報が入ってこない僻地で観察を続けていた日和には、何が起こったのか全くわかりません。そんな時首相広報官を名乗る富士宮あやか(貫地谷しほり)にウムをいわずに、車に乗せられその場を立ち去ることに。車中から見たビルの巨大スクリーンに映し出される臨時ニュースに日和はびっくり。なんと妻の凜子が第111代内閣総理大臣に指名されていたのでした。
凛子は少数野党直進党の党首でしたが、与党を離れ新党を結成した改革派の議員・原久郎(岸部一徳/モデルは小沢一郎)によって連立政権が樹立され、史上最年少、史上初の女性総理に指名されます。凛子の総理就任を、無力ながらも精一杯応援しようぐらいにしか考えていなかった凛子の夫である日和は、相馬政権の安泰を画策するプロジェクトチームによって、「理想の夫」「理想の家族」を体現するファーストレディならぬ、「ファースト・ジェントルマン」として広報に駆り出されることとなるのでした。
富士宮あやかによって日和は、日々の行動を管理され、加えて多忙な妻とのすれ違いに疲弊していきます。
原久郎の裏切りで、凛子は衆議院を解散し選挙戦が始まる最中、日和はハニートラップを仕掛けられて、週刊誌に掲載されそうになります。その結果夫婦の関係は最悪に。さらに選挙中に凛子は倒れて、健康問題が露見しそうにもなります。
果たして凛子は、政権を継続できるのか、そして日和は総理の夫でいられるのか、本作ならではの大団円をご期待ください。
ボンボン育ちで無邪気、ちょっと頼りない年下夫を演じる田中のかわいさとコメディーセンスが光ります。そして、中谷はキリッとして頼りがいのある総理を好演しました。
正反対に見える2人ですが、凛子の政治家としてのキャリアを揺るがしかねない事態を支え合いながら乗り越えていく夫婦愛には泣かされました。
記者会見や遊説で凛子が国民に語りかける言葉からは、政治家としての信念が伝わってきます。ただその政策は、外交には全く触れず、福祉重視とそのための増税の一点張り。加えて原発廃止・環境エネルギー重視とを訴えている点で、今回の自民党総裁選で河野候補とほとんど変わらない点が気になりました。凛子が総理のままで日本は本当に良くなったでしょうか。
ひょっとしたら女性総理が実現するかもしれないという期待がこもった自民党総裁選挙のまっただ中で、これ以上ないタイミングでの公開となった本作。それでも現実の政治への絶望感さえ漂う日本。総選挙を控え、自分は政治に何を求めるか考えるきっかけにもなりそうです。
しかし本作はあくまで気楽なコメディーで、政治風刺などを求めると肩すかしされます。むしろ夫婦愛を謳い上げた人間ドラマといったほうが近いでしょう。それでも「総理の夫」を打ち出すのであれば、もっと政界の駆け引きとか「ファーストジェントルマン」の日常とか、しっかり作り込んでいれば上質の内幕ものになったのにとは思います。(公開日:2021年9月23日/上映時間121分)
総理の妊娠・出産は、日本国では、想定外!!
映画はとても良く出来ていて、妻が突然総理になって、
振り回されて困惑する夫(田中圭)
が、実に頼りなくて笑ってしまう。
本当に面白い映画なのだが、
ただ見終わった後、絵空事だなぁ・・・あり得ないなぁ・・・と、悲しくなった。
それは私たちの国「日本国」が、抱える問題。
困難過ぎて、行き詰まっていて、希望がなくて・・・
女性総理・・・だろうと、
連立政権・・・だろうと、
政権交代したら・・・だろうと、
30歳の首相が誕生・・・しようとも、
日本国に「希望」や「未来」はあるのだろうか?
抱える難問は少しは軽くなるのか?
と、思ったからだ。
中谷美紀・・・エレガントで才媛・・・イメージは女性首相にドンピシャ
田中圭・・・・こんな浮世離れしたピュアな人いるかしらん?
………………………相馬財閥の御曹司・・・お金の苦労なんてした事ないよな!!
適度に政治用語・・解散とか総選挙とかを並べて、
岸辺一徳の黒幕「原久郎・・・腹黒!!」をスパイスに、
日和(田中圭)の女性スキャンダルとか混じえて、飽きる事なく、テンポ良く進む。
女性総理・相馬凛子(中谷美紀)に起こる想定外のピンチ。
ここは、ニュージーランドの首相・ジャシンダ・アンダーソンさんを見習えなかっただろうか!!
《ここがこの映画最大の欠点!!》
日本では女性総理が任期中に、妊娠して出産する事は、無理なのかしら?
副総理や内閣がいるじゃないか?
ただ日本の場合、女性首相になったら、
社会が変わる・・・とか、
社会が良くなる・・・とか、
まったく思えないのが、
実に悲しい。
「参院選前に」
日本初の女性総理 を支える夫の話である。
別に田中圭が好きなわけではないが連続して田中圭の作品になってしまった
あてはめてみると1番近いのは高市早苗もくしは小池百合子あたりか。
そもそも 今の日本にまだ女性総理が誕生していない。
女性知事でさえ 47都道府県の中でも山形と東京だけだ。(今日現在)
参議院選挙前にみる映画としては良いと思う。
見やすくわかりやすい政治コメディ
(原作未読、ネタバレなしレビュー)
まず、この作品の政治に対して酷評しているひとたちは場違いです。見る映画を間違えています。この作品はジャンル「コメディ」で見どころは「信じあって支えあう夫婦愛」という映画です。ラブコメ作品にしっかりとした政治を入れ込む必要はないのです。
「今日から俺は!」や「テルマエロマエ」を見た後で「普通の高校生がガタイのいい人にかてるはずがない」や「温泉が湧くはずがないところで温泉ができている」など揚げ足を取りますか?しないですよね。別にこだわる必要がないからです。それと同じです。なのに何を政治映画と勘違いしているのか勘違いのレビューが多すぎます。
少し田中圭さんの演技が安っぽいというか違和感あるシーンがありますが、 中谷美紀さんの芯のある女性は最高です。この女性総理役はこの方にしかできないのではないでしょうか。
何も考えずに気軽に見るには最高の作品です。何も考えずにいると意外と大切なことを感じ取れるのはないでしょうか。田中圭さんと中谷美紀さんの夫婦役は愛くるしく愛おしいものです。ぜひ皆さんも鑑賞してみてください。
コメディー要素が強いが面白い
仕事で出張から帰ってきた日和。
そしたら、妻の凛子が総理大臣になっていた。
総理の夫ということでいろんなことが変わった。
凛子は、総理とした働いていたが妊娠し、疲れ切ってしまった。
そして、凛子は総理を辞することにしたがマニュフェストは後の人が実現したという内容だった。
堅苦しい政治の話ばかりかと思いましたが、コメディー要素が多くて面白かったです。
女性の社会進出と政治に踏み込んだ作品
男女共同参画といいながら、妊娠出産、産休はどうしてもネックになる部分。
理解が深まりきらない、浸透しきらないところもあると思う。
コメディ要素も取り入れつつ、人が子供を産んで育てるという当たり前のことを、うまく受け入れるためには?という問いかけをもらった気がする。
男だから、女だからということではなくて、できる人がやる。助け合うっていう根本的な部分がやっぱり大切だなと。
総理の相手を諭すのではなくて、聞き気づかせる話し方は台本通りだとしても、勉強になるなと思った。
理想はみんなが心の中に持っていて、でもどこかで諦めている。どうせ、、、だって、、、
そうじゃなくて、人間はやっぱり法則やルールだけじゃなくて、気持ちで行動するから、情熱や理想のために動けるから人間なんだと思う。
政治に少し触れていても見やすい作品。
増税は良くないと思います。
映画はストレスなく観れる。のんびる観るのに良い映画という印象。可もなく不可もなく。
役者陣も豪華。
しかし、終始気になるのは、増税推進というイデオロギーがずっとあること。
映画で推している政策はエンタメだから気にする必要もないかもしれないけれど、
増税、増税ってどうなのよ。
私は個人的に増税反対派です。
この映画はプロパガンダかなと。
ステマかなと。
無意識に増税派に洗脳してるのかと。
映画自体は夫婦愛や社会的弱者への思いやり、中谷美紀演じる女性総理の信念、その夫の献身的なところや優しさを描いている。
実に素晴らしい。
しかし、政治をテーマにする映画となると楽しめない部分があるなと。政策については。
福祉を推しているのも結構。女性の活躍を推すのも結構。みんなを幸せにするのも結構。だからって増税はないでしょ。
そして、経営者を少し悪者に描いているのもいただけない。
とにかく増税は国民を不幸にするよ。
映画の感想はとにかく、
増税は良くない。
以上
映画最高!
鳥の意味は?
女子中学生がこっそりノートに書いてる妄想みたいなストーリー。
勢いは開始5分も持たずだんだんテンポダウンしていき、見てる途中で何を伝えたい映画なのか不安にさせられる。見終わってみれば、想像以上に内容が薄くて唖然。
この時間を使って、このキャストを起用してわざわざ見る価値なし。
二人とも素敵なパートナーで楽しめた
こんなキレイで凛とした女性総理が生まれたら、
日本の未来は明るくなると思いました。
二人はお似合いの夫婦であり、お互いを思いあっていて、素敵なパートナーでした。
続編があれば観たいです。
美しい
凛々しく、逞しく、そして史上稀に見る美しい総理大臣
女性としての優しさと頼りなさもあり、ある意味温かみのある政治家で夫を始めとして多くの人に支えられて職務をこなす相馬凛子総理大臣がいる日本は幸せな国になると信じられました。
男社会忖度
原作は働く女性を応援する作品だが映画版は男社会に忖度する内容に仕上がってる。映画版では妊娠を機に辞任表明して専業主婦となった凛子だが原作は凛子を応援する日和が仕事を辞めて専業主夫になり育児に専念する毎日。要は原作レイプで「オンナの癖して総理やってんじゃねーよ」という女性の社会進出への警鐘。
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