「中谷美紀のひっひっふー、ひっひっふーが見たかった」総理の夫 カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
中谷美紀のひっひっふー、ひっひっふーが見たかった
総勢4人の男女混合の自民党総裁選が決まらないうちにと思って観ました。
こっちの方のパロディ映画の方が面白いかも。キャストをちょっと考えました。河野→石原良純、岸田→小泉孝太郎、高市→天海祐希、野田→石田ゆり子、政治記者→佐藤浩市、カメオ出演石破茂。小泉進次郎。
どうでしょう。
この映画は
政財界と関わりのない(むしろ避けている)鳥類研究所に勤務している鳥類学者の男(ひより)を主人公にした原田マハ原作の映画。この監督の映画は初めましてです。
「記憶にございません」では最後に総理SPに抜擢される若い警官役の田中圭が主演。財閥の御曹司で、護国寺・音羽の広~い敷地の自然豊かな御殿に住んでいる。実に羨ましい。飼ってるオウムがピンクで口下手なひよりの代わりにしゃべるのがちょっと面白い。兄のCEO役は愛之助。会長の母親役は余貴美子。どちらもメイクアップがステキ。
美しすぎる総理役は中谷美紀。直進党という小さい政党の党首43歳。岸部一徳扮する(というかいつもの)大型政党の党首、原久郎(はらくろう:腹黒)に担がれ、夫が釧路湿原に行って調査している一週間ほどの間に連立政権の女性総理になってしまった。総理公邸に引っ越すことに。ひよりは党の広報室の秘書(貫地谷しほり)に専用スマホを持たされ、行動を完全に管理されている。
鳥類研究所の名前は善田(ぜんだ)で所長は木下ほうか。木下ほうかがぜんだと言うと、ぜんら(全裸)に聴こえる。研究所の若い研究員役(松井愛莉)に自宅の蔵書を研究論文作成のために見せてほしいと言われ、スマホを研究所の机の引き出しにしまい、自宅に二人だけで戻ったところを写真を撮られ、スキャンダルネタとして週刊誌に載せるといわれるが、原久郎が政治記者に仕掛けさせた嫌がらせで、秘書と総理の妻に助けられる始末。はらくろに対して、大人の対応でかわす中谷美紀がステキ。そして、妊娠発覚。解散総選挙中の悪阻(つわり)がつらそう。選挙は秘書の阿須加が山形3区に立候補し当選するなどで圧勝。酒田の漁港での選挙運動シーンがありました。第二次政権を擁立するが、切迫流産を理由に総理を辞任することを決心するが、会見場にひよりが乱入し、妻の政治への思いと感謝を声高らかに披露して、大団円。次期総理は嶋田久作だった。
娘が少し大きくなって、またもや、「私が総理になったらあなたは何か不都合ある?」でエンド。
お産のシーンは皆無でした。
ラマーズ法でやってくれなくちゃ!
ナマーズ法?
ナじゃないよ。ラ、全裸のラ。
中谷美紀の
ひっひっふー、ひっひっふー
が見たかった。
旦那さんも、一緒にといわれ、
田中圭、過呼吸で倒れる。
そして、双子が生まれて、田中圭が育休を取るところからのドタバタ劇。
コロナのせいで、街中でロケができないのとエキストラを集められないためか、ちょっとチープ感が目立っていました。よく言えば、コスト削減。徹底節約。貫地谷が田中圭を乗せて送り迎えする車窓のボヤけた風景は東映の撮影所の近所で、多磨墓地内の道路だったりする。貫地谷さん免許ないの?かと思ってしまった。東映、日活のダブル配給なんですがねぇ。国の予算もこのくらい緊縮財政でお願いします。
お久しぶりです!
コメ&共感ありがとうございました
…50代の議員さんのオヨヨ情報にオヨヨ!貴重な存在👏
今後の政治に是非とも活かしていただきたいですね!
…笑いに暫く飢えていたのでカールさんの架空のキャスティング(特に石破茂)
に大爆笑いただきました😁