「夫婦中心のお話」総理の夫 トダー・オートマタさんの映画レビュー(感想・評価)
夫婦中心のお話
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この映画は、ある日突然
妻が総理大臣になった夫の奮闘記
内容としては、そこまで政治色がなく
コメディっぽくもなかった
妻が総理大臣になった理由はあまり描かれていなくて
単純に政局の都合っぽいが
同時にリアリティを出すために
妻は政治家として相当エリートで
夫も鳥類学者だが、グローバル企業の一族らしく
妻が総理大臣になったことで
周囲に翻弄されてしまうことも描かれている
妻が総理大臣になったことにより
スキャンダル騒動、選挙、そして妊娠による体調不良の辞任の一連流れになる
本作で政治を題材にしたのだが
俳優は違和感がなかったように思う
しかし、政治的な要素を少なくした影響か
政治の部分がかなりステレオタイプになっていたように思う
選挙の時には
増税による福祉負担を訴える少数政党か
それに反対する老獪な政党という対立は
現在見ると違和感があるように思えてしまう
総理大臣側である少数政党は
「増税による福祉改革」を訴えて、それが正しいと描写されており
政策的には見る人によっては
おかしく感じる部分があるようので
そこらへんで人を選ぶのだろうと思う
夫婦関係の映画としたら、いいのかもしれないが
あまり、政治的なものを期待しないほうがよい
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