「シンプルだけど奥深いお話。今週では(2/11)ではお勧め。」マーメイド・イン・パリ yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
シンプルだけど奥深いお話。今週では(2/11)ではお勧め。
今年30本目(合計97本目)。 ※ まさか、セーラームーン後編やプリンセス・プリンシパルのレビュー書いても仕方がないので省略(ただ、セーラームーン後編はちょっとだけ後で)。
さて、こちらの映画。今週はなぜかフランス映画が多め?「私は確信する」もそうですし。
元は人魚姫にモチーフを取るものだと思いますし、恋愛ものといえばもうそれはもう数はたくさんあるけれども、フランス映画らしくシンプルにまとめた点はすごく良かったかなと思います(コロナ問題はもちろん、意味もなくだらだらやるほうがお客さんも疲れる)。
あとは、「異なるものの容認と理解」でしょうか。人魚というものは、やはり今でこそ人魚姫などのストーリーでは神秘的には描かれてますが、「人以外の生き物」でかつ、身近にいない動物はどう考えても「お化け」です(ここでは、比ゆ的な言い方)。それを容認し、理解していく、そういう「異なるものを受け入れる力」という点をちゃんと織り込んでいるのは、単なる恋愛ものにプラスアルファして、という観点ではやはりこう、大人向けといいますか、良い内容だなと思います。ストーリー的にも難解な場所はないので、お子さん(特に女児の子?)と見に行っても良いかなと思いました。
特に減点すべき事項も見当たりませんでしたので5.0にしました。
フランス映画はフランス映画で良いところがありますね。
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▼ おまけ:劇場版セーラームーン前編後編のお話
・ 女児向けアニメか?と思いきや、実は天体ネタがたーくさん出てきます。前編以上に後編のほうがどんどん出てきます。予告であげられている程度の天文現象程度は知らないとおいていかれます(しかも、元の作品には一切関係してこない)。
※ そのためか、エンディングの協力などに「国立天文台」が出てきたりと、語句の使い方については極めて正確に描かれています(冥王星が惑星でなくなった点は除く。元の作品は冥王星の惑星除外よりも前であるため)。
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