「法廷場面、面白い!」私は確信する talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
法廷場面、面白い!
裁判ものの面白さに最近目覚めています。国によって、裁判所、裁判官、弁護士、検察、見てる人(陪審員その他)の雰囲気が異なっていてすごく面白い。
この映画は実話が基になっているということだが、推定有罪って日本だけかと思っていたら、フランスもおんなじようなもんかね!とびっくりしました。唯一フィクションの存在のノラ、フィクションでなければあんなに頑張らないよな、と思いつつ、想像で勝手に作り上げられる有罪は有り得ない!という強い思いがひしひしと伝わりました。彼女と被害者の関係はそんなに近くない。息子の家庭教師をしてくれているお嬢ちゃんのパパ、というだけ。でもその熱量は半端ない!
彼女と弁護士の関係も良かった。特に弁護士は、自分の空間・時間を犠牲にしたくない、法律に素人の女が!という風情ながら、実は異なり、彼女をほぼアシスタントにしちゃうし、喧嘩しつつも、粋だねーと思いました。
ノラ、偉すぎ。息子も彼氏もよく耐えた!
言葉の力が生き生きとしている法廷場面、痺れます!
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グレシャムの法則さんのコメント
2021年2月13日
推定無罪…とは少し違いますが、リチャード・ギアとエドワード・ノートンの『真実の行方』ご覧になってますか?
あれを思い出すと、『いや、なんかヤバくないっすか』みたいなこともあるんだよなぁ、とふと思ったりもするのです。
だから、映画って必要なんだと、高校生や大学生の必修科目になればいいのに、ともう一度思ったりもするのです。