KCIA 南山の部長たちのレビュー・感想・評価
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韓国の歴史を学ぶ
この映画は、朝鮮戦争後も混乱していた韓国(大韓民国)で1961年に起きた、李承晩大統領暗殺の1日を追ったもの。
韓国で映画が精力的に作られていて、その質もきわめて高い。おかげで、多くの韓国映画を観ることができ、戦後韓国の歴史に触れることもできる。映画はだいたい面白いし、学べるチャンスだし、いいことづくめだよ。
第二次大戦前に日本に併合されていた朝鮮は、終戦後、北をソ連、南を米国に占領統治された。1948年、南では軍部の李承晩が大韓民国を設立し大統領となった。翌月北では金日成首相が朝鮮民主主義人民共和国を宣言し独立した。南北が戦い続けた朝鮮戦争(1950-1953)において、韓国(大韓民国)は、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)に攻め込まれ続け、米軍・国連軍の支援にも関わらず、全滅・敗北寸前までいった。釜山で踏みとどまり、仁川上陸作戦で流れが変わり、逆に平壌まで侵攻するも、中国参戦で押し返され、1953年に停戦となった。(現在も、終戦したのではなく、休戦) 李承晩は、初代大統領として朝鮮戦争後も政権を続けたが、最貧国事情の中での権威主義的体制が嫌われ、1960年に学生デモを契機に政権崩壊。自由政権の下で、南北統一運動が盛り上がったのに危機感を感じた軍部は、翌1961年にクーデターを起こし、本作にも登場する朴正煕(パク・チョンヒ)が政権についた。(本作で、キム部長が叫ぶ 「俺たちは、なぜ命がけで革命を起こしたんだ」 の革命とは、この1961年のクーデターのことをさしている)
1961年に発足した軍事政権は、1960半ば~1990の25年間に及ぶ高度成長期 「漢江の奇跡」 の前半も実現した。この映画の主役となる "KCIA(中央情報局)" は軍事政権発足の1961年に南山に設立され、拷問を行うなど人民に恐れられ、朴正煕政権を支え続けた。その政権と一心同体にみえるKCIAのキム部長が、革命の同志でもあるパク大統領を、なぜ、暗殺することになったのか、映画はそこを追う。
大統領に次ぐNo.2 の座を情報部のキム部長と争うイ室長や、キム部長の前任で米国に情報リークすることで身を守っているクアク元部長など、まさに「南山の部長たち」 を通して描かれるのは、長期独裁政権で、孤高になり都合よく部下を使ていくだけになっていく大統領の姿だ。それは、ともに理想をめざしてかって蜂起したキム部長の目を通して描かれる。 「君のそばには、私がいる。好きなようにしろ」 という大統領の魔法の言葉によって、部下たちは自由にあやつられ、そしてあっさり切り捨てられていく。
発足当初は理想に近く見える権威主義が、長期政権下で必ず衰えてひどいものになってしまうことは、このパク大統領の例ばかりでなく、歴史上何度も繰り返されており、我々が注意しておかなければいけないことだと思う。
もはやレビューというよりも歴史の話に近くなってしまった。近隣国なので、この機会に、ある程度調べて書いてみた。朝鮮戦争は、金銭的には、最貧国だった日本が、鉄を始めとする戦争需要で、富を蓄えることを助けてくれた形になった。その日本は、かって朝鮮を併合する形で軍事支配していた。隣国は、歴史上の接点が数限りなく存在するものであり、各自の目で両国の歴史は知っておかねばならないものだと、あらためて感じている。
少し地味過ぎたなぁ
クァク室長のガニ股が気になった・・・
長期独裁政権は腐敗するものだという一般的な流れをそのまま行っていたパク軍事政権。イ・ビョンホン演ずる中央情報部部長キム・ギュピンは大統領に命じられるまま、ワシントンやパリに赴いて、元部長であるパク・ヨンガクの論文を押収したりするのだが、それは表の論文であり、隠された裏の組織の存在(イアーゴという暗号名も)や資金洗浄の真実を知らされ、徐々に疑心暗鬼に陥ってしまう。
パク・チョンヒによる軍事クーデターのことを彼らは“革命”だと言ってたし、自らの理想を実現したと思い込んでいたキム部長。絶対的権力の大統領の側近であり、事実上ナンバー2の権力を持っていたが、大統領が野党党首をクビにしたことによるデモ多発やその弾圧を目にし、民主国家とは違うと感じて心が揺れ動く。特にクァク室長の戦車を使ってのデモ鎮圧には相当頭にきていたようだった。
KCIAという存在は民衆を押さえつける恐ろしい諜報機関だという認識しかなかったのですが、その内幕を垣間見た気分にさせられた。資金洗浄の謎やイアーゴの存在は謎のままにされたけど、これらをめぐるキム部長の葛藤が見事で、やがて民衆を弾圧することの理不尽さに正義感を芽生えさせ、40日間の行動心理に迫った作品。結局はこの事変によっても民主化は進まず、新たな軍事政権が誕生したという虚しさも伝わってくる。
残念な点といえば一般市民の姿がほとんどなかったこと。市井の人々はどう思っていたのか。釜山での暴動だけはリアルだったけど、あまり人の姿が見えない。下手をすれば、ギュピンによる新たな独裁の始まりともとれてしまうのだ。それでも彼の人間らしさは表していたし、実際の映像や音声によって人となりが見えてくる。また、血の海となった宴席で滑ってころぶシーンがリアリティを増していた。
クズどもに銃弾を。
僕が好きな政治汚職コメディ「アシュラ」からすれば、この映画は幾分マイルドで語られる。
アシュラでクソ検事だったクァクドウォンが今回は良心で動く小物役で好演している。
史実をベースに動いているので物語はしっとりと、静かに進む。
やがて主人公の眼鏡のレンズの向こうにメラメラと炎が溢れ、引き金を引く。
ほんの少し前の韓国の話なのに、今の韓国からは想像が出来ないくらい違う世界をとても丁寧な空気感で描く。
日本で政治モノを取るとどちらかに振り切った作品で味が濃すぎるか、どっちつかずの中途半端な味付けにしかならないのに、韓国でこういった普遍的な政治モノをエンターテイメントとして成立させつつ問題提起の出来る作品に仕上げられるのは素晴らしいと思うし、それを一流の役者で花を添えられるのも素晴らしい。
ただし、一つだけ。
原題の「The Man Standing Next」の方が皮肉が効いてて良い。
P.s. 次に僕の隣に立ってくれる女性を探し中です。
〜「人には“人格”があり、国家には“格”がある。」〜
【賛否両論チェック】
賛:予備知識は、最悪なくても大丈夫そう。腹心の部下が暗殺に走るまでの葛藤が、淡々と描かれていくのが印象的。
否:登場人物の相関関係が、やや分かりにくくて難しい。グロシーンも少しあり。
大統領に対し、非常に忠実だったはずの側近が、どうして暗殺者になってしまったのか。その大義と忠義の狭間で揺れ動く様が、非常に淡々と描かれていくのが、少し切なくもあり、少し不気味でもあります。
ただ難点としては、登場人物同士の関係性がイマイチ分かりにくいところでしょうか。また、事件に関する予備知識は、最悪なくても大丈夫そうですが、やはりある程度は知っていた方が、物語が自然に頭に入ってきそうな感じもします。
グロシーンもあるので、好き嫌いは分かれるかもしれませんが、国家を揺るがす大事件の裏側を、是非ご覧になってみて下さい。
スタンドバイミー大統領
主人公は英雄か?それとも・・・
権力と暴力で圧政を行う朴大統領が統治していた韓国。
直属の部下である主人公のキム部長は、朴大統領の圧政をアメリカに告発した友人の監視・処理を命じられる。
大統領に忠誠を誓い、任務を全うした主人公だが、どんどん組織内で孤立していき、ついには大統領に見放される。
そんな報われない主人公が、
大統領を暗殺した理由に迫るお話。
以下ネタバレ気味
▼ポスターのキャッチフレーズにあるような、「なぜ」そうしたのかが、100%スッキリ明らかになるわけじゃないのが良い。
▽観る人によって微妙に印象が違うのではないか
▽殺したくもない友人を殺させといて人殺し呼ばわりされた怒り?、組織で孤立していく上で保身のため?国民第一の革命を遂行するため?
▽次の大統領のポストを期待していると仄めかされて友人まで殺してしまうあたりをみると、大統領になりたかったのではないかという説は100%は否定できないのではないか
▽じゃあ革命を遂行する正義のためか思うと、物語冒頭で、「そもそもなぜ革命をしようと思った?」というパク部長の質問に、質問返ししてしまう始末。
▽それでも映画ラストの証言では革命が動機だとして証言している。
▽物語を振り返ると、矛盾が散見されるというのがこの映画のおもしろいところだと思う。
▽つまりこの映画には、コレ!という「なぜ」に対する答えが提示されない。
▼主体的な動機がない、「イタコ」的な主人公のキャラクター。
▽「そもそもなぜそれを始めたの?」なんて質問をされれば、人はとっさに何かしらのそれっぽい理由を語る
▽でもほんとのところ理由なんてもんはなくて、気づいたら今の状況になってるってことはわりとあるんじゃないか
▽つまりは主人公には、もしかしたら、主体的な動機というか信念みたいなものはなかったのではないか?
(もしかしたら登場人物みんなそう?いや観客もそうなんじゃない?)
▽ただ目の前のことをただ無感情に処理してきた主人公は、誰かを自分に憑依させることで、誰かの受け売りで生きてきた。
▽朴大統領の意のままに分身のように生きてきた自分に疑問を感じたきっかけは、友人の死。
▽無感情に生きてきた主人公は、ここでようやっと感情が発動する。
▽しかし、自分の動機というよりかは、その友人が告発に至った思念を、自分に憑依させて暗殺を実行した。
(酒の力で死人とシンクロ率100%になるイタコ的な展開がなんか知らないけど胸アツ!)
▽暗殺が遂行されたあとは、自分の判断で動いていかなくてはならないが、じゃあ自分が大統領となって国を背負っていくかと思えば、ひよって力無くUターンしてしまう。
▽そういう信念ブレブレの人間の弱さ丸出しの主人公を見ていて、あぁわかるなぁ。。と共感。
(血でずっこけたり、ヘリに乗せてもらえない悲壮感、暗殺したの自分じゃないすという嘘が一瞬でバレるのとか、最高すぎるよ。)
▽映画を見ている自分のことを棚に上げて主人公の弱さを叩く気には到底なれないす。。
▽結果として独裁政権はその後も続くことになるけども、民主化に向けて一石を投じた重みは確かにある。
▽英雄っちゃ英雄だけどがっつり一般ピーポーなキム部長。僕は好きです。
▼最後の肉声テープの力がすごい。
▽その声を聞いた時は、シンプルに
「あぁ国民を思うヒーローだったんだ。
彼は生きる時代を間違えたなぁ。。」
と泣けた
▽それこそが彼が暗殺をした動機だったんだ。とキレイに収まるはずだった
▽でもストーリーを振り返ってみると、いろんな矛盾点が出てくる。
▽「なぜやったのか」という主人公の謎探しの旅は、実はラストシーンから始まるというミステリー展開がおもしろい。
▽ポスターのキャッチフレーズに釣られたなぁと感心しました。
支配者は革命によってすげ替わる
パワハラと裏切りに耐えた男の物語
韓国は自国の歴史を上手に映画にできてうらやましい。
大統領や革命のこと、歴代政府の行った悪行をエンターテインメントに出来る環境が有るって素晴らしいと思う。
日本では政権批判などの作品は少ないし、注目度も低いのでもっと作ってほしい。
実際に日本政治家の汚職や隠ぺいとかが浮き彫りになった映画を見たら楽しんでいられないと思うけれど。
なんにせよ、政治にもっと興味をもてたり、政治家に責任を持たせる意味でも映画は作られるべき。
本作は他国の事だからと他人事として映画を楽しんでしまう自分が居るけれど、次は我が身と肝に命じよう。
映画の内容はスパイ戦やらムカつく同僚、尊敬していた上司の醜態。いろんなストレスを抱えながら国のため?に行動を起こす主人公の40日間を描いく。
志高く革命を起こしたはずの彼らはどこで道を間違えたのか。協力して国を発展させなければならないのに身内は保身や出世、金もうけしか考えてないし、守るべき大統領は信頼できないし、本当に辛い職場だ。
主人公役のイ・ビョンホンは多彩な演技ができて凄いですね、真面目で忠誠心の有る南山部長を見事に演じております。
警備室長にキレるシーンは迫力あるし、大統領に懐疑的でありながら守ると誓う場面も複雑心境の顔がいいですね。
ラストの暗殺シーンもドタバタしながらも冷静を装いつつ全然冷静じゃない感じも素晴らしかった。
大統領役のイ・ソンミンは、人のよさそうな顔なのにはしばしで内側にあるどす黒い邪悪を垣間見せてくれる。
前南山部長役のクァク・ドウォンはまさに狸おやじ感が半端じゃなかった。途中から六角精児に見えてきたけれども。
実録小説を元にしたフィクションとの事だが、どこが真実でどこが創作なのか気になる。
権力の座を捨て国民のために行動を起こした男の生き様、濃厚なサスペンスとしてとても楽しめた。
大統領を守る事は国を守る事。
国=大統領ではなくて、本当なら国=民なんだよね。
政治家の存在意義を改めて問うております。
権力者は必ず腐敗する。
虎の威を借る狐であろうともその腐臭には我慢できない。
狐には狐の矜持があるのだから。
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劇中セリフより
「私はいつもそばにいる、君がやりたいようにやりなさい」
責任を取ると言ってないあたり、自分の手を汚さない実に上手い言い回しだ。
成功すれば自分の手柄、失敗すれば他人のせいにできる。
この言葉に安心するか不安になるかは考え方しだい。
私はあなたの側にいる。好きにやってよい
冒頭、事実を基にしたフィクションと断り書きがでます。
韓国情報機関が大統領を暗殺したのは間違いありませんが、その理由は国への愛国心からか、それとも大統領の寵愛を失った嫉妬心からか、実際のところは分かりません。
「私はあなたの側にいる。好きにやってよい。」
劇中にある当時の最高権力者が部下に汚れ仕事を命じる際の言葉です。具体的には言いませんが部下はその意味が分かります。そのくせ、うまくいかないと責められます。とても怖いですね。
実際の歴史において、この事件を契機に軍事政権が倒れたかと言えばそうではなくて、次の軍事政権が反体制派の弾圧を続けたそうです。軍部の支配から脱したのは1987年だとか。その背景にはきっとアメリカからの圧力もあったのでしょうね。
個人的には、韓国の歴史について朝鮮戦争後の軍事政権からこの暗殺事件、その後のソウルオリンピックに向けた民主化について漠然とした知識しかありませんでした。
韓流とかKーPOPとか現在の韓国文化に浮かれるのも悪くはないのですが、歴史を知れば韓国の別の姿も見えてくるのでしょうね。
真実に近い?
歴史を浴びた
マッサ
評価も上々なので期待して見に行きましたが、期待を超えるものはなかったような気がします。
韓国映画はとても好きなのですが、自分の好みのものはエンタメ性の強いものなので、"社会性"じゃなく社会派の映画はどうも相性が悪かったみたいです。
全体的に暗殺までの流れが描かれるのは知っていましたが、いかんせん分かりづらく、キャラクターの名前も中々覚えれませんでした。そのため、誰がどうしてこうしてあーしてが分からないまま物語に乗っかっていきました。
演技の熱の入りようが素晴らしく、起伏の激しいところまでが自然なまま演じられていてとても良かったです。
基本112分謎な映画でしたが、気になっていたので見れてよかったです。お粗末。
鑑賞日 2/14
鑑賞時間 13:40〜15:40
座席 自由
なるほど
朴大統領が側近に暗殺されたのは知ってたけど、日本の報道って「宗主国」アメリカ以外の事はざっとしか伝えないから、お隣の国の事なのにほとんど知らないでいました。
何となくKCIAって恐いらしいとか。青瓦台には近づかない方がいいらしいとか。
そんな風に聞いていたような。
なるほど、そんな事があったんだ!
眼鏡の部長の顔の筋肉、僅かな動きで表す感情。緊張感を持ってしっかり伝わりました。
「閣下」「閣下」って持ち上げてしまってたら、元々の理念とか忘れちゃうのかしら。
この大統領では駄目だ!と思わせるあの発言この発言。
そして「お前の側には私がいる。良いようにしろ。」って誰にでも言う。皆「忖宅」しちゃうよね。
この前まで私たちのトップにいた、お腹が痛くなりやすくて「息を吐くように嘘を吐く」あの人もまるで「閣下」みたいだった。国会答弁聞いてたら「アフリカあたりのどっかの国の独裁者?」って思って、「ヤバい!うちのトップだ!」って心底怖くなったのを思い出した。
周りが競って「忖宅」合戦。
でも誰も辞めさせられなかった。
病気が部長?
韓国でヒットしたのは当然だけど、こんな映画を観ると韓国ってやるなって感心する。BTSも凄いけど、映画も凄い。
"なんざんの部長"1枚ください
俳優の演技が圧巻。特に脇を固める俳優
南山の部長たちはまずこの時代の韓国の軍事独裁政権下のKCIAなどある程度の予習はして観た方がいい。韓国の社会政治サスペンスだが色々考えさせられた。時代背景、ストーリー的には様々な考え方があり個人的には評価できないが、やはり南山の部長たちは俳優陣。主人公のイ・ビョンホンは説明不要の圧巻の演技力だが、脇役のイ・ソンミン、イ・ヒジュンの役になりきった演技が素晴らしい。この三人の演技を観るだけでもこの映画を観る価値があった。今年初の映画鑑賞だが内容はストーリー的や物騒なシーンもあり3点だがイ・ビョンホン、イ・ソンミン、イ・ヒジュンの演技力を評価し1点プラスし4点。この映画は二人よりも一人で観る事をすすめたい。
「あの頃は 良かったです...」
未だかつて、
〈部長〉という肩書の主人公を題材にして、
こんな物騒な映画が存在しただろうか!
横分け七三メタルフレーム眼鏡の
イ・ビョンホン演じる役人キム部長と
その仲間たちが織りなす大統領暗殺劇 in 70s。
拷問・盗聴・裏工作もなんのその、
仁義なき権力闘争で暗躍する
キム部長もさる事ながら、
大統領に反旗を翻して告発するかつての戦友=
韓流イイ風体代表格のクァク・ドウォンが
70sファッションも相まって、
いつにも増して不敵な存在感を醸し出してて
抜群なんだよなぁ〜☺️
水割りをヤカンで作る独自のカルチャー🥃
にも衝撃を受けつつ、
実在の暗殺事件を重厚な映像と
韓流ベテラン勢の演技合戦で魅せる
今作もサスガの韓国映画といった出来。
この後、図らずも軍事独裁政権が
スタートしてしまうワケですが、
80年代に入って起こる民主化闘争を題材にした
『1987、ある闘いの真実』が
コレまたオールスターキャストですこぶる面白い!
…辺り、政治ネタを題材にしても
見応えのあるエンタメにしっかり昇華させる
のが毎度映画好きとしてはシビれまくります🙏🏼
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