燃えよデブゴン TOKYO MISSIONのレビュー・感想・評価
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アクション以外が😹😹
ドニー・イェンのカンフーアクションはキレッキレでさすが。久々にスクリーンで華麗なヌンチャクさばきを堪能した。
残念ながらアクション以外の部分がいただけない。日本人向けのギャグがお寒いばかりで、全く笑えない。香港編は、まだよかったんだけどね。
せっかく日本人が監督してるのにエセ歌舞伎町にエセヤクザの感じに仕上がってしまってもったいない。東京編は、シリアスな雰囲気を出せば見ている方の気分も締まってもっと盛り上がったと思う。
そもそも太らせる意味あるの?
1987年の『燃えよデブゴン』のリメイク的作品ではあるが、ブルース・リーに憧れていて、太っているという点しか共通性はない。
そもそも「デブゴン」とは、俳優のサモ・ハン・キンポーが太っていて、彼を主人公にした作品として「デブゴン」とされていたし、その後のサモ・ハンが出演した作品は、ことごとく日本が「デブゴン」シリーズとしていただけで、原題も違えば、続編でも何でもない。
つまりサモ・ハンという、もともと太っているアクション俳優がコミカルでおもしろいという理由から俳優ありきで製作されたわけなのだが、今作では、太っている俳優を使うのではなく、ドニー・イェンに特殊メイクをして太らせている時点で企画としては破綻しているのだ。
百歩譲って、それはいいとしても、根本的な問題があって、それは「そもそも太っている意味あるのか」ということだ。もともと太っていない俳優を、わざわざ太らせているのだから、「太っている」という設定を物語にどれだけ反映させられるかという話になってくる。
例えば、超古典的なネタではあるが、悪人を追いかける途中で狭い場所に挟まって動けないとか、常に何かを食べている…とか、そういったネタが入らないと逆に違和感があるわけで、今作は、それをことごとくスルーしているのだ。
香港アクションならではの、コミカルなおバカアクションもあるわけだが、そこにさえ設定を反映させておらず、終始「太ってる設定いるの?」と考えてしまう。アクション・シーンは、普段のドニー・イェンと何も変わらず、素早すぎて説得力が全くないし、太っていたら物理的に不可能な動きもしてみせる。
もともと太っている俳優なら、それらの点の疑問もスルーできて、俳優の個性とキャラクター性から、「デブゴン」としても問題ないと思うが、今作の無理矢理感には、安易なリメイクという印象しか残らない。
人は見た目によらないということを言いたいのであれば、超ダサいオタクとか、そんな設定で事足りるわけで、太っている設定が必要ないのだ。
アクション映画、香港映画的にツッコミ所が絶えない作品ではあるが、バランスとしてはとても上手くまとまっていて、アクションシーンも楽しいものが多いだけに、そもそもの設定の謎が気になって仕方がなくなってしまう。
ロケーションのことを言うと、東京というのは、なかなか撮影許可が下りないのか、東京とは言っても、ほとんどのシーンがセットの中で展開されている。
変な部分はあると言っても、一時期の漢字とカタカナが入り混じったカオスな看板が並ぶような、ドラマ『HEROES』やローランド・エメリッヒ作品の日本描写よりも、かなりマシにはなっているのだが、それよりもあきらかにスタジオ内ですという圧迫感が伝わってきて、室内で暴れまわっているようにしか感じられなく。舞台劇を観ているようだった。東京というよりナンジャタウンに似ている。
竹中直人も、明らかに漫画のような典型的なバカ警察を演じている。日本の変な描写やキャラクター造形も外国人監督というのであれば、理解できるのだが、これは日本人が監督しているという点で、より罪が重い。
決戦場所がスカイツリーではなく、東京タワーというのも外国人ウケを狙っているのだと思うが、それなら芸者やカブキ、侍、寿司なども登場させて欲しい。築地と東京タワーってのは、東京と言っているわりには、なかなか狭い空間での物語だ。
こういうので良い
もうね伏線も謎解きも要らない、
往年のカンフーコメディで最高。
考えなくていいの!
アチョーバシバシ!
これがいいんだよねー。
アクションシーンはそれなりに楽しめるし良き良き。
個人的鑑賞料 1200円
閑職で間食したら120kg
あーー、そうか。アメリカには、暇な人が多いんだ!って思いました。半分マジに言ってますw
正義の破壊は良い破壊。って訳でも無いけれど。イヤー、でもでもでも。ウルトラマンもビル壊したでしょ。ゴジラにむかって撃った砲弾だって命中しなきゃ、誰かの財産を破壊するかも知れない流れ弾。少々のモノは公務執行の不可抗力どす。にしても、派手に良く壊す。と言うか、派手に壊さなきゃホンコンカンフーじゃないしw
安定の破茶滅茶ストーリーにイップマン参上で、もう滅茶苦茶です。香港カンフーの香港映画の監督が日本人ってのも滅茶苦茶と言えば滅茶苦茶なんですが、これが滅茶苦茶にオモロかったw
タメにタメてからの勧善懲悪がマジ・カンフーの基本なら、おちゃらけて、ラッキーに恵まれて、ヘラヘラしながらも敵を殲滅してスマイルだっちゃ!がコメディ・カンフーの文法。
今回は東京ヤクザ相手にグロック19の連射も披露。ラストとか滅茶苦茶ついでの東京ナイトフライト。夜景はキレイでしたかーー?
楽しかった。とっても。
島倉役の丞威さんが良かったです。日本で活躍して欲しい若手です。
これは面白い!
期待以上でした。
なぜか急に太っちゃったけど、スピード、軽やかさは健在。
会話も面白く、仲間のチームワークが素晴らしく、特に恋人とのやりとり、戦いのチームワークが最高によかったです。
これはお勧めです。
ドニー先生のスピードアクションと棒術が存分に楽しめる。 やたらとキ...
ドニー先生のスピードアクションと棒術が存分に楽しめる。
やたらとキャラの立った登場人物や、エンドロールのNG集などは80年代のカンフー映画を思い出させる。
しかし、「デブだけど速い」というギャップをもう少し見せてほしかった。
かなり昔のジャッキーチェンのコメディ要素満載のカンフーアクション映画のような作品。嫌いじゃないです。日本の描写はアレですけど・・
かなり昔のジャッキーチェンのコメディ要素満載のカンフーアクション映画のような作品。昔レンタルした「プロジェクトA」は繰り返し見た好みの作品だったし、この手の作品は嫌いじゃないです。
ただ、日本の描写は日本人としてはあまり気分の良いものじゃないですね(ヤクザが跋扈し、警察は腐敗し、地震に襲われる国ですので。まあ、ここら辺は、外国人が思う現在の日本の姿なんでしょうかね)
主役のドニーイェンは、スターウォーズ・ローグワンの盲目の剣士役ですが、メイクでデブになった姿のなかにはその面影はありません。デブにする必要性はあったのかな・・
あらすじにはツッコミどころ色々あるんですが、そんなの気にせずに楽しむ映画かと思います。
昔なつかしクンフー映画。
懐かしさ満点なクンフー映画。全てのシーンがどこかでみたような…。が、久しぶりに気楽にクンフーアクション楽しんで盛り上がれた。ヘリコプターやら要らない無駄なシーンも多いけれど…やっぱりサモハンの方がキャラがたってるかなー。
なぜ主人公が太る必要があったのか、太っていることで何が面白いのか、その点だけは監督の狙いが的を完全に外してしまったのではないかとしか思えませんでした。
香港映画なのですが、監督は日本人。舞台も半分は東京、というわけで、けっこう楽しみに観に行ったのです。
最初に、この映画は東京タワーではロケをしていません、みたいな注釈が出て来ます。
東京タワーを舞台に設定したアクションシーンがあるのですが、そこが東京タワーでないことは一目瞭然なので、どうしてわざわざこのような注釈が必要だったのかはわかりません。
商標権の問題とかが絡んでいるのかも知れませんが、世の中なかなか世知辛く、面倒くさいものだと思いました。
さて、オープニングの派手なカーアクション。
これは香港アクション映画の文法通りで、思わずワクワク期待感が燃え上がります。
しかし、そのあとがいけません。
デジャブ感の寄せ集めのようなシーンが続き、しかもなんともミミッチくて、お昼のロードショーみたいなテンションのままでお話は終わってしまいます。
もっともっとアイディアを絞って、面白いものを見せてほしいと思いました。
ただ、香港が事実上、中国に併合され、自由を奪われてしまった状況を考えるなら、香港の映画業界をゴッソリと、たとえば神戸とかに引き抜くことができるといいなと思うのです。
香港映画のノリは、関西的な笑いとの親和性もそれなりに高いですし、日本映画の水準を一段階高め、選択肢を広げることにもつながる上に、追い詰められた香港の表現者たちを救うこともできるし、一石二鳥ではないかな、と感じたのでした。
この映画の監督のつながりで、何か良い方向に進まないかな、と。初夢みたいなものですけどね。
太ってたって良い!
太ってる、いわゆるデブは偏見は付き物であろう。それはなぜだ?自分に甘いから太るんだ。体調管理もできない奴は仕事なんかできるわけない。
もうそんな時代は終わりだ。
太ってたって強ければ良い。太ってるからこそ生まれる強さもある。
帰りのエスカレーターでジャブのシャドウしながらこの映画を見終わったおデブな彼氏が前にいた。悪くないだろう。おデブに勇気を与えてくれる作品だ。ロンリネス。ありがとう。
タイトルなし
新春初笑いにもってこい。80年代の香港映画を彷彿とさせる功夫コメディで、デブゴンになった(太った)ドニーがとてもチャーミング。
ドニーファンなら嬉しい小ネタ満載。『SPL/狼よ静かに死ね』のパロディシーンには吹くほど笑った。
笑えるシーンも多いが、アクションシーンはどれも高水準。さすが香港アクションを知り尽くした谷垣監督!
カーアクション、歌舞伎町、市場、東京タワーと色んなアクションを見せてくれる。東京タワーでのアクションはほんとハラハラドキドキで手に汗握るバトルだった。
古き良き香港映画
昔よく観た香港映画のティステト満載。
ドタバタさも、ストーリーも、コメディも、香港味!
女優に何でもやらせるところも香港味。
ブルースリーへのオマージュもあり、私みたいな古い人間にはたまらない。
香港はこんな映画をいつまで作れるのだろうか?
香港の自由を残して欲しい。
Golden harvest映画大好きだったことを思い出した。
昔風のミニ系マイナー感な作品
昭和の時代ならもっとプラスしたいが40年位前のジャッキーの作品レベル デブと言ってもあの位の人は警察にはいるだろうけどストーリーや背景が昭和感?ヤクザと警察や地域 芸能やビジネスの介入がまあ歌舞伎町や東京タワーのセットは良くできてた
でもタワー展望台にあんな豪華な貸し切りラウンジは無かったと?
谷垣健治監督作品の逆輸入的公開に拍手!!
まずはアクション監督として日本と香港で実績を重ね、この規模の香港映画で監督を任されるまでになった谷垣健治氏のひとまず集大成的作品が無事日本公開を迎えたことに拍手!!
これの製作決まった時「ドニー・イェンがデブゴンって、まさか、かつて映画で太ったり痩せたりしたデニーロみたいなことしたのか!?」って所から興味津々で楽しみにしていた作品。
一応サモ・ハンキンポ主演「燃えよデブゴン」(1980年)という下地はありつつもデブってこと以外中身は全く関係ない。
観終えた感想を一言で言い表すなら
「ドニー・イェンって人、アクションは物凄いけどイマイチ日本人には親しみ無いのがネックだったのに、思いっきりイメチェン計って来やがったな!」
的な作品。
香港映画の魅力ってアクションだけでは無くコメディも相当実力あるお国柄な訳で、特にサモ・ハンさんはその双方のさじ加減を絶妙に変えて多彩な作品に出演したり監督したりプロデュースしたりして来た訳ですが、ドニーも今回はその辺りを意識し、プロデュースもしつつ陽気なデブを楽しく演じているのが素晴らしい!!
さて、日本ロケを行った香港映画は本作に限らず過去にも色々あった訳ですが、実は一部香港のスタジオに日本の街風なセットを組んで撮影してるので、映画を観ているとリアルな東京から突然怪しい無国籍な路地裏に場所が変わったりもするんですが、今回は比較的その手の違和感少ないです。
でも、その辺も「このシーン、もしかしてセット!?」とか想像して観て頂ければより楽しめるのかな、と。(エンディングで一部タネ明かししてますので是非最後まで!)
エンディングまでしっかり本作観たあとは、過去に日本ロケした海外映画を検索し探してDVD鑑賞ってのも楽しいんじゃないでしょうか。
特に大阪が舞台となり日本から高倉健、松田優作が出演した「ブラックレイン」は多少本作のベースになっているかも。
ドニー・イェンはこうでないと!
ドニー・イェン主演のアクションコメディ。署長に嫌われ現場をはずされ、婚約者にもふられた元刑事が名誉挽回のために犯人を護送した東京で巻き起こす騒動を描く。
冒頭で、本編に登場する東京タワーはCGやセットでロケで撮影したわけではないというテロップが表示された。なんて無粋な心遣い。
たしかに登場する東京は架空の街と思える様相。歌舞伎町かなとは思うけど、場所がイメージできない。ストーリーも大概しょーもないからそこらへんは割り切るしかない。
でも、ドニー・イェンの本作のアクションはとっても素晴らしい。ドニー・イェンのアクションを抑えた映画(追龍)も最近あったが、やっぱりこうでないと!雑居ビルを飛び回るアクション、東京タワーでのアクションは見惚れてしまった。これがなかったら2.0くらいの評価。
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