燃えよデブゴン TOKYO MISSIONのレビュー・感想・評価

ド兄が特殊メイクを駆使して体重100kgを超える巨漢に！
しかし中身は安心のド兄。
“太っても最強”の通り軽快なカンフーで敵を倒してくれます。
映画全体が非常にコミカルなのも彼のイメージや作品としては珍しいのではないでしょうか。

ちなみにデブゴンという名の作品はこれと78年作サモ・ハン主演のオリジナル版「燃えよデブゴン」のみ。
今作は内容を変えたオリジナルのリメイクと位置付けられましたが、他のデブゴン作品は一切関係ありません。

ジャッキー映画やセガールの“沈黙〜”でもお馴染みですが、この邦題の無理矢理シリーズ化戦術…
何とかなりませんかねぇ？💧

アクションは見応え充分。さすがはドニー・イェン。太ったメイクに何の違和感もなし、そこもすごい。ヒロインも超美人です。
ただストーリーが…ちょこちょこ日本人俳優が出演もなんかツボ。通訳、松下奈緒かと思った（笑）
J:COM

コミカルムービーを予想していたが、叶問のトニーチェンの3枚目デブゴンはやっぱり無理があるね

「ローグ・ワン」で見たドニー・ツェンは老僧という感じだったので、この映画で実は若かったのか、と思いきや調べると59歳！太っちょメイクのせいか、キレすぎの動きのせいなのか…。久々にジャッキー・チェンばりの爽快アクションでスッキリできた感じ。日本の描き方は特に気にならなかったが(竹中直人はうっとおしい側に振れすぎて嫌悪感高し)、東京タワーのシーンを見たカップルが「あの店に行ってみよう」と聖地巡りに乗り出すのだけが心配。

コミカルなドニー・イェンも良いです。中国政府は、香港の映画製作の自由は守って下さいね！

ジャッキー・チェン、サモ・ハン・キンポー、ユン・ピョウ、プロジェクトA、スパルタンＸ、ポリスストーリー、あの頃の香港映画がそのままに♪
笑いあり涙ありアクションあり♪
そして必ずハッピーエンド♪
そしてそしてエンドロールもビックリ！
え？ あのデブは…((((；゜Д゜)))
凄く面白かった♪
同じ年代の人は面白さと懐かしさでいっぱいになる♪
コレはオススメ!

東京に出張した香港の刑事が、ヤクザと腐敗した警察相手に奮闘する物語。

ドニー・イェンが主演するアクションコメディ。「燃えよドラゴン」のオマージュ作品「燃えよデブコン」のオマージュ作品です。
クンフーアクションは流石のキレがありますし、コメディも映画館で観れば大笑い出来るレベルのものだったと思います。
ストーリーは滅茶苦茶ですが、そこはコメディですから、あら探ししてはいけないのだと思います。

ただ、どうしてもサモ・ハン・キンポーのアクションと比較してしまいます。まだ、ワイヤーの使用も限定的でＣＧもなし。そんな中で生身の迫力あるアクションを私は愛して止みません。その比較の分だけ、評価は低めです。

香港映画のコメディーアクション
ジャッキーやサモハン、ユンピョウを見てた世代としては嬉しい映画やね！
舞台が東京ってのに違和感あるけど
まぁ監督が日本人やしいいかな

でもなぁ
あの昔の香港が舞台の香港映画をもう一度見てみたい

香港警察のやり過ぎ刑事（ドニー・イェン）は、閑職に追いやられて太ってしまう。
以前捕まえた日本人容疑者を日本に連れて行くが、逃げられてしまい・・・。
舞台はほとんど日本だが、このセットが良く出来ていて見事だ。
アクションは言わずもがな。

『燃えよデブゴン』という題名だと昔のサモハンキンポーの『燃えよデブゴン』思いだすけど、主人公がデブだということ以外はまるで関係ない。

『燃えよデブゴン』が好きな人が続編を期待して行くと、期待はずれで怒るかもしれない。

それにまさかいないと思うけど、ブルースリーの『燃えよドラゴン』とも全く関係ないので、それ期待していくと大変なことになる。

最初の方で『ドラゴンへの道』のテーマ曲が挿入されたりするけど、パロディーでもないし、時々小ネタ的にブルースリーが映るのと、竹中直人さんのモノマネくらいしか出てこなかった。

ストーリー的なものはあまり関係ないけど、あえて例えるなら、松田優作さんと高倉健さんが出演していて、マイケル・ダグラスが主役をしていた『ブラックレイン』かな？

これもなんとなく外形が似てるのと、敵のヤクザ役の丞威さんが、松田優作さんの息子の松田翔太さんに似てるくらいしか共通点なかった。

個人的にはタイ映画だけれど『チョコレートファイター』が好きなので、築地市場や、歌舞伎町で戦うところと、日本人が出てくるところが『チョコレートファイター』みたいで好きだった。

香港映画だけど、タイ映画に近いのかもしれない。

香港のカンフー映画が好きな人には抵抗があるかも？

この映画は雰囲気だけで、中身的なものは何もないけど、アクションはいいと思った。

純粋な香港のカンフー映画ではないからよかったのかもしれない。

そんなに見ているわけではないけど、香港のカンフー映画って、サービスなのかもしれないけど格闘シーンが長すぎるような気がする。

ブルースリーのやつは途中からハリウッド映画になったりして、ちょっと違う感じだけど、純粋な香港カンフー映画は、戦うシーンが長すぎて、キレや技がすごいのはすごいのはわかるんだけど、だんだん飽きてきて眠くなってくる。

それに必ず笑いが入るんだけど、それもいいところでもあるけど悪いところでもある。

純粋に面白くない時もあるし、面白かったとしても、緊張感がなくなってよくない時がある。

それにブルースリーがよく使っていて、個人的にすごく好きな武器の”ヌンチャク”が意外に出てこない。

たぶん”ヌンチャク”は沖縄の武器だから、いろいろ問題がある、みたいなことなんだろうと思うけど、それがいつも残念だった。

日本人監督だからかもしれないけど、その辺が修正されていて、実にいい感じにまとまっていた。

最後の東京タワーでのシーンなど、ヌンチャクをすごく使って戦っていたし、笑いも適度にあるけど、緊張感もあって、飽きさせない工夫もいろいろしてあって、正直感動した。

この映画は、いろいろ抵抗のある人もいるんだろうけど、個人的には面白かった。

ストーリーは無茶苦茶だが、アクションとキレキレの小芝居が面白い。
特に、築地のアクションは笑える。
風景はロケとスタジオが交錯してるが、主役たちが出てるシーンは全てスタジオですね、東京に来てないのね。
映像がブレードランナーみたいで、楽しいですね。
セリフや演技が、なかなか笑えるコメディです、意外と。
東京タワーとか、新宿が、ウソみたいで、逆に新鮮で、トホホに笑える。
スーパーB級映画です、是非。

サモハンの同タイトルをリブートした作品。
ドニーらしく、やはりというか冒頭で李小龍の下りがw本当抜け目がない。
そして今作は何と言っても監督でしょう。
ドニーイェンと何度も仕事をしていた、谷垣健治が監督を務めています。
日本だと「るろ剣」シリーズのアクション監督がわかりやすいでしょうか。
デブゴンを冠に入れているだけに、どこかコミカルでハートフル。
これがまた古き良き香港映画を見ているようで実に面白い。
技の巧みさより、とにかくテンポの良さが心地良いのです。
舞台となる東京は、コンパクトな歌舞伎の街が面白い。
どこか不思議な雰囲気が、ゲーム「龍が如く」のようなんですよね。
バックドロップなども戦いに取り入れている辺りもそう感じました。
それと日本人の監督らしく色々細かいところに目が言っており、地震速報は地味に面白い演出だった。
最後の舞台を東京タワーにしたのも良く、それと何気に音楽が良いです。
それにしても色々なアイディアがふんだんに詰まっていてとても面白いです。
もちろんカンフーもしっかり見せており、ヌンチャクの技術などは圧巻。
エンドロールでNG集のように撮影の裏側を見せてくれるのがまた最高だった。あと特殊メイクすごい。
これは本当面白かったです。

ドニー・イェンのアクションシーンだけで、
ストーリー展開がとにかく残念です。特に舞台を
日本に移してからはグダグダで、なんだかなぁ。
でも、ドニー演じるフクロンと婚約者との
やりとりはちょっと楽しい。

キル・ビル観ようとしたのに、黄色のつなぎーー！！こんなおバカなジャケット見せられたら、つられちゃうじゃんか。中身は特にない。しか〜し、キレっキレの香港カンフーアクションは、疲れていて何も考えたくない時に、脳みそパッカーン🤯で楽しめる。そんなアクションコメディです。

実写の日本映画見るたびに「金なさそだな・・・」と思ってしまう今日この頃、金かかって羨ましいよ、ホント。
アクションシーンが素晴らしい、それにまつわるカメラワークが邪魔でない、というこの2つで☆3つ。
欲を言えば、もっとカットなしで観たかった（香港映画らしくね）。

地雷と解っていながら見てしまう…やはり地雷だった(笑)

アクションは言わずもがな良かったですけどストーリーはハチャメチャ…まあ解ってたからいいですけど

日本や日本人の印象はすこし気になったけど、日本の描き方はハリウッドに比べたら何倍もちゃんとしてました。

日本のヤクザが絡む海外アクション映画だと『ザ・レイドGOKUDO』や『ローグアサシン』等が挙げられるが、それらを上回る傑作。
意外とストーリーがしっかりしてるし、ドニー・イェンや岩永ジョーイのアクションも素晴らしい。コメディ要素のおかげで日本の闇に触れつつ痛快なアクション映画に仕上っている。
でも序盤の恋人のヒステリーと中国のマスコミにはイラっとしたな。強盗を捕まえた正義のヒーローにクズ男ってなんなん？中国ってこういう報道やインタビューを普段からするの？さすがにその辺はフィクションであれ。

不満を上げるなら、ヤクザ役でアクションに定評のある三元雅芸や島津健太郎を起用してんのに彼らのアクションシーンがなかったのが残念。中ボス戦としてドニー・イェンvs三元雅芸が見たかったな。

ドニー・イェンは大好きだ。
彼を見るためにこの映画をレンタルしたと言ってもいい。
劇中のアクションもほぼ満足できる。
だが、やっぱりデブゴンではない。
メイクに無理があるだけではなく、やっぱり本物のデブゴン、サモ・ハンには敵わない。
あの体型であの動きができるからこその魅力なのだ。

無闇に日本を悪者にしたがっている点も気になる。
いつ撮影したのか、中国共産党の影を感じてしまうのは考えすぎか。

イップマンシリーズとローグワンにも出てたドニーイェン兄貴の映画、詠春拳もあるよ
るろ剣のアクション監督がメガホンを取ったとだけあり、アクションシーンのキレの良さはヤバい
デブなのに

ただし冒頭は完全に90年代のアイドル映画的なテンションなので、その辺で心折れる人は多そう
笑いのツボの内容も令和より昭和寄りだと思われる
知らんけど

竹中直人と渡辺哲の無駄遣い感がすごい
敵役が岩永ジョーイ氏でアクションの得意な俳優さんだったので、この配役は非常によかった

【賛否両論チェック】
賛：痛快で怒涛のアクションの数々を、何も考えずに観られるのが楽しい。一本気溢れる主人公の人柄も魅力的。
否：設定やストーリーは荒唐無稽すぎて、ツッコみどころが満載。東京の街のシーンも、日本人が観ると違和感しかないはず。

　不幸が重なったせいで巨漢へと変貌し、それでも愛と正義に孤軍奮闘する主人公の姿が、まさに痛快でカッコいいのは、さすがドニー・イェンのアクションです。ストーリー自体はシリアスなはずなのに、主人公がなんだかんだドタバタの大騒動を繰り広げながら、ピンチを切り抜けていく姿は。どこかコントみたいでクスッと笑ってしまいます（笑）。
　ただ、如何せん物語の世界観が荒唐無稽すぎるので、その辺は好き嫌いが分かれそうなところです。また、この手の映画にはよくあることですが、日本人からすると、街の看板や住民の会話１つをとっても、
「いやいや、東京って全然こんな感じじゃないでしょ（笑）。」
って思わずツッコみたくなってしまうのも、致し方ないところですね。
　基本的には、何も考えずに純粋にアクションを楽しみたい、そんな作品といって間違いなさそうです。