劇場公開日 2021年1月1日

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「無心で楽しめる。痛快すぎるド迫力アクション!!」燃えよデブゴン TOKYO MISSION 門倉カド(映画コーディネーター)さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0無心で楽しめる。痛快すぎるド迫力アクション!!

2021年2月27日
PCから投稿

笑える

楽しい

興奮

【賛否両論チェック】
賛:痛快で怒涛のアクションの数々を、何も考えずに観られるのが楽しい。一本気溢れる主人公の人柄も魅力的。
否:設定やストーリーは荒唐無稽すぎて、ツッコみどころが満載。東京の街のシーンも、日本人が観ると違和感しかないはず。

 不幸が重なったせいで巨漢へと変貌し、それでも愛と正義に孤軍奮闘する主人公の姿が、まさに痛快でカッコいいのは、さすがドニー・イェンのアクションです。ストーリー自体はシリアスなはずなのに、主人公がなんだかんだドタバタの大騒動を繰り広げながら、ピンチを切り抜けていく姿は。どこかコントみたいでクスッと笑ってしまいます(笑)。
 ただ、如何せん物語の世界観が荒唐無稽すぎるので、その辺は好き嫌いが分かれそうなところです。また、この手の映画にはよくあることですが、日本人からすると、街の看板や住民の会話1つをとっても、
「いやいや、東京って全然こんな感じじゃないでしょ(笑)。」
って思わずツッコみたくなってしまうのも、致し方ないところですね。
 基本的には、何も考えずに純粋にアクションを楽しみたい、そんな作品といって間違いなさそうです。

門倉カド(映画コーディネーター)