「イスラエルの大変さ」声優夫婦の甘くない生活 りやのさんの映画レビュー(感想・評価)
イスラエルの大変さ
ベルリンの壁崩壊、東西冷戦の終結頃にソ連からイスラエルに移住したソ連では有名な声優だったユダヤ人夫婦の話。
イスラエル建国前、長い間各地に散らばって生活していたユダヤ人が、イスラエル建国後移住して国を作っていったが、移住した人も大変だっただろう。
この夫婦もやはり仕事が無くテレフォンセックスのような仕事をする妻と映画館で映画泥棒をして吹替の仕事をする夫となかなか良い仕事に恵まれない。
皆んながイスラエルの言葉、ヘブライ語を話せる訳じゃなかっただろうから、イスラエルを国として作っていくのも大変だろうと思った。
それと、イスラエル映画は初めてで良い経験になった。
夫婦も安定した仕事がなくなった時の女性のたくましさと男性の過去にすがる姿が対照的で面白かった。
コメントする