真犯人のレビュー・感想・評価
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【”不倫の果ての惨劇”何で、愛する人がいるのに不倫するのかな・・。最初から真犯人が分かってしまうよ・・。”】
■ある夜、ヨンフンの妻・ユジュンが何者かに殺害される。
やがて容疑者として逮捕されたのは、彼の親友・ジュンソンだった。
事件から半年、廃人同然の生活を送るヨンフンをジュンソンの妻が訪ねてくる。
彼女は「夫の無実を証明したい」と言いながらヨンフンに近づくが・・。
◆感想
・推理小説を小学生から呼んでいる私にとっては、(好きなのは、ヴァンダイン・シリーズ)前半、矢鱈と夫が拘留された、妻の執拗な”夫を解放して”と妻を殺されたユンフンに迫る姿を見て、真犯人が分かってしまった作品である。
・では、面白くないかというとそうではない。今作では、警察が一切出て来ないのである。
<妻を殺された夫と、それに絡む妻と不倫していた男と、それを知りながら黙認していた人々。
何で、愛する配偶者がいるのに、不倫するのかな。
そこまで、言及してくれると更に良かったかな。>
■オイラは、絶対に不倫はしない!(キッパリ!)但し、結婚してから女友だちは減ったけれど、仲の良い女友だちとは、コロナ禍以降、今でも時折飲み会をやっている。僥倖な事だと思っている。
誰が嘘を付いているのか…。
誰が嘘を付いて、誰が真実を言っているのか…。まるで見えない拳銃をお互いに、突き付けあっているような緊迫感。さぁ、誰が真実を言っているのか…、韓国映画特有のジメジメ感漂うクライムサスペンス!
私は嫌いじゃない。
なかなか練られたシナリオではある。
そもそもの設定(これだけ近い友人関係なのに不倫するか?)にリアリティが感じられないが、なかなか練られたシナリオだと思った。自分と自分の家族のことしか考えない容疑者の奥さん役の女優はなかなか演技力がある。この後どうなるのか?と色々想像力を掻き立てられるエンディング。
不倫が諸悪の根源じゃっ!
本当の犯人は誰?みんなが怪しく思える展開だけど、犯人は想像通りの人物でした。
とにかく、不倫がダメなんです。不倫なんてするからこんなことになってしまうんでしょ〜!
気を付けましょ〜ね😩
少し心理的矛盾もあるが面白い
事件当日、半年後、その1ヶ月前という各シーンを時系列バラバラにしたサスペンス。ジュンソンはほぼ有罪確定と思われていたのに、遺族であるヨンフンに対してジュンソンの妻が無実であると証言してほしいと懇願する。
被害者の夫ヨンフンの演技を見る限りでは、彼が犯人であるとは到底思えない。鍵を握るのはヨンフンが拉致監禁した謎の男なのだ(後にサンミンという名前がわかる)。その拷問のごときシーンにはハラハラドキドキ。真犯人を挙げる前に殺人罪で捕まっちゃうよ・・・と。
その拷問の現場にジュンソンの妻がやってくる。ここからの彼女とサンミン、そして傍観者となってしまったヨンフンのやり取りが最高潮となるのです。不倫はあったのか?現場に来たのはなぜか?そして真犯人は誰なのか?
終わってみれば動機の点だけはスッキリするのだけど、夫の無実を証明したところで司法の一事不再理のみが効力を発し、将来の生活については考えてない愚か者だと思う。それぞれの嘘つき合戦は見どころなのに、サンミンがそれまで事件について関わらないようにしていたことも謎のまま。
個人的には、ヨンフンが警察から証拠写真を奪い取り、事件現場を再現するという異常性が好みだった。
時系列が…
あちこち行き過ぎて、内容を掴むまで時間が掛かった。どの登場人物にも共感できず魅力不足に感じる。警察の捜査方法も杜撰だし、なぜ捕まったまま真実を言わないのか、謎。そこまで親友なのか。
ややこしいけど単純
作りがややこしい。
話が行ったり来たりして、
今どうなってるっけ?って感じで頭がついて行けなかった。
しかし、真実は実に単純で、でしょうね。
と言う結末だった。
見どころは3人の心理戦だと思うのだけど、
全て語りで説明するから理解するのが大変でした。
浮気はあかん。
超絶オモロかった!
終盤までわからない
もしかしたらって
ある程度わかってても
いや〜違うだろう
と、思ってしまう
こういうありきたりな
ミステリーサスペンスを
ここまで面白く出来るのは
脚本の良さでしょう
韓国映画の脚本の素晴らしさに
改めて納得しました!
面白かったけど入り込めなかった。
うん。サスペンスとして面白い。
疑念が疑念を呼んで、何を信じて何を大事にするか?
結構「人間の判断」というポイントでヒリヒリを楽しめました。
いつも韓国映画で警察でてくると
すごーく捜査のズサンさが悪目立ち(笑)
そんな結論に、しちゃうかい?って。
実際とは違うことを祈るだけなんですが。
だからかな?なんかね、事件が暗礁に上がってる感が少ないんだよなー。
まだ捜査し足りないんじゃない?ってツッコミたくなるんですね。
真実なんて所詮当事者にしかわからないんだよ!っていいたいのかな?
ある意味、警察機構への皮肉も含めているのかな?
なかなか面白い話なんですが、残念だったなぁと思うところも多く、
あー、そっか、そーだよな、お前怪しいな。
って途中でわかるくらいの匂わせ、エサの撒きすぎ感があったなー。
もっともっとミステリアスに仕立てられた気がします。
そうしないとラストショットの意味合いが弱くなっちゃうと思います。
あと、バイオレンス描写は本作品では、あんまり意味なかったんじゃないかな?
それと、演者さん叫びすぎですよー。なんかイラついてしまった。
このドラマは誰目線ですか?
マンションの一室で起きた女性刺殺事件から半年後、警察の捜査を信用出来ない被害者の旦那と、旦那を助けたい被告の嫁等が、事件と証言を巡り巻き起こして行く話。
殺害現場の様子から始まり、誰が誰で、どんな繋がりかも良く判らないままシーンが変わり半年後。
そして相変わらず状況が良く判らないまま1カ月前とか、ころころと時系列が変わって20分、要約登場人物達の関係がみえてくる判り難い導入。
それからも、時系列を弄りまくって後出ししまくり、無理矢理ミステリーにしている感じはあるものの、中盤ぐらいまでは中々先が読めずに楽しめる。
ただね~、話が進んでいくと、被告の嫁を筆頭に、あまりにも自己中な登場人物達に、あまりにも無能で杜撰な警察に、真実は?真犯人は?とハラハラするよりも、うわ~始まった~…とお国柄から来る嫌悪感が強くなってくる。
韓国の司法は証拠よりも人柄についての証言ですか?まあ、条約についてはそうだけどね。
現実的な話をすると、そもそもその時いなくても?毛髪がありさえすれば入る可能性はあるし、50年ぐらい前田の設定ならまだしも、今時はキズの形状や角度から、凶器の形や犯人の身長とかまで推察出来ますけどね…。
そういう意味では、ラストのヤツだって…ねぇ。
もう少し上手く演出してくれたら、かなり面白くなりそうな話だけど、ちょっと騒がしさとツメの甘さに白けてしまい、自分にはハマらなかった。
耽美的な殺人現場
耽美主義の犯人が残したかのような芸術的に配置された死体から物語は始まる。容疑者として逮捕されたのは、夫の友人。容疑が濃厚なまま裁判にかけられてしまう。
残された夫は、自分の親友が妻を殺したとは思えず、自ら真相を追及していく過程で新たな容疑者らしい人物が登場。と、ここまではなかなかのサスペンスな感じでよかったんだけど、ある事実で、真犯人はわかってしまった。登場人物が少ないし、あの思わせぶりな表情じゃね。
後半は裁判を舞台にするとか、意外な殺人動機だとか、捻りが欲しかった。
何も情報を入れないで観たほうが楽しめるミステリー。
あんまり、作品の内容読まないで、
『韓国映画』『ミステリー』『レイトショーで、ちょうど良い時間にやってる』という理由だけで観たのですが、それがよかったのか、最後めちゃくちゃ、やられました。ギミックが炸裂し、衝撃の種明かしの後に待ち受けるラストに身悶えして、あぁとなりました。
とにかく情報入れなかったから、ミスリードに見事に引っかかり(良い観客)、楽しめました。
多分、事件そのものは真実が分かってしまうとそれ程ではないのですが、シナリオの構成が上手く、視点が代わると、意味合いが変わる回想シーンなど、驚かされます。
もう一度観ると、たぶん、あのシーンのアレは、こう言う意味だったのかと気付いたりして楽しそうなので、また、観たいですね。
一本の髪の毛が引き起こす、運命のイタズラ。しかも、たちが悪い。
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