「傲慢、強欲、色欲・・・これ以上書くと呪われる・・・」真・鮫島事件 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
傲慢、強欲、色欲・・・これ以上書くと呪われる・・・
コロナ禍で作られたという新しさ。今年観た作品でいえば、『破壊の日』以来ということになる。リモート飲み会などという設定もコロナあってのものだし、“行き過ぎた正義”なんてのも今年の自粛警察から着想を得たのかもしれません。いや、このタイトルにしても『シン・ジョーズ』あたりからヒントを得たのかなぁ~などと想像してしまいました。
斬新な設定といい、中盤以降の別次元の世界というのが魅力的。などと考えてみると、パソコン画面だけで進む『アンフレンデッド』や『呪怨』にも影響受けてるのかなぁ。暗闇に引きずり込まれるのは『パラノーマル・アクティビティ』っぽいし、元ネタを探すのも結構面白い。
終盤には出演者のみがパニクってて、観客は置いてけぼりにされてしまいますが、このコロナ時代での新しさと兄妹愛が感じられたところで加点。兄ちゃん想いの主人公武田玲奈にはうるうるしてしまいましたが、「扉を閉めれば呪いは止まる」ってのがどうも安直。結果はホラー映画らしい結末となり、余韻を残すところも良かった。バイクはいつ取りに行くんだよ!とも気になった・・・。
帰りのエレベータで、“閉まる”のボタンを押してるのに扉が閉まらないのにゾゾゾとなりましたが、間違えて“開く”を押してしまってた・・・(ネタ)
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