「寂しさと優しさと時の流れ」川っぺりムコリッタ 高林夕子さんの映画レビュー(感想・評価)
寂しさと優しさと時の流れ
何年もそこで暮らしている人達の中に、余所の街から訳アリの青年がやって来て、他と関わりたくないと思っているのに、隣人がズカズカと踏み込んでくる。
青年は戸惑うが、実は誰もがみな何かを抱えて生きていることを知り、心を開いていく。
誰もが邪心なしに近づいてくれるならそんな暮らしもいいが、現実は優しくなんかないだろうと内心反発しつつ、川っぺりのシーンで流れる音楽は優しくて心地よく、ちょっとホッコリする映画だった。
コメントする