「ご飯ができたよ」川っぺりムコリッタ かとしさんの映画レビュー(感想・評価)
ご飯ができたよ
死や孤独で分かたれてしまったからこそ、貧しいながらも一緒に食卓を囲む喜びが引き立つ。それぞれが拭いきれぬ心の澱を抱えているけれども、日々の何気ない日常が、それを少しずつ洗い清めてくれる。
物語の力は此岸と彼岸の境を悠々と渡っていた。
パステル調の色彩を使った撮影に、写真集をめくるみたいな楽しさがあった。
コメントする
死や孤独で分かたれてしまったからこそ、貧しいながらも一緒に食卓を囲む喜びが引き立つ。それぞれが拭いきれぬ心の澱を抱えているけれども、日々の何気ない日常が、それを少しずつ洗い清めてくれる。
物語の力は此岸と彼岸の境を悠々と渡っていた。
パステル調の色彩を使った撮影に、写真集をめくるみたいな楽しさがあった。