「16㍉フイルムの粗くザラついた別世界に誘われ、少し遅れて豊かな感情が追いかけてくる映画」スウィート・シング 星組さんの映画レビュー(感想・評価)
16㍉フイルムの粗くザラついた別世界に誘われ、少し遅れて豊かな感情が追いかけてくる映画
そこはモノクロ
もしくはパートカラー
その世界をキャメラは悪戯っ子の様に追う。
アメリカ映画であってアメリカ映画では無い。
どこか知らない異国の地を覚える。
そしてキラキラする感情が芽生える。
彼はいい父親なのか駄目な父親なのか
救いは音楽か、絆か、黄色い太陽か
子供達は待っている、愛している。
美しい良い映画には必ず
語りたいものが入っている。
漂う思い
ビリー・ホリディと
光と眼差しが眩しい。
※
コメントする