「まったく合わなかった」ソング・トゥ・ソング つばささんの映画レビュー(感想・評価)
まったく合わなかった
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起承転結の承だけで話が進んでいくような映画。
でも人生に照らし合わせると往々にして承のみなのかも、とも思わないでもない。
良くある観た人が詩的になるアート映画ですね。
とは言え別に褒めているわけではなくて、基本的に誰かのモノローグで話が進むし、雰囲気で感じとるようなシーンが多過ぎて、こういった手法は嫌いじゃないはずなのに退屈極まりなくてずっとウトウトしてた。
いきなりナタリーポートマンが死んでそこだけ目が覚めた。そう、クックとBV以外の名前すら覚えてない。
音楽映画の皮をかぶっておきながら、その実伝えたいことは「音楽なんて辞めて浮ついた生活は捨て真面目に生きましょう」みたいな着地で、一体なんだったんだろうという気持ちでエンドロールを眺めていた。
ルーニーマーラとナタリーポートマンがとにかく美しいので、それだけが救いだったかな。
まぁタイトルとキービジュアルからポップな音楽恋愛映画を勝手に想像した僕が悪かったな。
そんな気持ちで観たのでレビューを書くのもどうかと思ったけど、テレンスマリック作品が自分にはには合わないということが分かったことを記しておきたくて書きました。
以上。
これが2020最後の観賞作品になるのは後味が悪いので、何かもう1本観るかな。
120本目
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