「これがドキュメンタリーとは!」83歳のやさしいスパイ バスト・ラーさんの映画レビュー(感想・評価)
これがドキュメンタリーとは!
最初セルヒオがターゲットに似た人物が3人いて特定てきないで苦労するけど、確かに老人てシワシワで皆同じに見えるよね~とくすりとしてしまう
でもセルヒオの紳士な接し方を通してホームに暮らすおばあちゃんたちを見ているうちに誰もがすごく個性豊かだと気づく
ホーム自体もかなり“当たり”て感じの所でお庭にはたくさんの植物が咲いていて、施設もキレイで年取ってホーム入るならこんな所がいいな、と思ったりもする
しかし映画が進むにつれ、どんなに手厚く介護されていても、ここに住むのは基本的には家族に捨てられ、忘れられた人たちで、その心には深い孤独があるということが分かってくる
セルヒオの最後の調査報告は親子と離れて暮らす私たち全員に向けたメッセージだろう
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