エターナルズのレビュー・感想・評価
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ありがとう、クロエ・ジャオ監督 それしか言葉が見つからない
それぞれの愛の物語でしたね。
愛の形は人それぞれで、それを否定するのは自分を否定するのと同じじゃないでしょうか。
多様性というワードが流行りの様に使われるのはあまり好きではないですが、映画作品として昇華できてたら、それは十分素晴らしい事。
エターナルズはこれ以上ない、今現代にピッタリな作品になったんじゃないでしょうか。
エターナルズのメンバーもみな個性的で、話が進むにつれてどんどん好きになっていきました。
特にセルシが好きで、エターナルズで神の様に地上に降り立ったと思ったら、現代パートで遅刻しかけて慌ててるセルシのギャップにやられてしまいました 笑
監督にはタイトル通りの言葉を送りたい。
続編に期待
ストーリーに関してはキャラクターが多いなかまとめてきてはいたが感情移入できるかと言われると少し難しかった。
私は王道的なド派手な演出や能力などが好きなのだが長年地球を守ってきたエターナルズとしてはどうも能力がしょぼく感じてしまった。ビームなども全然敵倒せないじゃん…と思った。
一つまえにDUNEを干渉したのだが、そこでも主人公の能力がちらほら確認できた。こちらは能力は不完全なものの未来への期待があった。そしてCG、音楽での壮大さは完全にDUNEの方が勝っていたと思う。
ただマーベル好きとしては続編があるのならば期待したい。
設定の穴が多すぎてマーベルはもう終わりかも
マーベルとディズニーの悪いところを煮詰めたような作品。キャラの深掘りがなく誰にも感情移入できないので物語に入り込めない。超人集団みたいな描き方してるくせに最後は結局色恋で解決。設定を詰め込みすぎてずっと世界観と設定について説明されてるような感じで萎える。
ポリコレとLGBT推しにはもううんざりです。超人集団に言葉が話せず手話で話す黒人とゲイの黒人は必要なんでしょうか?アジア系もやけに多く、情けない役は全て男、強く優しく活躍するのは全て女。
怪物を退治するためにエターナルズを作ったのだとしたら人型にする意味はあったのでしょうか?宇宙や人を作れるくらいの存在がなぜわざわざ能力を制限して感情を持つ人間型を選んだのでしょうか?さらになぜコミュニケーションが不便になるような話せない人を作ったのでしょうか?動きにくいデブにする意味はなんですか?その星の中でランダムに選ばれた人達を改造するみたいな設定なら無理がなかったと思うんですが流石に0から作られたとなると障害者を出したり感情を持たせる意味が分かりません。
配役の必然性がなさすぎてあーこれは配役ありきで設定のこととか何も考えてないんだろうなって感じです。
途中でこんなんがオシャレでしょ?みたいな感じでウケ狙いの場面も数多く出てくるが話全体のテンポ悪くしてるだけで寒い。
無理矢理ユニバース化するためにアベンジャーズとかサノスの話とかするけどサラッとしかしないから、はぁ?って感じ。そのくせエンドクレジット後にはサノス関係の登場人物がでてきてまた???となる。ボス(敵キャラ?)も規模が大きい割にやってることがショボくて設定の穴が多すぎます。
そして最も許せなかったのは広島のシーンです。エターナルズがいなければ広島はなかったんだよ〜とでも言いたいんですか?
まだ苦しむ人がいる近年の史実をSFネタにするってどういう神経してるんでしょうか?このシーンだけで星1つは確定です。
最近のマーベルはカッコつけて科学的な話(マルチバースとか量子論とか)を出そうとしすぎてかえってツッコミどころを作ってしまっています。アメコミのヒーローものなら細かい所は大目に見るんですが、SFチックにすればするほど設定の穴が出できて冷めてしまいます。
この感じでマーベルユニバースが進んだら間違いなくオワコン化するでしょうね。
マーベルは一旦エンドゲームで終わらせておけばよかったと改めて感じました。
近年稀に見る駄作です。
マーベルの中で1番つまらなかった、、
DCコミックのパクリの出来栄え、、
スーパーマンにしか見えなかった、、
観てて残念でした。。
マーベルなので期待しすぎたかもしれません、、
が、DCコミックに寄りすぎでは、、
大風呂敷と元気玉
一体どこまで大風呂敷を広げるんだ⁉️
と思いながらも、気が付いたらヒーローが束になっても倒せないサノスが登場し、あれよあれよと大感動、大団円で幕を閉じたアベンジャーズ。
それなのに他にもまだ広げる風呂敷があるんですか⁉️
と期待と裏腹の不安も抱えながらの鑑賞でした。
どうしてどうして、なかなかやるもんですな。
と、落語の世界の御隠居がつぶやきそうな天晴れ感で、最初から最後まで楽しむことができました。
ヒーローたちの能力や強さみたいなものの比較では、アベンジャーズ以上に突き抜けるものはできない。
そんなことは百も承知で練り上げた脚本と演出なのだと思います。
我々の誰もが多かれ少なかれ、どこかで見たことのある古代文明がはしばしに出てきます。そのせいかいつの間にか、彼らエターナルズから人類はこんなにも寄り添われてきたんだな、という感情が湧いてくるのです。これはアベンジャーズとは一味違う地続きの感覚です。また、終盤にかけての展開は『ドラゴンボール』の元気玉にヒントを得ているような感じで、余計身体に沁みてきます。
荒唐無稽な設定のSFアクションなのに、キャラクターの多様性や親近感、共感性という部分の表現がしっかりとしているので、どの登場人物も応援したくなります。
続編の風呂敷もまたとんでもなく大きくて畳みづらそうなので、ますます楽しみです。
あの創造神だって、実はこういうことなんです、という裏のストーリーだってあり得ると思います。
【蛇足】
ラストのギリシャ神話『イカロスの翼』的なシーンですが、太陽までは光速でも約8分。実際に自力で到達するのには何年あるいは何十年とかかります。
MCU新境地!?
初日レイトショーで鑑賞。
印象としては、綺麗にまとまった映画!
メンバーの数が多くて、こんなに覚えられるか?と思ったが、それぞれ個性が描けてたと思う。
上映時間は長いけど飽きずに最後まで観れた。
・“スーパーマン”ってパワーワードが出ててワロタ。自分で言っちゃったwww
・ちゃんとロケしてるらしく背景の映像がとても綺麗。メソポタミアの風景とか、衣装クリーチャーのデザインもよいかと。
今までのmcuを期待してると、雰囲気かかなり違うため、合わない人もいるかもしれないが、新しいテイストの映画が出来たなという印象!次回作にも期待!
選択科目は地理
高校の選択科目は地理
世界史は平均的な事を中高で学んだ程度
大人になってからは、歴史自体は好きなので個別に歴史的事件や人物を扱った本を読んではいたが、系統だった内容を学びなおした事は無かった
【 以下、ネタバレあり】
【 色々茶化した表現で不快に思う方が少なからず出る文章】
世界史を時系列で勉強しとけば良かったー...
この映画
副題つけるなら『代ゼミ的!MARVELで重要ポイントおさらい丸わかり!パラLGBTQ+ヒーロー大集合!!』
エンドクレジットを含め登場した歴史アイテムの数々に世界史ファンは、より楽しめた事やろう
また、序盤で描かれる“西暦〇〇年 インド グプタ王国”とかも
「あー、あの時代ね」
と基礎知識があったら頷いていたであろう点も、羨ましい
◆で、どうでもいいツッコミ
(思い出すままに書くので、時系列は正確ではない)
・イカリスが現地語で「私は美しい」と披露し「言葉を覚えたのね」と褒められるシーン←冒頭から二千年経っているので
🐼「こいつ、知能としてはおそまつな人なのでは?というか、それまでどうやって人類と交流していたんや?」
・父を食い殺された男の子の石器ナイフを豪華装飾ナイフに錬成したシーン←
🐼「これ、なんで?遺族見舞い金?」
◆エターナルズのキャラ設定
元々、怪物を倒すために送り込まれた割には
真相を知ると、人類を発展させるための人員な割には
“どっちかに置いて約立たず”がいすぎやろ
・イカリス、ティナ=怪物退治以外の活用方法が無い
特にティナはPTSD暴走ウェポンで、危ない
*マ・ドンソクはお料理の面で平時にも役立つ
・ドレイグ=怪物や仲間の心を操れ無いんじゃ、何要員だよ?(人類平定要員?)
・足が早い子は、何故か最終的に“引きこもり”になっていて、パラ枠...?
🐼1番、人類としては使い出があるのに
◆展開
・金色キラキラのでっかい奴(もはや名前を覚えてない)が、その星の知的発展を源に爆誕する
🐼“少数が大義の為に犠牲になる”不条理を描く目的だったんやろうが、たった一つの惑星の知的エナジーが銀河を生み出す存在の発生の原動力って...
←知的じゃないなら、利用価値無しの思想でしょ?
🐼そんなに超越存在なのに、怪物の暴走は阻止できないんかい
🐼本来、きんきらが居なきゃ悪役ヒールやった怪物が、後半から“善悪”の二極化構造に置いてけぼり
「あ、いたの?邪魔しないでくれる?」
的な存在に
◆その他
・エターナルズの使命の背景、イカリスの行動が終盤は謎解きミステリーになってた点は良かった
🐼でも、そもそも各エターナルズに人格/意識を持たせなければよかったのでは?
人格持たせて良かったのは、旦那さんと息子持てた 彼だけ
・ちびっ子イリュージョニスト
🐼人の腹を匕首で刺しておいて、何食わぬ顔の最後が恐ろしかった
戦慄のティンカーベル
・引きこもりラブストーリーは、もっと掘り下げて欲しかった
・武闘派カップル
介護ラブストーリーも、もっと掘り下げて欲しかった
総括すると
🐼一気に序盤からヒーロー10人大集合は描くのに時間不足やったな
🐼最後の弟も「あ、ワンダイ?」程度の衝撃
🐼謎の声の主は、ドクターの兄弟子さんかね?
感想が難しい作品だ。
あくまでMCUの作品としてみると非常に興味深いし、シャンチーのリングにおそらく通ずるものがあったり、エターナルズ以外の新キャラとかテンション上がる部分はたしかにあった。
ただ、1つの映画としてみると少し厳しいかもしれない。
これは映画あるあるかもしれないけど、めちゃめちゃ壮大な割に話の筋はありがちに感じた。
しかもなんか同じような内容の話を繰り返してるような、代わり映えしないストーリー…
映像の壮大さに騙されないからな!
ドラマシリーズなら観やすかったかも
これまでのマーベル映画とはやってこなかった事に挑戦したのが伝わってきました。
人種や性別、恋愛や価値観、「ヒーローだから当たり前」という固定観念を打ち砕いたような自由性のある作品でした。
人間とは違う生命体のエターナルズでも社内恋愛はするし、同性愛もする。
黒人でも日系でも障害者でもヒーローとしてスポットが当たるんだと教えてくれました。
それはそれとして個人的な感想を。
156分は映画ファンもとい、マーベルファンでも長いと感じました。〈エンドゲーム〉ほどの濃密さがないとカフェインが必須です。
ディズニープラスのドラマシリーズで45分の全6話ぐらいにしてくれたほうがエターナルズの細かい心理描写も楽しめたんじゃないかと思います。
エイジオブウルトロンでナターシャ×バナーの恋愛が有耶無耶になったから仲間同士の恋愛、片想い、偏愛、同性愛を観れてヒーローの人間らしさを楽しめました。
スーパーマンに能力が似すぎているのを自らネタにするのは潔かったです。
今後のMCUはどこへ行き着くのか、楽しみにしてます。
規模がデカい!
エターナルズ公開初日に鑑賞。
冒頭のロゴにシャンチーが追加!
アベンジャーズエンドゲームのその後を描く。
公開前は10人もいるキャラの多さで心配してたけど、
冒頭にバチバチとアクションシーンを見せることでそれぞれの能力を理解できた。
キャストはいろんな国籍の人や聴覚障害者を起用し、
ラブシーン、LGBTなどいろいろ挑戦している部分がある。
けどドラマの一部のシーンとして自然に描写しているので嫌悪感は無かった。
ロケに拘っていたらしく美しい背景の描写が多かった。
小ネタとしてDCヒーローの名前が出たのも初。
恐らくフィクション作品と思われるけどコミックなのか映画も存在するのか…
映画があるとしたらバットマンは誰が演じているのか気になった…笑
キャラが多いことでドラマ部分が多かった為アクションシーンは若干少なめに感じたけどとてもかっこよく描けていた。
とくにマッカリ(高速移動の能力)のアクションは個人的にとても気に入った。
この人たちがいればアベンジャーズいらないんじゃない?
てことが無いようにうまくパワーバランスを描けていたと思う。
「このチームが地球を守る」といった単純な内容ではないのも良かった。
他のヒーロー作品とは違ってあまり子ども向きではないかな。
ここまで作品数がありながらも内容がダブることなく毎回魅せてくれるのはさすが。
キャラも設定も多い中うまく纏ってたと思う。
公開時間も単独映画では最長の156分ながらも最後まで飽きることなく見れた。
ミッドクレジット
サノスの弟「エロス」登場
ポストクレジット
セルシに恋心を抱いていたウィットマンの正体…(ブラックナイト)
追記:「いいのか、ウィットマンさん」と声を掛けていた正体はブレイドを演じる予定のマハーシャラ・アリの声と判明
エターナルズは帰ってくる。
最後に出てきたキャラも含め今後に期待。
よくまとめたなと思った
・マーベル映画が好き
・アンジェリーナ・ジョリーが出る
そんな理由で観に行った人間目線のレビューです。
凄くいい訳ではないけど、よくできてる映画だと思います。まず、大勢のキャラクター(10人のヒーローと+α)の紹介と深掘り、紀元前まで遡る壮大なストーリー…。これらを2時間半でまとめようという試みが凄い。物足りなさはかなりあるものの、わかりやすくまとまってるほうだと思いました。それだけでわりと満足度は高いです。
細かいところの感想ですが、10人のヒーローのうちの1人、スプライトにはかなり心を揺さぶられました。両手にうちわを持って応援したくなります。(子供の頃のリバー・フェニックスに似ててびっくりしました)また、アンジェリーナ・ジョリーもさすがの貫禄で、大物女優ってこういうことなんだよ!!と平伏させてくれます。
不満点としては、物足りなさが否めないところはやっぱりあります。あとは個人的な趣味ですが、音楽が色々と控えめでワクワクし辛い。そして、スポットがあたるメインヒーローの男女2人を両方とも好きになれなかったとこもキツかったです。メインに耐えるほどの魅力あるキャラとは思えませんでした。逆に倒され役のモンスターこそ魅力あるキャラだったのに、深掘りはほぼ無く勿体無かったです。
ただ、よくできた映画だとは思います、本当に。2時間半もあっという間でした。次回作も観に行くと思います。ちなみにハリー・スタイルズは最後にちょろっと出てくるだけです。
大義か愛か
悲しく残酷とも言える使命の為に「作られた」彼らは地球で過ごし、感情を持って人間として生きる。
そこで自分達が何者かを知り、残酷な運命も知り、
しかし最後に貫いたのは自分達にとって何が1番大切か
それがその残酷な「大義」ではなくそれぞれにとって大切な人の存在であり、イカリスが最終的に流した涙も「愛」によるもので、それが全てを救ったというストーリー
「大義」でキャップは世界を救いサノスは宇宙を滅ぼそうとしたし、「愛」でワンダは暴走した
スーパーヒーローという使命を持った彼らはそのバランスをどう保って生きていくのか、マーベル映画の大きな見どころであるこの点がよく描かれていたと思う
個人的にはアンジェリーナジョリーがひたすらカッコよかった✨
【”慈悲無き天地創造神に造られし者達の様々な葛藤、愛を描いた壮大なスケールの作品。ジェンダーや多様性を意識した”不老の守護者達”のキャラ設定も魅力的。今作は、クロエ・ジャオ版「天地創造」でもある。】
ー クロエ・ジャオ監督が、マーベル作品を制作していると知った時には、驚いたモノだ。
「ザ・ライダー」で、一躍名を上げ、「ノマドランド」で、オスカーを獲得。
順調すぎるキャリアアップだが、上記両作品とも、ドキュメンタリーに近い作品である。
娯楽大作の製作って、大丈夫なのか・・、と思ったのである。
だが、それは全くの杞憂であった・・。ー
◆感想
・7000年に亘り、人類の進歩を見守って来た超人エターナルズ。
クリーチャー”ディヴィアンツ”が出現する時だけ、人類を救って来た。
だが、宇宙の無慈悲な創造神、アリシエムが自分達と共に、”ディヴィアンツ”を創造した・・と知った時から、超人エターナルズの煩悶は始まる。
ー 神は無慈悲で理不尽な存在である、というのは旧訳聖書でも度々言及されてきた事である。
が、”ディヴィアンツ”の襲撃から人類を守る事が、自らのミッションと思いながら、人類の進歩や、愚かしき戦いを”見て来た”彼らにとって、自分達の存在意義が根本から揺らいだことは、容易に分かる。ー
・ストーリー展開の面白さ
ー 上記を踏まえつつ、5000年前から現代を行き来しながら、ストーリーは展開される。
そこでは、セルシ(ジェンマ・チャン)と、最強の戦士イカリス(リチャード・マッデン)が恋に落ち、結婚していたり、愚かしき戦いを繰り返す人間達を止めようとする人心を操る能力を持つドルイグ(バリー・コーガン:個人的に、この人にはスーパーヒーローは似合わないだろう・・、と思っていたら、決まっているではないか!)の姿。
そして、唯一”無慈悲な神”とコンタクト出来るエイジャック(サルマ・エハック)のみが知っていた事実が明らかになった時に、エターナルズの結束に罅が入るのである。ー
□少し、残念だった点
・エイジャックやギルガメッシュを斃した、一人の”ディヴィアンツ”が、彼らの記憶を体内に取り入れ、進化した姿以降の、彼の姿や行動がキチンと描かれていなかった事。
ー ここは、次作以降に期待しよう。ー
・人類を守る意義を見失ったイカリスが、”無慈悲で理不尽な神”の意志に従い
”出現”(=地球の破滅、人類の滅亡。そして、新たな惑星での生命体の創作・・。)
を実行するべく、エイジャックを葬る姿。
”出現”を阻止しようとするセルシや
人間の子供たちと暮らす事に生き甲斐を見つけた“発明家”ファストス(ブライアン・タイリー・ヘンリー)や、
”神の瑕疵”により、過去の記憶が残っており、時折凶暴な行動を取ってしまうセナ(アンジェリーナ・ジョリー)
手話がコミュニケーション・ツールのマッカリ(ローレン・リドコフ)
ボリウッドの大スター、キンゴ(クメイル・ナンジアニ)。
ー この状況下で明らかになった、7000年の間、少女の姿だったスプライト(リア・マイヤー)のイカリスへの想い。
そして、イカリスも又、且つて深く愛したセルシに対し、眼からの強烈な”ビーム”を発することが出来ず・・。
彼は自らの行いを清算するするため、セルシ達に涙を流しながら詫び、音速で太陽に飛び込んでいくのである・・。
今作では、エターナルズの抱えた様々な屈託、悩みがキチンと描かれている。
(除く、キンゴ。何故にボリウッドのスター・・。お付きの50年マネージャーをしている太ったおじさんも良い味を出している。お笑いキャラ担当であろう・・。)
<クロエ・ジャオ監督お得意の、雄大な自然の風景や、巨大なモノリスにしか見えない彼らが乗って来た宇宙船”ドーモ”を始めとした、SFガジェットも良い。
何より、人間臭いエターナルズ達の、キャラ立ちの良さとストーリー展開に魅入られた作品。
セナと長年暮らしたマ・ドンソクが演じたギルガメッシュの死は残念だが、エンドロール後現れた、新たなキャラクターも次作を期待させるなあ・・。
今作は、クロエ・ジャオ版の「天地創造、番外編」でもある。>
今まで見た映画の中で一番!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まさに革新的、映画界の次元設定がはるかに上がった!
たくさん意見あると思いますが、僕はドンピシャでズサリと心を射抜かれたそんな作品でした。
昔の記憶がまざまざと蘇ってきて、どれほどのエネルギーがこの宇宙の歴史につまっているのか、破壊、創造、人造人間、人間、クリーチャー、たくさんの要素をうまく絡め、綺麗な映像を通して、感情豊かに、かつ静かに伝えてくれました。
監督、キャスト、原案作成者、全ての方に拍手を送りたいし、感謝したいです。
このような作品がついにきたかと、とても驚かされました。
作品が伝えてくれる、メッセージ性がとてもはっきりと伝わってきたし、全てを包み込むかのような温かい作品かつ、アクションシーンがカッコ良い!もう、なんて言い表したら良いのか(笑)
感動と興奮と驚きに、圧倒されました。
unbelievable!! すごいです。
この調子で、いきましょう!次の作品に繋げていきましょう!
どんな意見があろうと、僕はこの壮大な物語を泳いでいくであろう船に一番先に乗ります!
そしてこの永遠なる、エターナルなジャーニーに、どこまでもどこまでもついていきます!
guys, good job!!!
マーベルの新しい挑戦に最大級の賛辞を
想像を遥かに超える素晴らしさ。
冒頭。エターナルズが地球に訪れ各々の能力を短時間で見事に観客に理解させる演出。素晴らしいです。しかも能力の魅せ方一つ一つが途轍も無くクール。イマジネーションやセンスに痺れます。
一瞬で心を鷲掴まれクロエ・ジャオ監督の美しく新しいマーベルの沼へズブズブとハマって行きました。
全てのエターナルズが限られた上映時間の中で一人一人簡潔に描かれ個性や思想も明確に伝わって来ました。どのキャラクターにも愛着が湧くほどです。
因みに自分はマッカリ推しです。ドルイグも良かったな。敬愛するマ・ドンソク演じるギルガメッシュがステゴロで戦っていて、マーベル作品でも⁉︎と驚き笑。
同性愛などの多様性を特別視することなく当たり前の日常として描く姿勢もマーベル作品らしく素晴らしい。
広島出身の自分にはとても感慨深いシーンも。(米は原爆を戦争を終わらせる為に必要だったと正当化する意見も多く、その原爆を作品内で人間の負の象徴として表現することは米作品では稀有だと思います)
マーベルは自分の中のヒーローのイメージや固定概念を毎回塗り替えて更新してくれる特別な存在。
新しい傑作の誕生を心から祝福します。
神々の反乱?天地創造?捕食者の頂点争い?人類進化のお手伝い?
観終わってみてまず整理がつかないのが正直な感想です。
何が何だかわからないですw
ヴィブラニウム?サノスの弟?エロス?デスソード?最後の声はフューリー?
地球という星で新たな世界の構築なのかな?
アベンジャースの続編とはいえ、始まりはよくわからないのが当然なので、続編に期待します。
風呂敷を広げて過ぎて畳めるか?
とにかく、体感長く感じた。ノマドランドはそんなに長くは感じなかっただけに。アクションやスケール感は好きだったけど、そこまで世界観広げて大丈夫か?と思ってしまった。あと10人のエターナルズの面々にあまり感情移入出来なかった。2時間弱で10人を描くのに無理もあるだろうが、7000年も地球にいる人達には見えなかったし、愛だ恋だのモジモジしたり、人間を愛してるとか人間には介入出来ないとか、エターナルズという種族の人間味ばかりが邪魔をしてキャラ達に入り込めなかった。
善悪の立場が逆転してしまう展開はMCUの作品でもこれまであったので、能力も全く一緒のホームランダー(ザ ボーイズ)みたいな役回りだな、これは…と序盤でなんとなく分かってしまった。
これまでのMCUの設定の辻褄合わせを行う作品になるのだろうと思いましたが、これから展開の予告編みたいな程度。
中盤からはエターナルズ達の内紛に移行するあたりからディビィアンツの陰が薄くなり、終盤で三つ巴の戦いに展開するが、お呼びでない的なチョイ役扱いで掘り下げも無し。進化したアイツだけは重要な役回りになるのかと期待したが、ミスリードだったのか、何も無くあっさり殺されるあたりは白けてしまった。
同性愛者のカップルを出したり、セックスシーンがあったり今までのMCU作品のアップデートがあったり、広島のシーンは物議を醸さないが心配ではあるが、MCUの立場で間違いだったと認めたようなシーンを挟むあたりはは流石だと思いました。
ギルガメッシュ演じるマ ドンソクは次回作にはスケジュール的に出れないから殺された?スプライトは次回作までに成長してしまうから人間にさせられた?…みたいなご都合な最後は仕方ないかなと思いましたが、エターナルズの次回作が楽しみだ…とは思わせてくれなかった。スターフォックスとブラックナイトがどう展開していくか…そこ次第。アベンジャーズとどう合流するのか、X-メン、ファンタスティック4とソニー作品がどう絡んでくるのか?気が遠くなるばかりです。
個人的には残念
紀元前からエターナルズは地球にいて、発展の手助けとディヴィアンズから守って来た。が、エターナルズの創造主のセレスティアルズの命によってティヴィアンズ絡みの事しか介入しない。
そのため、今までのアベンジャーズ達の戦いにも干渉しなかった。という設定。
エターナルズ独自の力を使用する際のエフェクトや描写は綺麗で素晴らしかったがエターナルズ10人を一気に登場させて人物模様や背景を描く必要があった為アクションは全体的に少なめ。
また、一度バラバラに解散したエターナルズが集結する際にお互いの場所を予め知ってたかの様にどんどん集まる。
しかも、エターナルズの存在を割と知ってる人もいるのにアベンジャーズ側は全く認知出来ていない。
更に、サノスとの戦いは勝てるけどしなかったよ、と言う様な感じだがアクションシーンを見てると確かに普通の人なら死んでるようなダメージを食らっても生きていて頑丈だがぶっちゃけ攻撃能力などを見てみるとソーやキャプテンマーベル、スカーレットウィッチなどの方が圧倒的に強く感じ、なんならエターナルズいてもサノスに苦戦するんじゃないかと思うくらい。
あとはディヴィアンズと善戦してたイカリスが他のエターナルズと戦うといきなり強くなる、、
あれ、目からビームの威力、宇宙船を真っ二つにできるくらいならディヴィアンズなんて当たっただけで蒸発するんじゃない、、?って思った。
そしてエンドクレジットではサノスの弟!?そしてセシルの恋人はブラックナイト!?
なんか色々詰め込みすぎた感じがあるなあ
せめてどっかしらでアベンジャーズとの繋がりとかがあって欲しかった。。
単純じゃないストーリー
7000年前から地球に来て人類を見守ってきたエターナルズは、絶滅させたはずの捕食動物ディヴィアンツが再び現れたので、それと戦うだけかと思ってたら、内部分裂は有るし、エターナルズを作って地球に送り込んだ奴もいい奴か悪い奴かわからなくなる話。
最後は ETERNALS will return と、007の最後と同じような字幕で締めくくられ、これもシリーズ物として育てようというのかな。
広島への原爆投下シーンも有り、人類の進化と過ちの歴史をエターナルズが見守って来たという設定は面白かった。
イカリス、セルシ、エイジャック、ファストス、マッカリ、ドライグ、ギルガメッシュ、キンゴ、スプライト、セナと沢山のエターナルズが登場するので、名前と特技を覚えるのだけでも大変だが、尺が長いからだんだんわかってくると楽しくなる。
セナ役のアンジェリーナ・ジョリーはスタイル抜群でカッコ良かった。セルシ役のジェンマ・チェンとイカリス役のリチャード・マッデンは良かった。聴覚障害のため手話で意思疎通し凄いスピードで移動できるマッカリ役ローレン・リドロフが1番好みかな。ギルガメッシュ役のマ・ドンソクは相変わらず腕力勝負か、とツッコミを入れたくなった。
全104件中、81~100件目を表示