エターナルズのレビュー・感想・評価
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「神々」の関係性、幾何学模様を基調とした視覚効果など、様々な面で変化したMCUを堪能できる一作。
『ノマドランド』からのマーベル、ということで、期待と不安が錯綜していた本作、 新たなマーベル世界の導入部として印象的な作品となりました。
曇天を背景とした彩度の低い光の中に佇むエターナルズ達、というポスターから受ける印象からして、「静的な」雰囲気が漂っていて、「これまでのMCUとは違う、なんなら全く違うシリーズ作品」であることを強く感じます。ただそれは観客側の的はずれな先入観、という訳でもなくて、確かに作中では、「これはクロエ・ジャオの作品」であることを強く納得させる、雄大な自然を取り込んだ映像美を随所で堪能できます。
では、これまでのマーベル作品とは断絶しているのか、といえば決してそうではなく、見せ場となるアクションはスクリーンを生かし切った、最新の映像技術と驚きのアイデアに満ちていて、飽きさせません。
このあたり、これまでの自分の作風とは全く異なったシリーズであるにもかかわらず、むしろ自ら積極的に売り込んでいったというジャオ監督の熱意とバランスの取り方が際立っています(派手なVFXの代わりに、繊細な幾何学模様を積極的に視覚効果として取り入れているところなどはその典型)。
上映時間(156分)に二の足を踏んでしまう、という声も聞きますが、人類の文明の発達史に沿って明確に場面を区切っているため、むしろ展開の速さに小気味よさすら感じます(この構成は、ちょっと『この世界の片隅に』を連想させます)。
ただし、中盤にエターナルズという存在に関するある重大な事実が明らかになって以降、大きく精神的に動揺しているはずの主人公達が、それでも何も知らなかった頃の行動(仲間探し)を繰り返してしまうあたりに、ちょっと反復感と冗長性を感じました。
どう考えてもシリーズを想定した作りのはずなのに、プロデューサーが「続編は想定していない」と発言したり、ちょっと先行きが不透明な本作。ひとまず今回の興行成績で続編の製作が検討されるそうだけど、どうも正式に続編が作られることが決まったとのこと。ひとまず良かった!
予習、復習必須。
やはり洋画、映像が壮大で美しい。
全体的には面白かったです。
セルシ、セナ美しい。イカリスもイケメンで。
特にセナ役のアンジーはアクションもとてもエレガントでした。
ただやはり詰め込み感は感じてしまいました。
説明してくれようとしているのは分かるけれど限度を超えていました。
けれどもあの尺でよくここまで描けたなとも思いました。
ヒーローものでもアクションがすごくて痛快でも、やっぱり味方の犠牲はあって。
この人裏切ったら嫌という人も悪者だったりいなくなったり。。。
日本との感覚の違いかもだけれどヒーローものなら味方全員生還でいて欲しかったです。
寿命ないのに、だったら亡くなったり、火葬とかしないで。。と思ってしまいました。
仲間が多いからキャラクターごとの能力と性格を理解してからみたほうが疑問が少なくより楽しめるのかなと思いました。
スプライトは髪型のせいかいつまでも性別がわかりませんでした。
実際、1番強いのはすばやいヤツじゃない?とみていて感じてしまいました。
エンドロールは要注意です。
二度あり、二度とも映像あります。
デインもヒーローっぽい?ヒールかも?
そこの謎も気になる。続編に期待です。
ポリコレへのアンチテーゼ?だとしたら優秀 w
予告編でコスチュームのダサさが気になっていたが、本編でもその印象は変わらなかった。立ち姿がいちいちダセェ…。
ツッコミ所満載の脚本。全体的にそれ見た事ある感…。劣化Xメン。朝青龍…。皆で力を合わせて…プリキュアオールスターズか!(ブラックホール様の方がデカいぞ!)アタマ空っぽにして楽しみたかったけど、無理だった。(アンジーは心配していたほど劣化して無くて良かった…けど主役じゃないんか〜い)
アジア人、唖、ゲイ、(トランスジェンダーも?)その設定いる?ポリコレへの配慮がこんなにも映画をつまらなくしますよー、って言う為にワザとやったんなら分かるけどね。
そして一番アカンかったのが、広島の原爆をネタにした事。ヤッパリ原爆の事分かってないんやなぁ…て事がよく分かった。ホロコーストやチェルノブイリをネタに同様のシーンは撮れないでしょ。あれ被曝者や日本人をバカにしてるんだけど、そんな事微塵も感じていないよねきっと。
暇つぶしでも次回作に行くかは…ちょっと厳しいかな〜
マーベルの最新作
2021年最後のマーベル最新作。
エターナルズの面々が、危険の迫った地球をなんとか助けようとするお話。
あの派手派手しいアヴェンジャーズの中にこのエターナルズをどう組み込んでいくのか。まったく想像できない。
監督はノマドランドの人だそうで、映像は暗く美しい。
なので単体で楽しめる映画でもあるのかと。
マーベルお得意のエンドロール前後にあるミニ映像で煽り気味に続編を仄めかしすぎです。
早く見せてくださいー
ともに生きる、仲間を守る
さすがマーベルというか。
アベンジャーズも小ネタで登場させながらも、過去から現代に向けた壮大なストーリーをシンプルに。
時間も空間も壮大なんだけど、あっという間にひとっ飛びしちゃうから、そんなに混乱することもなく。
あちこちに次回への伏線を挟ませながら、話は展開していくのです。
これは、みたくなるでしょ、次も。
良くも悪くもマーベル作品
●ストーリー
内容量から考えたら駆け足とはいえまとまってる
エターナルズ10人の過去と現在入れながら、離別や再集結、最後の決着まで描ききってる
仲間に加わるところがかなりあっさりだが悠長に描いていたら3時間超え間違えないので仕方ないのかなと
10人いるとはいえキャラも立ってるので序盤で名前含めて覚えられるので、専門用語多めだがストーリーに置いていかれることはないか……
それでも、アベンジャーズ第二章の序章ともいえるこの作品で、この情報量は初見辛いのは間違いないかなと
●戦闘
割とアッサリ
と言ってもいつものマーベルもこんなものかなと思う……ただここすげーってところは特になし
●ゴリ押し多様性
ディズニー様大好きの多様性ですが、もっと自然に入れられないのかなと思います
特に手話を使うキャラですが、神レベルのものに存在に作られたのに、何で手話使うのか理解できない。そもそもエターナルズ自体が○○なのに言葉話せないとは?
□総評
面白いと断言できるけど、複雑化し過ぎて純粋に楽しめない部分でてきてる気もする
エターナルズは、永遠に行き続けられるわけではなかった
長い!
そして、アンジェリーナ・ジョリーが主役じゃなかった(^^;
が、初お目見えのスーパーヒーローたちが人類滅亡を阻止するまでを描ききったところは評価できる。
10人もいるのに、それぞれの能力をキチンと紹介する構成の上手さを感じた。クライマックスは三つ巴の大混戦なのだが、個別の戦闘能力を発揮した局地戦が同時進行で展開して盛り上がる。
クロエ・ジャオ監督はこんなアクション大作もちゃんと撮れるのだと驚いた。やはり自然を背景にしたロケーションが多かったように思うが、MCUでは珍しいラブシーンを野外でなくても…とは思った。
それはさておき、才能ある人は何でもこなせるのだと、感心しきり。CGクリエーターの力もあるとは思うが。
MCUの世界観は継承していて、サノスとアベンジャーズの戦いの後、人類が復興をとげた世界が物語の舞台。
エターナルズ10人は、7000年もの間地球のどこかにいて人類を見守っていたというのだから、なぜアベンジャーズと共に戦わなかったのか…と、当然なるわけで、一応それに回答はされている。ディヴィアンツとかいうクリーチャーから人類を守ることだけが彼らの使命たったのだ。
神ならぬ絶対的存在セレスティアルズがエターナルズを地球に送り込んだ目的は…何だかエヴァンゲリオンの人類補完計画みたいな展開で、文明の発展の裏にはその絶対的存在による恐ろしい意図があったようだ。
とにかく、神だか悪魔だか全能の支配者だか何だかが、地球人類の粛清あるいは殲滅を図るという話は、今やヒロイックファンタジーの定番だ。
チームのリーダーとなった主人公が自分の資質に悩む姿を織り込んだり、信じていた仲間によるどんでん返しがあったり、一つ一つに目新しさはない。
そんな既存のアイテムを工夫を凝らして紡ぎあげることで、新たなストーリーを構築していると言える。
意味不明の理屈をもっともらしくキャラクターに語らせて押し切るのも、常套手段だ。
そもそも、サノスのために人類が半減してしまって計画が狂ったのなら、セレスティアルズの力があればサノスを倒せたのではなかろうか。
個人的には、アベンジャーズとは切り離した方がよかったのではないかと思う。反って足かせになってはいないか、と。
ただ、ハリウッドが誇る才能ある脚本家たちや監督たちが、この後も見事な辻褄合わせを見せてくれるだろう期待もあるにはある。
アベンジャーズの生き残りたちと絡んでいくのだろうか…
エターナルズは死なない存在なのかと思ったら、年を取らないだけだった。
普通に人間のふりをして職業まで持って生活をしているようだが、同じ場所に何年留まっていられたのだろうか。
さすがに10年経っても老けなけりゃ、不思議に思われるだろう。
生活圏を転々としていたとして、職業も都合よく転々と渡り歩けるものだろうか。
…と、ファンタジーに野暮な理屈を持ち込んではいけない。
IMAX VS Dolby
本日エターナルズの2回目の鑑賞をしてきました。
1度目はIMAXにて鑑賞しましたが、内容が理解できずもう一度見たいと思いました。ついでに再鑑賞はDolbyにて鑑賞しました。
内容の評価は他の方が多くされているので、IMAX対Dolbyの感想を上げたいと思います。
私は日本海側の地方(東日本)からの転勤で同タイプの鑑賞システムは初めてで楽しみにしてました。
此方にきてIMAX5本とDolby2本みましたが、エターナルズはDolbyが断然あっているように思いました。IMAXよりは大きさと明るさ(輝度)は低いですが、他サラウンド効果とナチュラルな映像で気持良く映画に没入できました。
個人の好みなので何とも言えませんが画面の大きさならIMAXでお家でホームシアター等を展開されている方はサラウンド等、音響関連の参考になるのはDolbyと思っています。
「忘れない」
忘れない。
明日には過去になる今日を。
忘れない。
愛に溢れた幼き頃の家族との一幕を。
忘れない。
共に喜び、悲しみ、助けあった仲間との絆を。
忘れない。
愛して傷つけ、愛されて傷つけられた痛みを。
忘れない。
頭より心で動いた自分を。
忘れない。
全ての経験を。
忘れない。
生きた時間を。
過ごした時間の全てを。
・渋滞気味のキャラはそつなくまとめられ、さまざまな歴史的事件や世界...
・渋滞気味のキャラはそつなくまとめられ、さまざまな歴史的事件や世界中のロケーションが人類・人類史讃歌のように登場する。カロリーオーバーな内容をするりと飲み込めた。しかしあまりに壮大な改変ものなので、歴史観を延々つっつかれているようで変な気分だった。やっぱりマンガだなあというか。
・それぞれの能力の楽しいアクションが次々と描かれ(キンゴの付き人いわく「アクションも必要なので」)、セナのおかげで人対人も見ることが出来た。どの肉弾戦も爽快感抜群で大満足。
時代は多様性よね、それはわかる。
いくら多様性の時代とはいえ、ここまでてんこ盛りにされると正直お腹いっぱいな気分に。もちろん多様性を打ち出すことは何も間違っていないし「ノマドランド」でオスカー監督となったクロエ・ジャオ自身が中国人女性ですから彼女がこういった超大作ヒーローモノのメガホンを取ったことはとても嬉しいこと。同じアジア系女性として誇らしいのは本当。
だけどその多様なキャラクターが十分に活かされているのかと言うと…うーん。
壮大な自然の中でのロケで彼女らしさは独特の映像美に発揮されていたけど、私はもっとワクワクしたかったの!マーベル作品のもつ楽しさを期待してたの!!
「ブラック・ウィドウ」「シャン・チー」がかなり面白かっただけにちょっと残念。
サノス指パッチンの是非
途中で過去の話も挟まれるが、地球最後の7日間で再び活躍するエターナルズを描いた物語。
アベンジャーズとは存在意義が異なる理由が何故か、セリフの中で説明されている。
アベンジャーズとは関わる事のない物語の様だが、アンジェリー姐さんのアクションを久しぶりに見て、面白かった。
観終わってから、サノスが指パッチンで全宇宙の生命を半分にした事の是非を考えてしまった
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