「コロナ禍と動画配信時代の新世代娯楽映画」シャン・チー テン・リングスの伝説 えさんの映画レビュー(感想・評価)
コロナ禍と動画配信時代の新世代娯楽映画
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久々に観たマーベル映画。アジア系のカンフーを駆使した新たなヒーローということでめちゃくちゃ期待して鑑賞。
良かった点
・音楽
・ラストバトルのリングの活用。
気になった点
・CGの多用。後半のファンタジー世界はまだしも序盤の現実世界ですらCGですか。車の走行すらCG。しかもめちゃ粗い。
・バスシーン→敵がバス内で暴れ回ってるシーン。自分の身の危険とか何も考えてないのか?
・カット割→会話の度に話してる人物のバストアップ。会話している同士が同じ画面に入ることはほぼない。一々カットが変わってしんどい。コロナ仕様か。はたまたCG背景が面倒なのか。スクリーン使い方が分かってないのか。
・ヒロイン→めちゃくちゃいいキャラだが話に踏み込み過ぎだろう。マンダリンも普通に今後の計画とかペンダントの秘密とか話してるけど大丈夫か?
1日だけ練習して悪魔の首を射抜いてるのは超人過ぎでは?
・母親リンチされたのに外傷ゼロ。服も綺麗で真っ白のまま。
・母親殺した奴等の下っ端は即効親父が潰したのにボス見つけるのに7年かかってるのは無能過ぎでは?
キリが無いのでやめる。
とにかくコロナ禍で撮影様式が変わり大変そうだなと感じたのと、会話シーンの人物アップ多用やCGの造りの甘さも相まってスクリーンよりも小型デバイス(スマホやタブレット)で観るのに適しているなと感じた。それを狙って作ってる可能性も十分ある。
アフターコロナの新世代映画というべきか。
マーベル作品は途中から脱落し、スポット的に面白そうだったこの作品を見たが、脱落したのは自分が乗り遅れたのではなく、卒業しただけだったのかもしれない。
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