「難しいレビューとかはしません!率直に面白かった!」シャン・チー テン・リングスの伝説 トトトさんの映画レビュー(感想・評価)
難しいレビューとかはしません!率直に面白かった!
今まで全てのマーベルシリーズを追ってきました。
前作ブラックウィドウは個人的にはまあまあかなと言った所ですが、亡きナターシャも主役を張れて良かったなあくらいの心持ちで鑑賞。
それらも踏まえて今作は期待半分、今作は面白いかな?という疑問半分で鑑賞。
結果は…率直に面白かった!
カンフー映画面白いですね!
主人公や敵は魔法の武器を使いますが、ドクター・ストレンジの様に便利な魔法オンリーではなく武術+魔法の武器といった感じ。
しっかりとカンフーが土台となりそこにファンタジーの武器が備わっている感じでした。
ドクター・ストレンジでもマッツ演じる敵役カエシリウスが透明の空気の刃のような武器を使い、魔法+殺陣のようなシーンがありましたが今作の方がバトルアクションは見応えがあったと感じます。
過去作には全く登場していなかった人物が主人公ですが、約2時間の尺にしっかり収まっています。これからのアベンジャーズとして活躍する1人の導入として充実してたと感じます。主人公の親友もチョイ役ではなくキャラクターが強く印象に残りやすい、スパイダーマンのネッドのような、映画を見終わる頃には大好きになっているキャラクターでした。
ブラックウィドウが自身の暗い過去へと向き合う作品であったのと同様、本作も同じような要素はありますが前作とは打って変わって全体を通して明るいジョークも飛び交う楽しい作品だったと感じます。
それも主人公の親友ケイティのキャラクター故だったのかもしれません。戦いが激化するにつれてフェードアウトするよりも、ネッドのようにこれからもちょいちょい出てきてはジョークを挟んで欲しいなと思います。
超重要な伏線が回収されたり、長年の謎が解けたり、劇的なインパクトのある作品では無かったと思いますが、あくまでもライトにマーベルビギナーでも単体で楽しめる作品だったと思います。