「可愛い龍に悶絶!」シャン・チー テン・リングスの伝説 三輪さんの映画レビュー(感想・評価)
可愛い龍に悶絶!
さすがマーベル、心ゆくまで楽しみました。中国人のヒーローの登場に新しい分野がまたできたと大喜び状態です。カップルの二人は美男美女ではないですが、親しみのある顔で最後は大好きになりました。中国人は国柄があまり好きではないのですが、この中国のヒーローたち、マーベルの仲間として、私も受け入れる気になりました。白眉は龍の登場です。あの美しい流れるような姿を見た時、自然と涙が溢れてしまいました。龍の印象はやはり正義なのでしょうか。それにしても、地上に降りた時の目の輝きは可愛過ぎです。叔母が語る「1000年前も1000年後も一つの生命」というところ、私たちは根本で繋がった尊い存在であることを示唆していて、胸にグッとくるものがありました。あと、エンディングで華麗なるキャプテンマーベルが出てきましたが、それだけで涙が滲みました。三人が未来に向けて新しい戦いを開始しますが、続編への期待が自然と湧き上がりました。三人のヒーロー・ヒロインの希望の船出に、精一杯エールを送りたいです。
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