「やっぱドラゴンじゃなくて龍だよね。」シャン・チー テン・リングスの伝説 カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
やっぱドラゴンじゃなくて龍だよね。
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まず冒頭のバスの格闘シーンで片腕から刀が出て来る男が現れた時には震えが出るほど気持ちが上がった。
これからこんな奴らがバンバン出てくるのかと思ってドキドキしていたら、結局アクション含めここがピークだった。
登場人物のほとんどがアジア系で、彼らの容姿に対していろいろという方達がいるが、ワールドマーケットで商売するディズニー映画にとってアジア人と誰もが認識できるということが重要なことな訳で、これについては必然と考える。
ただ、ラストで主人公とフワちゃん似のケイティがそれっぽい雰囲気になっているシーンでは、ついビジュアルを求めてしまい、冷めた目で見ている自分に気づいてしまった。
同様に中国自体に対しても、山奥の武道の集団鍛錬、変面(忍者?)、竹藪、演舞のような格闘シーン、龍などのステレオタイプを徹底し雰囲気中国をしっかりと表現していた。
(KARAOKEも中国のイメージか?)
主テーマの家族愛については、母は子供達のために戦い命を落とし、父は閉じ込められている妻を救う為にター・ローへ行くが、兄妹でももう少しわかりやすい表現があってもよかったのではないかと思う。
楽しく観れる映画である事は間違い無いのでマーベルやEAGLES好きでない人でも楽しめると思うので、機会があればぜひ観に行って欲しいと思う。
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