クルエラのレビュー・感想・評価
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パンクでロックで、とにかくカッコいい!
さいっこーにカッコいい。
基本的にジャイアントキリング系、
成り上がり系は好きなんざんす。
もう、それだけで爽快感なのに、
こんなにに、パンキッシュに
ロックにファッショナブルに魅せて
くれるなんて、、、
いやー、カッコ良すぎてちびりました。
怖い物無し無双デス。
話が進むにつれ、ショーの招待客のように
クルエラの登場を心待ちにしてる自分が
いました。
鮮烈!次はどんなファッションなのか?
どんな見せ方をしてくれるのか?
いやー、すごいですよ。
これ考えたデザイナーすごいなー。
ワクワクが止まりません。
ストーリー自体は複雑ではないので、
悩まず楽しめます。
エマ・ストーンが良いのですわ。とにかく。
で、大物のエマ・トンプソンが破格の
素晴らしさ。いやー、ダブル・エマが
あって成り立ってますな、本作。
それと舞台となるロンドン、年代にフィット
した映画音楽の数々。今風のアレンジが
泣かせます。間違いなくこれ、ロックファンは
ノリノリです!襲ってきますよ!画面から。
僕自身、ラスト入城シーンのストーンズ曲が
痺れた。ベタかも?だけどこれがいい!
クルエラの前日譚ですが、
僕は悪人クルエラが登場する作品を
観たことないのです。これから観るときに
本作思い出しちゃうかなー?
これ見ちゃうと、邪魔しちゃうかなー?
ってくらいにクルエラに気持ち持って
いかれちゃいました。
良かった!
秀作!
評価「1」って?
娘に連れられて
美しく恐ろしい
パンク・ムーブメントの現代的な解釈が素晴らしい一作。
美術全般、特に衣裳は見応え十分!悪役(ヴィラン)の前日譚ということで、『ジョーカー』(2019)と似ている、という意見もあるようだけど、むしろ後半の展開は、『デッドプール2』(2018)を彷彿とさせました。
1970年代のロンドンが舞台となっているので、ファッションにおけるパンク・ムーブメントとオートクチュールのせめぎ合いという時代背景があります。若きデザイナー、エステラ(クルエラ)と伝説的デザイナー、バロネスの対決はまさにその対立を象徴していて、エステラによるバロネスの晴れ舞台の潰し方に毎回趣向が凝らされていて、とても見応えがあります。
エマ・ストーン扮するエステラの強烈な個性に対して、バロネスを演じるエマ・トンプソンの唯我独尊ぶりもまたいっそ清々しいほどで、ちょっとした仕草や言葉で相手をこわばらせる、一瞬持ち上げたかと思うと容赦なくたたき落とす、といった非情な演技はとても素晴らしく、トンプソンの円熟した演技を堪能できます。ちょっと残念なのは、クルエラの仕掛けに対してバロネスが憮然とした面持ちで立ちすくんでいる、という描写が連続することです。彼女ほどのカリスマと才能を持っているなら、自分の見せ場を潰しに来られたら絶対何か返しをするはずだけど!とはいえ、これはほんの些細な引っかかりで、全体的に素晴らしく密度の濃い作品です。
『101匹ワンちゃん』のクルエラの言えば長めのシガレットホルダーですが、本作には喫煙の描写が一切ないところに現代性を感じますね。
あの方には叱られますが、感謝の言葉しか出てきません
昨日、大きなスクリーン最前列からの鑑賞で細部、特に反対側の上方が歪んで見えたので、つい本日真ん中後方の席で2回目の鑑賞をしてしまいました。
二日連続というのにまったく飽きることがありません。
テンポの良さと、色々な仕掛けがすぐに効果を発揮していくので、伏線回収やら、あれはどういうこと?という雑念は少しも湧きません。それでいて単調ではないし、浅くもない。よくもまあ、こんな素敵な映画を作ってくれました。
二日連続の感謝感激振りを記録するためだけの駄文をお許しください。
この映画の推しメン、マーク・ストロングの表情も、二回目となると、なるほど!という意味ありげで微妙な表情がまたいちいち楽しめました。
(以上、本日6月14日追記)
数少ない上映館、どの回もいつも満席でなかなか観れなかったのですが、やっと今日最前列で大きなスクリーンを見上げながらも鑑賞できました。
なんだこれっ!
娯楽映画に必要な要素、というかあると嬉しい要素が全部あるじゃないですか‼️
そりゃもう、圧倒的に支持されるわけですね。
どの人物も、どのワンちゃんもみんなそれぞれ魅力的、その上セットも衣裳も豪華絢爛できらびやか。
見落としてもいいシーンなんてひとつもない。
警備員の鼻毛を抜く、まぁどうってことのないシーンですら鮮明に思い出すことができるほど全集中させられました。
【極私的な萌えポイント】
ポテンシャルに溢れた若い才能や強い女とマーク・ストロングの組み合わせ。
『キックアス』ではクロエ・モレッツと格闘。
『女神の見えざる手』では、ジェシカ・チャステインに利用されながらも見守る立場を堅持。
『キングスメン』では言わずもがな。
今回もいいところ、持っていきましたね。
何かと気の回る腕が良くて優しい強面(コワモテ)。
本当に楽しくて幸せな時間でした。
感謝の言葉は口にしてはいけない、とあの方は仰ってましたが、こんな映画を作ってくれてありがとう、公開してくれてありがとう、と誰彼とかは関係なく言いたくなりました。
101匹ワンちゃんは子供の頃に絵本で読んだだけで、内容はうろ覚え。...
まず、この変わろうとしている世界の中で作られたディズニー実写映画の...
まず、この変わろうとしている世界の中で作られたディズニー実写映画の底力に感激した。
エンドに数百人の名前が流れていました。名前が載ってない関係者も沢山いるでしょう。そんな映画人が集結し、2021年に製作されたこの作品。
そして迅速な公開。
主演はWエマ。
エマ・トンプソンはものすごく魅惑的。パンキストのメイク、ファッション、美しい歩き方もキマっていた。
普段はクルエラを隠すためにエステラとして、昼休みに路地に座り込み、サンドイッチを頬ばりながらドレスのデッサンしてるシーンはやはり目を惹かれてしまう。
『ラ・ラ・ランド』の真面目な美人よりこちらのキャスティングの方が遙かに良い。
若さの煌めきは一瞬のものだと思う。若さが去ったあと、それがずっと続く女優、続かない女優がいる。
小さい時から支え合って生きてきた3人の『家族』。
随所で笑える小ネタ満載の2人組。長身の彼と、ポッチャリの彼。
所々コメディ入ってますね。
結構笑えるネタが沢山あって吹き出します。3人が何にでも変装するって、まるで『ルパン三世』みたいだなぁと思った。
101匹わんちゃんの、101匹目は実は死産にされそうになったクルエラ自身なんじゃないかと勝手に解釈してみたり。
クルエラの纏うドレスの数々。
後ろから見ると白無垢のようなガウンを羽織り、それがボッと炎で燃えると中は真っ赤なドレス。
ダストカーから現れた薄いピンクのドレス。最初はただのゴミにまみれて出てきたのかと思ったが、何と!
ドレスの裾がゴミではなくホンモノの長い生地だった。
素敵すぎる。
かと思えば、
ゲリラライブのようなステージ。
パープルのライトでビルに照らされるクルエラの文字。
まるで本物のファッションショー。歌、モデルのウォーキング。
ラストにまたクルエラが。目の周りに『Feature』と描いた白抜きアイメイク。
クルエラで登場する時のエマ・ストーンは正に次の若きカリスマ。バロネスと対等なほど堂々としている。頭もキレる。
女性としてカッコ良すぎるよ。
ことごとくバロネスをブチ壊す。
怪盗ルパンのように突然驚かし登場。捕まる前に姿を消す。
そして翌朝の新聞には、バロネスの記事より日に日にクルエラの記事がセンセーショナルに書きたてられ、皆がクルエラが次に何をしでかすか目が離せなくなる。
街の小さなブティックの店長の彼もすごく素敵。ボウイのジギー・スターダストっぽい。
彼のキャラクターの小粋さ。
小型のチワワに似てるワンコと、茶の老犬ワンコは本当にいじらしい。老犬ワンコが彼女の理解者でもあり、見守り役でもある。
火災の映像も素晴らしかった。炎がキラキラと輝いて観えた。
エンド前の楽曲の歌詞に痺れた。
美術、音楽、ファッション、ヘアメイク、キャスト、制作陣。どれも素晴らしかった。
個人的にはShaved headのマーク・ストロングが良かった。若い頃のデ・ニーロに似てる。
70年代は男女共に何てお洒落で一人ひとりの個性が光っていた時代だったのだろう。
そしてそれをこの映画は再現した。
この時代は『個性』が最も大事。今はファストファッションのような『同化』が無難。
しかし、何てパワフルな作品。この映画の世界観に入り込んでしまった。あっという間の140分でした。
『観ている』と言うよりは『体感』している感じに近いです。
ディズニーランドやシーで丸一日遊んだ帰り路、皆でああ!楽しかったね。と言い合うけど、翌日には不思議ともう余韻なんて残ってない。
この映画も同じ。
ラストの墓地のシーン、エステラを葬りクルエラとして生きていく。やはりこのシーン以外は余韻は殆ど残らない。
特にディズニーファンではないけれど、ウォルト・ディズニーが中途半端に夢を売ってるんじゃないと云うことが理解できました。
やはり米国は映画にかける予算が桁違い。そしてつくづくスケールが大きいなと感じた。
変わりゆく世界の中で、今、この2021年に映画を創り上げ、暗い世の中を、明るくかつスタイリッシュな作品に昇華し公開してくれたディズニーに。
そしてこの映画に関わったすべての人達に拍手を送りたい。
「101匹」のクルエラと重ならない。
「ディズニー史上最も悪名高いヴィラン(悪役)」という宣伝文句のクルエラだが、これはヴィランになる前の話という事か。悪役らしい憎らしさは全くなく、才能にあふれ真っすぐな性格だが、超個性的で反抗心のかたまりという実に好感のもてるキャラクターだ。エステラ(クルエラ)は、母親を殺した相手が実の母親だと知る。そんな冷酷な血が自分にも流れていて抑えきれないのを分かって悪役に振り切る決心をしたように見える。
「101匹わんちゃん大行進」のアニメを小さい頃に見て、「クルエラ」は今でも鮮明に記憶に残るキャラクターだ。可愛すぎるダルメシアンの家族にいつもちょっかいを出してきて、子犬たちの皮をはいでコートにしようとしていたと思う。この映画にもダルメシアンが重要な役割で出ているのでアニメに重なって楽しい。アニメのクルエラは憎たらしいが、この作品のクルエラは可愛らしい。エンディングで悪の入口に立ったように見えるクルエラだが、これからどんな立派なヴィラン(悪役)に成長していくか楽しみだ。
やっと観れた
エマ対決は重鎮に軍配か
正直者人こそ悪人にされる。
選曲はステキ!
ディスニー作品はあまり、ロックやソウルを使わないので、斬新な選曲です。でも、バラードもムードコーラスもなく、同じような「強さ」の曲が続きます。映画もこの一本調子で、どこが山場かわからず、非常に長く感じられました。
主演のエマ・ストーン。『ララランド』でも『女王陛下のお気に入り』でも、なんなら『Easy A』でも、ちょっと残念な子が上を目指す役を演じています。泥道で転んだり、ゴミを被る演技は最高ですね。さすが、オスカー女優です。
うちには、『101匹わんちゃん』のドラマレコードがあったので、何百回と聞いたんだけど、気取ってて、強欲で、残忍なキャラ付けがされてました。本作では、あまり残忍なことはしてないし、犯罪はスリくらいだし、真面目にデザインしてるし、マヌケですらなく、地味なイメージです。これは髪色を変えても変化がありません。ハーレクインやジョーカーは見た目が変わると、人格も変わるのにそれがありません。ひどい目にあって、限界に達し、最後にビランが完成するという流れになってません。
作中にはいろんな事件やミッシンがあるのですが、時限爆弾は仕掛けられていないし、警察には逮捕されそうにないし、キャットウォークから落ちそうでもないし、全くハラハラしません。
終わりのほうで、「みんな同じ…」が出てきます。多分、ルパン三世のパクリです。折角笑えるところなのに、全く痛快でありません。
今気づいたのですが、『タイムボカン』のドロンボーの女1+男2のフォーマットはこれのオマージュですね。ホーレスは可愛いんだけど、ジャスパーは突っ込みを入れることはありません。二人はそこそこ仕事をし、良いやつですら有ります。コメディーリリーフになっていません。
途中、吹き抜けの天井から長回して建物の中を巡るシークエンスがありますが、CGの無かった『市民ケーン』は凄いなと思いました。
結局、観た人をどう感じさせたいかがよく分かりません。星三つなのは、選曲とエマ・ストーンの演技に対してです。
観に行ってよかった!
正直全く興味が無く、観る予定ではなかったんですが、レビューがあまりに高評価なことに気付き猛烈に観たくなり、急に上映中の映画館探しはじめたところ時すでに遅し?何故か行きつけのTOHOシネマズでは上映されておらず・・、新宿や渋谷の映画館は満席という驚愕の事態。どうしても諦めきれずわざわざ自宅から遠い池袋のグランドシネマサンシャインまで行くハメになってしまいました(ちなみに池袋で映画観たのは初めて!)。
しかし・・わざわざ池袋まで行った甲斐はありました!!やはり観に行って良かった!冗長さは全く感じない、最初から最後まで次々とクルエラの度肝を抜く鮮やかなリベンジが炸裂、見応えありの134分でした。
古い映画のポスターがエスカレーターの壁に沿ってたくさん飾られていたり、この映画館自体も非常に雰囲気が良く、是非また再訪したいと思いました。
昨年「魔女がいっぱい」でアン・ハザウェイが丸坊主に湿疹のグロテスクな魔女を怪演しましたが、本作はエマ・ストーンが独創的な才能を持つブッ飛んだファッションデザイナーを快演。魔女~の方は子供向けですが、本作は、せっかく憧れの店で働けるようになっても毎日トイレ掃除とゴミ出しばかりなど、人生の厳しさがしっかりと描かれて大人向け。
母親がクルエラを出産するシーンから始まり(後で「ここに繋がるのか~」と分かる)子供時代から落ち着きがなく負けず嫌いでケンカっ早く、学校で問題ばかり起こしついに退学に。娘がファッションへの興味と才能があることを知っていた彼女の母親は、専門の学校へ娘を入学させようと"友人"に資金の援助を頼みに娘を連れて訪問する・・そこで思いもよらない"悲劇"が起こることに!
そこから話はどんどんどんどん展開していって業界の女帝?バロネスとクルエラが"ファッション"で対決を繰り返していくことに。対決していく中で段々と先述の悲劇やクルエラの出生の秘密が明らかになっていく・・。
70年代の音楽と共にテンポよく話が進み全く退屈してるヒマは無し!迷わず観るべし。
ウィリアム王子夫妻が医療従事者の慰労のための映画上映会をスコットランドで開催した際に上映されたのが本作。キャサリン妃は挨拶で「皆さん、この映画を見て現実逃避して!」ホントに自分もこの映画観てる間はしばし現実を忘れてた気がします。
ファッションショーみたい
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