クルエラのレビュー・感想・評価
全213件中、41~60件目を表示
女子会で観るなら絶対コレ!
どこまでも女性が強者な作品。血が飛び出るようなアクションは無いのに、汚い物はモザイクすら掛けずに映す。美的至上主義を色濃く伝える内容って、女の子は大好きだと思います。
努力で得られる地位は夢、才能こそが現実である理不尽さも良かったです。
今冬はダルメシアン柄のコートを着た女性が多く出没するかもぉ♪
演技!衣装!そして音楽!!
悪魔を憐れむ歌たち。デビルと書いてド・ビル --- チート級の楽曲群が休みなく繰り出される最強のサントラ、あれもこれも最高の曲がたくさん聴ける!パンキッシュ70年代のクラシックロックが全編を彩る。ズルいくらい忙しなく容赦なく次々と名曲が流れるさまは圧巻の衣装 & 役者陣の好演を超えるくらいの勢いでそれらを盛り上げる!思わずノッてしまう。
私に乾杯。復讐や破壊が待ってる --- 特別、天才、あなたには何かある。有名な悪役ヴィラン誕生は、最高にロックで少し悲しく普遍的な物語だった!デザイナーか破壊者か、ファッション界を挑発するノリノリなエマ・ストーン × エマ・トンプソン(大好き!) = 二大"エマ"対決!! そして毎度安定感がエグいバイプレーヤーの我らがマーク・"つよし"・ストロングは『プラダを着た悪魔(略してプラ悪?)』に喩えるならスタンリー・トゥッチ枠?本作でも頼れるお方。
『アイ、トーニャ』クレイグ・ギレスピー監督らしい白黒つかない世界の女性反骨成り上がりモノに、プロットにおける肝心な部分の差異を伴う反復で、感情的にも満たされる。そして、最後には気の利いたオチまでついてる。
イラつく "Not now." 狙いはない "Here's to me." バロネス様が外でお待ちです
期待以上!!
音楽も映像もストーリーも、引き込まれるー!!
ナンシーシナトラの曲が流れるとこは最高にかっこいい!
ラストシーンが、懐かしかったです。
そこでアニメ版につながるとは‥
アニメをもう一回見たくなりました。
古典のような普遍性
クルエラの物語を知らず、もっと若年層向けの話だと思って見たが、コメディ気配に包まれているものの、愛憎の寓話だった。途中に大きな岐点があり、印象が変わる。
白い顔に隈取りなので、ヒール値をもったヒロインだと思うが、じっさいの彼女は優しく人情深い。エステラであろうとクルエラであろうと性根には慈悲を持っている。悲しい過去をもち、ときには傷つきながら、ワルぶった外貌をしつつ、ファッションデザイナーを夢見て、解ってくれない世間を相手に奮闘する。
人々が、被服に関心を持っていなければ、デザイナーが君臨することはできない。着飾って集まる階級がいなければ、需要/供給が成り立たない。よって(クルエラの世間は)都市とブルジョアの比較的狭い世間だと思う。オリバーツイストを彷彿させる泥棒稼業をしてきた孤児が目指す世界としては、とてつもなく高い野望にちがいない。
──もっとファンタジーな話だと思っていたが、底辺を味わうエステラには現実的な風合いがあった。
とうぜん現実にもバロネスのように人の褌で相撲を取っている傲慢なデザイナーがいるにちがいない。エステラもバロネスも、現実的な人物像だと、個人的には思った。
映画はぜんたいに衣装賞な感じで映える。
近年レトロな音楽・風俗を取り入れた映像作品が多いが、80sが多いと思う。70sは新鮮な気がした。デイヴィッドボウイが化粧していた時代。ボヘミアンラプソディのころ。ロンドンの街並みはそのままで70sを具象できる。なにげにすごい。
エマストーンを見ながらよく目が大きいひとだと思う。やはりそう思った。嫌われ役に徹したエマトンプソンも巧い。Mark Strongはじつに執事然とした人だが、やはり執事だった。
ディズニーのキャラクターはいずれもストーリーを持っているのだろうか?伝承の気配さえ感じるとても豊かな外伝だった。
ところで(ごぞんじかもしれないが)エマストーンがSNLにゲスト出演している寸劇で神回のがある。あらましは「当選に期待通りのリアクションをしてくれない一般庶民」。すでに笑えるでしょ。Dream Home Extreme Isn't Exciting SNL。この動画になんども幸せにしてもらった。
エマ・ストーンも良かった!
最高におもしろかったです‼️‼️‼️
ビジュアル、音楽、ストーリーすべて楽しめました🙆♂️
ディズニー制作なのでファミリー向けになっていて、行き過ぎない表現になっているのが良いのかも。
ただ、作りようによっては、
ダルメシアンの毛皮のコートの部分で「ホラー要素」や、クルエラの生い立ちと成長を深堀して”JOKER”のような「社会的要素」をモリモリにすることもできたと思います。
また70年代の英国設定なので、音楽もサイケデリック、グラムロック、パンクロックなどで突き抜けた選曲だったら、もっと楽しめたのにと思いつつ、それでも、本作は楽しめました😊
音響良い劇場で、できたら2度観したいなぁ。
エマ・ストーンも良かったです。
噂では続編の制作が決まったとのことですが、本当かな?
クルエラ
全勢力を注いだ様な名作映画だった。
原作知らず、予備知識なしで行きました。
が、さすがディズニー。エマ・ストーン全然飽きずに観れました。
ディズニーもすごいと思うけど、それを食い潰す様なエマの演技(褒めてる)
最初から最後まで迫力があり、飽きずに観られます。
パンクロック?的な感じだから衝撃もテンポもすごい良い。ぜひ、映画館で勢力のぶつかり合いをご覧いただきたい。
あの衣装が似合うのはエマしかいない。
※批評には個人の価値が含まれていますのでご了承ください。
音楽とファッション最高
101ちゃんと知らないからクルエラがあんあ感じであってたのかわからないけど最高にカッコよかったしヒールのキャラもクレイジーに嫌なやつでわかりやすい
でも長くない?もうちょっとスッキリできたんじゃ?
音楽、ファッション、メイク どれもかっこよかった! 作ったドレスも...
音楽、ファッション、メイク どれもかっこよかった!
作ったドレスも面白いデザインだし、キャラに合わせたメイクも素敵。
ストーリーもドキドキして面白い!
想像の上をいった作品
普段あまり、ディズニー映画を積極的に見る方ではなく
あまり期待をしないで観に行ったせいもあってか
想像の上をいった作品でした。
悪役が悪役である由縁を知るというのは
単なる悪役ではなく、愛される存在になる。
クルエラがクルエラとして存在する理由を
とてもかっこよく描いていて、彼女の背負ったものを知ることで
彼女のキャラクターに厚みが出て愛される存在になる。
悪役は必要ではあるが、その悪役にも厚みを持たせることで
物語全体がとても内容の濃いものになると思う。
この物語のおかげで、より、101も楽しめるようになりそうな作品。
最後まで悪キャラ
ハーレイクインと通じるところもあるし、
またハーレイとは違うおかしさを持ってるのもいい。
あの打たれ強さ…羨ましい…
(どんなすごい能力よりもほしい…)
カメラワークがかなり独特、
衣装の見せ方も、狂気を感じさせる
自分的には、終盤辺は、ドンデン返しのたたみ掛けだとおもっている
すごく良かった
実写のダルメシアンは獰猛で可愛く無い
2021年映画館鑑賞68作品目
7月25日(日)チネラヴィータ
柴咲コウが嫌いというわけではないが字幕版を観た
映画館では字幕版を観る主義だ
字幕翻訳松浦美奈
ジャスパーが熊倉一雄でホーレスが山田康雄なら吹き替え版も映画館で観るところだがそれは無理な話だ
101匹わんちゃんのスピンオフをアニメでなく実写で
悪役クルエラ誕生の秘密
スタイリッシュ
BGMも素晴らしい
ディズニー映画のせいかハリウッド作品なのに台詞に「ファック!」が無かった
あったかもしれないが記憶にない
どういう意図かわからないが最近のハリウッド映画はファックが多すぎてうんざりしていたから見習って欲しい
クルエラだけでなく演者の多くのキャラが立っていた
クルエラはエマよりむしろ子役のティッパー・ザイフェルト=クリーブランドがとても良かった
新聞記者アニータ役のカービー・ハウエル=バプティストの髪型も良い
逆転裁判のカメラマン大沢木ナツミを意識したのだろうか
赤毛のエステラだと目の大きさがアンバランスで気持ち悪いが白黒のクルエラだと目の大きさもしっくりくる不思議
仮面ライダーBLACKの幹部のような白装束からボッと燃えてからの赤いドレス姿はカッコいい
若干気になるのはその他大勢にアジア系(おそらくその多くが中国系)が多すぎること
事情はわかる気がするがちょっと不自然な気もする
白人や黒人と同じくらいチャイナ系がいるとは思えない
小さい時に見てたらプリンセスとして絶対憧れちゃうなぁ!
101匹わんちゃんのヴィラン、クルエラの生い立ちと誕生秘話を描いた話。
.
ヴィランの話ではあるけれど、これはプリンセス物語だと思った。路上暮らしをする女の子が憧れのファッション業界にスカウトされて、そこで自分の生き方を見つけていく。そして今作の最後は一応めでたし、めでたし、になる女性の成功物語。
.
クルエラがパーティに現れて、白のドレスから真っ赤なドレスに一瞬で早変わりするあの変身シーン、あそこでプリンセスが誕生したようなもの。シンデレラの魔法で変身するシーンもあんな感じで下からチャラーン!だった気がする。
.
最近のディズニープリンセスは恋愛しなかったり、自ら戦かったり変化していってるけど、衣装はまだ可愛い雰囲気で仕草も女性らしさと品がある。でもクルエラの衣装はとにかく派手で、クルエラはヴィランなので態度も悪ければ口も悪い。
.
私は小さい頃からプリンセスのようなドレスよりもっとかっこいいドレスに憧れてたし、女の子なんだから行儀良くしなさいって言われるのすごい嫌だったから、小さい時にクルエラ見てたら絶対憧れてただろうなぁ。
.
あとは、クルエラの手下2人がアニメからそのまま出てきた風貌すぎてとても良かったです。
.
超カッコイイ!!ファッション映画!!
「101匹わんちゃん」の悪役クルエラが
どうしてクルエラになったのか?
「101匹わんちゃん」話はザックリと内容を知ってますが
昨今のアニマルライツ(動物の権利)に厳しい時代に
子犬の毛皮を剥いでコートにしようなんて言う
極悪ヴィランにどんな言い訳があるんだろうか?
ちょっとどうかな?と思っていた時に
なんと意外にも「プラダを着た悪魔」が好きだという
岡田斗司夫氏の推薦で行ってきました。
1960年から70年代、権威的で上流階級的な当時のロンドンで
新鮮なファッションとして大ブレイクした、
パンクファッションの旗手として
ファッション業界へ痛烈な殴り込みをかけるクルエラが
当時の音楽と相まって超カッコイイ!!
クルエラの少女時代を演じる子役さんも目力が半端なく、
自分流にアレンジした制服がまた超かわいい!
優雅なファッションショーのシーンから
パンクロックに合わせたド派手なクルエラ登場シーンまで
目に楽しいシーンがてんこ盛りでございます。
ぜひぜひ映画館で!!
で、月に8回ほど映画館に通う中途半端な映画好きとしては
これは「プラダを着た悪魔」にも通じるような
女性のお仕事ムービーであり
昔の栄光にしがみつく現実力者と
下から伸びようとする若い才能との闘いでもあり
また、イギリス社会の階級差別の
せめぎあいでもあるように感じます。
「悪」とまでは言い切れなくても
クルエラのやってることは結構ぎりぎりな行動だったりして
女性が抜きんでるにはちょっとした毒も必要!
みたいなメッセージも感じます。
女性の生き方や実社会での切磋琢磨を描いた
本筋とは全く別もののスピンオフとして
ディズニーのキャラクターを使って単体で作った映画
と言うのならなんか解るのだけど
この映画、ラストで
「101匹わんちゃん」の発端に通じる終わり方をしてるのですよ。
ディズニーはこれ以上どうしたいのだろう??
ファッション業界はここ数年、
いわゆるSDGs(持続可能な社会)の観点から観たら、
無駄な衣料品を大量に作ってはゴミにしているとか
毛皮や皮革の為に動物を無駄に殺している等、
何かと風当たりが強く、まともなメーカーは
SDGsを意識した製品を作ることに神経を使ってます。
クルエラはファッションデザイナー。
ディズニーもそこへ何かの提言をするのかしら?
洋画観た!!って感じ。プラダを着た悪魔を思い出しました。
面白かった。
役者が良かった、動き表情がが良かった。
衣装が良かった、カッコ良かった。似合っていた。
乗り物がカッコ良かった。
建物ががカッコ良かった。
アングル、「決め」の画がカッコ良かった。
細かいことを気にする人にとっては、ツッコミ所がちょくちょある映画と思いましたが、モノのディテールがシッカリしていて、そこから世界観を構築しようとしている様に感じれて、とても好感が持てました。途中からツッコミ所もあまり気にならなくなりました。
「カッケーな~」と思わさせてくれる服が説得力を生み、物語に入り安くしてくれ、そこに存在感のある役者が加わり、よりこの世界に強く引き込んでくれました。
エマ・トンプソン流石でした。
吹き替え版で観たので、字幕で観たかったなと思いました。
クルエラの声が「合ってない訳ではないがハマりきっていないな~」と終始思って観てて、柴咲コウだと後で知り(決して悪かった訳ではないのですが…)、もしプロの声優だったらどうだったんだろう?と思いました。
個人的には甲斐田裕子、朴璐美、行成とあ、園崎未恵、もしくはあまり洋画吹き替えでは見ないですが、種崎敦美とかだったらどうだったんだろう~?と思いました。
クルエラファンも納得の傑作!
いや~
久々に観てよかった!と思える映画でした。
個人的に、クルエラはディズニーヴィランズの中でも最高峰だと思っています。
101匹わんちゃんのクルエラは、成功者でお金持ちで何の不自由もないのにただ毛皮のコートにするためだけにダルメシアンを執拗に追いかける完全なキチ○イ。
他のヴィランズと違って、積年の恨みも深い理由も嫉妬もありません。
ただただ、白黒のダルメシアン柄のコートが欲しいだけで、狂ったようにすべてを捨てて犯罪に走る。
それがクルエラです。
そんな至高のヴィランのクルエラが実写になると聞き、期待半分不安半分とった具合でした。
またあの「ジョーカー」のように、完全に頭のオカシイぶっとんだ悪のジョーカーに、お涙頂戴の過去と理由付けをしてしまうのではないかという危惧がありました。
ところが本作、純粋に一人の変わった女の子の成長物語として面白い。
そしてストーリーのロジックも良くできていて、あそこがここにつながって、ここがあそこにつながる!というカタルシスを感じられる場面がちりばめられている。
特にうまいのは、「マレフィセント」は「眠りの森の美女」のパラレルストーリーとして描かれていたのが、本作ではクルエラ本人以外は101匹わんちゃんの前日譚として、101匹わんちゃんでお馴染みのメンバーが前日譚として多数登場し、なかなか納得のいく理由付けがされている点。
で、肝心のクルエラは、というと、「101匹わんちゃん」や「101匹わんちゃんⅡ」、「101」「102」のクルエラとはかなり違うキャラクターになっていますが、愛と悪と才能に満ち溢れた非常に魅力のあるキャラクターとして描かれています。
そして代わりに我々が知っているクルエラの性格そのままのキャラクターを別に置くことによって、観客はそのクルエラ的存在に畏怖を感じながら若きクルエラを応援したくなるという構図となっており、主人公のクルエラはクルエラではないんだけど、まんまクルエラを感じるキャラクターもいるため、コレジャナイ感にうまく蓋をすることができます。
さらに、映像美とファッション、音楽も素晴らしく、映像を見ているだけでも目を楽しませてくれます。そしてスリル、サスペンス要素にコメディ要素もあり、様々な面で非常に練りに練られた作品であることが分かります。
本作は、子供から大人まで、そして女性も男性も楽しめる、そしてクルエラファンも101匹わんちゃん好きも納得の傑作と言えるのではないでしょうか。
全213件中、41~60件目を表示