クルエラのレビュー・感想・評価
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エマストーンと子役の魅力全開!
宣伝も少なく東宝やら松竹等のメジャー系劇場での公開も無いのでそれなりのディズニー作品か。と思いつつも鑑賞するが、その期待を裏切る少し長めの良作でしたわ。
オープニングからの幼少期のエステラを演じた子役はなんとも良かった。
その後登場しエステラとクルエラを演じるエマストーン。この人飛び抜けての美人ではないが、以前からなんともいい味出してる女優さんですわな。
一昔前のイギリスを舞台にしてる展開は雰囲気も良い。
久しぶりに良い洋画を見た気分。
まー、よくある展開と言ってしまえばそうではあるが、それはそれでよしとするわ。
ファッショナブルなヴィラン誕生秘話、でもイマイチ…
パンクムーブメント溢れる70年代のロンドンを舞台に、最高にファッショナブルな悪魔・クルエラがどのように生まれたかを、「プラダを着た悪魔」や「ジョーカー」を彷彿させるようなストーリー展開で描いていました。
エマ・ストーン演じる主人公・エステラが“クルエラ“へ変貌を遂げていく様は、狂気的且つとにかくオシャレで、画としてとても魅力的。
ただ、ビジュアル面の素晴らしさの満足度が高い一方で、テンポやキャラクターの魅力、お話としての面白さは正直イマイチに感じてしまいました。
登場人物は皆どこか表層的な描かれ方しかされず感情移入が出来ないし、カタルシスも感じず残念…。
もっともっと大胆で破天荒なクルエラでも良かったのにな。
続編があるなら期待したいです。
ディズニーアニメ「101匹わんちゃん」に登場した悪役クルエラの誕生...
ディズニーアニメ「101匹わんちゃん」に登場した悪役クルエラの誕生秘話を、エマ・ストーン主演で実写映画化。柴咲コウが担当したとあって吹き替えの方を観ました。エマ・ストーンがいろいろなキャラを演じて、、いいね!。柴咲コウの声もまた良し、、いいね!
I 💗 London!
子どもの時に家族で映画館で見た「101匹わんちゃん大行進」の中の悪い女の人のイメージはこの映画のバロネスです。お洒落で怖い顔でスタイル良くてドレスはクラシカル、そして固めた高めのヘアスタイル。バロネス役のエマ・トンプソンは本当にかっこいい‼️貫禄とオーラが半端ないです。ハイ・ファッション系の話ということでは「プラダを着た悪魔」よりずっと迫力がありました!
クルエラはエマ・ストーンの当たり役で、完全な悪でないところが彼女らしいと思う。声も髪の色も髪型もメイクも衣装も切れ味良く、顔はドイツのパンクロックシンガーのニナ・ハーゲン!エステラによるショーウィンドゥのディスプレ手直しには感動した。メッセージとアバンギャルド感があるからかロンドンのモードはパリやミラノとは異なる。明確な階級社会でワーキング・クラスが力と自信を持っているから?少なくとも70年代がそういう時代?
映像とくっついたり離れたりしながら疾走する音楽は本当にかっこよかった!「キサス・キサス」(Perhaps)は一気に私を香港映画「花様年華」(In the Mood for Love: トニー・レオン!&マギー・チャン!)に連れていってくれたし、Come Togetherはありがとう‼️
ブティック店主のアーティー、アイメイクもファッションも私の趣味。トラックでドッカーンとガラスをバリバリ割って建物に突入するのもパラシュート着地もベルモンドみたい。好きなものが全部詰め込まれていた映画でした。続編できますね!オープニングのディズニーお城と花火がモノクロだったのも細部まで凝りまくるセンスで良かった。
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2回目鑑賞で細部確認。エステラの憧れを表すようにリバティの天井から垂直方向の映像、店の床カーペットも壁も「掃除しろ」ばかりエステラに言う男のネクタイもリバティ柄。マーク・ストロングを最初からじーっと見ることもできた。男爵への忠誠心溢れるキーパーソン。アニータの服がいかにも70年代のデザインと柄で良かった!それからダルメシアンのうち一匹が「太ったな」と言われて確かにお腹が大きかった。それで生まれた子犬がピアノを弾く彼とアニータにプレゼントされたんだ!前回はクルエラのインパクトに圧倒されたが、今回はエステラの悲しみに寄り添って泣けた。(2021.7.2.)
センスがヒカル
字幕行きたかったんですが
仕事の都合で時間あわず
吹き替えで。
正直吹き替え……っては思ったんですが
柴咲コウさん思いの外クルエラで
すごかったです。
あの妙な言い回しがまたクルエラ色だしてた。
(ちょっとナレーションクルエラ時はちょっと気になったけど)
映像と衣装などのセンスがひかる。
音楽や言い回しカメラワーク
センス光る。
時代背景にもあわせていて
センス光る。
ジョーカー的な話ではあるけれど
そんな悲観する話でなく
むしろクルエラが自分の道を取り戻していくストーリーで気分が堕ちるような話でなくちょっと安心。
ハーレイ・クインぽい
ジョーカーとハーレイ・クインがまざったような
ニュアンス。
配役も良き
もちろんエマ・ストーンはいわずもがな……
周りを固める方々
個性光ってた。
これは是非みて体感してもらいたい。
出来れば劇場でとおもえる映画だが
(映画館のためにも)
ディズニープラスで明日から追加購入できるので
なんでもとりあえず
触れてもらいたい作品だなと。
続編つくれるように
少しでも多くの方にみたいただけますように。
金かかった大作久々で
興奮しました。
この映画に関わった方々のセンスが
みんな同じ方向に向いてる感じ。
すごくよかった。
チビエラやった子かわいくて
ほほえましく。
おじさん序盤にやにやしてました笑
自己主張の強いひどい子
101匹わんちゃんに登場する小犬誘拐犯のボス、クルエラの過去の話。
ファッションデザイナー志望の小学生エステラの「ひどい子」=「クルエラ」の部分が作用して、同級生達と喧嘩三昧で退学になり巻き起こっていくストーリー。
悲しい出来事から生きる為にやさぐれた生活をして10年、世界的デザイナーのバロネスに見初められ認められ…。
ロンドンに着いてからは確かによろしくない行動をしていた主人公だけれど、子供の時の喧嘩にしても大人にバロネスと出会ってからも、全然悪人という感じがしないんだが。
まあ、ディズニーですからね。
クルエラとバロネスの喋り方がアテレコ風だなと思ったりね。
134分と尺もそこそこ長いけれど、エピソードがしっかり丁寧に描かれているし、ストーリー自体は解りやすいし上げ下げもあって退屈はせず、ちゃんと面白い。
ただ、クルエラが悪役の割には良い子ちゃん過ぎるし、物語の振り幅が小さいというか抑揚があまりないというか、ちょっとマイルドで物足りなさは否めないし、ディズニーにありがちなちょっとしたギャグのぶっ込みが少なかったのも寂しい。
まあ、お子様でも美味しくお召し上がり頂けますという感じかな。
それと「101匹わんちゃん」は微かな記憶がある程度だけれど、この話ってそこに話し繫がらないですよね?リブート?パラレルワールド?自分が知らないだけ?
ここと繋がりそうなシリーズ、というか作品あるんですかね?ちょっと気になった。
ここから続編つくるのかな…?
そして今更だけど、いくらそういうメイクとはいえ、エマ・ストーンのお目々って漫画かアニメみたいにデカくない?
音楽カッコいい!
ロックでパンクでポップでお洒落♪
ミュージックビデオをみてるような気分にもなり、
ドアーズ、クイーン、クラッシュ、とか帰宅して聴き直しちゃいました!ストーリーも楽しかったけど、音楽にかなり気を取られました〜!コロナ禍で全然Liveとか行けないけど、ちょっとLiveとか行ったような気分になれてオススメです♪
ド単館劇場でメジャーロードショーの奇跡。
こんなメジャー映画がカリテだなんて。ファンタジックなプラダ悪魔な物語。けっこう良い出来でした。もっと大々的にロードショーすれば二桁億の興収は見えるのに。コロナを恨むというより、政治対応を恨むよね。ディズニーは東京都を相手に逸失利益を要求して訴訟してもいいな。
エマ・ストーンのヴィランを堪能
公開初日に字幕版にて鑑賞。これはエマ・ストーン主演作という事で見逃せない作品。パワーアップしたエマ・ストーンがヴィラン役を演じる姿も抜群に悪カッコイイ。
ディズニー作品とは思えないスタイリッシュな映像も素晴らしくオシャレでセンス抜群。
2021-66
【”ファッションセンス抜群のビューティー・デビル降誕!”Wエマのスタイリッシュ&パンクなキレッキレの演技合戦に魅入られた作品。印象的な衣装、そして1970年代のロックも今作に華を添えています。】
◆2021年5月30日 追記
・最初に鑑賞したのは、物理的な問題で、”吹き替え版”であった。
私は、洋画は”字幕版”で、実際の俳優さんの台詞を聞きながら観たい男なので、昨晩再度鑑賞。
ー 字幕は、実際の台詞を翻訳者が分かりやすく日本語に変換したものであり、字幕を観つつ、俳優さんが口にする脚本に書かれていると思われる台詞との違いを聞き分けながら鑑賞するのも、乙である・・。ー
冒頭にこの文章を書いた理由は、評点を4.0から4.5に変えたためです・・。
それと、当初に記載したレビューにも誤謬があったので、一部書き直しました。
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<2021年5月27日 投稿レビュー>
◆ファッションショーかと見紛うようなクルエラ&エステラを演じたエマ・ストーンと、1970年代のファッション界に君臨する冷酷過ぎる"天上天下唯我独尊バロネス"を演じたエマ・トンプソンが身に着ける衣装。
そして、バロネスが暮らす”HELLMAN・HALL”内の豪華な意匠。
更に、”Wエマ”の見惚れてしまう演技合戦まで大画面で観れて、実に僥倖であった。
■感想
・幼き時に起きた”事故”により、孤児になってしまったエステラは、”自らを責めながら”同じく親のいないジャスパーとホーレスと暮らし始め・・、10年が過ぎる。
ー 物語は、エステラのモノローグで、テンポ良く進む。ー
・バロネスの冷酷な独裁者振りを、見事に演じるエマ・トンプソン。そして、数々の意匠。
ー エマ・トンプソンの冷酷極まりない女を演じる姿。彼女の誰にも心を開かない悪女振りも、今作の魅力の一つである。 ”私に乾杯・・” ー
・幼きエステラに”クルエラ”になってはいけないよ・・”と頻繁に言い聞かせる”母親”の理由。
けれどその”母親”は・・。
・バロネスにファッションセンスを見出されるエステラ。
そして、彼女の元で働き始める・・、夢であったファッションデザイナーになるために・・。だが・・
ー 脚本の良さが冴えわたる。前半で描かれる数々のシーンが後半、見事に回収されていく。ー
・表面上はバロネスの忠実な腹心を演じているが、真実を知っている唯一の人物で、密かな行動を取る男ジョンをマーク・ストロングが慇懃に演じる。
ー 彼の存在も良いのだなあ・・。
今作に、何となく「キングスマン」の風合を感じたのは、彼の存在感だからだろうか?
”真の忠僕”とは、彼のような男を言うのだろう・・。ー
・真実を知り、バロネス主催の”BLACK&WHITE”で、エステラが白のドレスから鮮やかな赤のドレスへ、炎と共に変容するシーン。
ー 明らかに、エステラがクルエラに変容し、バロネスに復讐宣告するシーンである。ー
・クルエラの過激なバロネス潰しに、協力はするも戸惑うジャスパーとホーレスの姿。だが・・。
ー 二人に謝罪し、”家族だから・・”と告げるクルエラの姿。ジャスパーとホーレスは、良い奴である。ー
・哀しき自らの運命を、エステラは如何に克服したのか?如何に、復讐を果たしたのか?
そして、全てを知る”真の忠僕”ジョンが過去と現在で行った事も、心に沁みる。
<バロネスに見事に復讐を果たし、彼女が君臨していた洋館の入口に掲げられていた
”HELLMAN・HALL”の”MANの部分をぶち壊し”HELL・HALL”に”改修”し、自らの屋敷内を睥睨するクルエラの誇らしげな姿。
”目には目を、歯には歯を・・”
壮絶な復讐劇ながらも、鑑賞後に爽やかな気持ちになるのは、何故だろう・・。
1970年代の数々のロック
ー クイーン、ザ・クラッシュ、ドアーズ・・・ー
の挿入のタイミングも実に効果的で、今作品をより華やかにしている。
脚本も素晴しく、意匠、衣装(パンクな部分も含めて)のゴージャス感も、タマラナイ作品。
続編希望である。>
<2021年5月27日 吹替え版で鑑賞>
<2021年5月30日 字幕版で再鑑賞>
ダークヒロインが再誕生
緊急事態宣言中の劇場公開。
業界内もいろいろあるようで、公開されてる劇場も限定的ですが、できるだけ映画館には足を運びますので関係者の皆様はもうひと踏ん張りを。
とにかく、登場するファッション、メイク、美術、色彩、それを彩る数々の名曲(その曲もまた様々なアレンジがなされている)たち…、その全てがスタイリッシュで最高。
もちろんエマ・ストーン最高。
登場した瞬間から画面の雰囲気がギュッと引き締まる。
他のキャラクターたちもみんな魅力的。
念の為「101匹わんちゃん」を予習で観賞しておいたのは正解。関連付いた小ネタもたくさん。
(このクルエラがあのクルエラと同じとは到底思えないんだけど。)
ストーリーはまあ、ひとまず置いておこう…かな。
そもそもこういうヴィランって、根拠不明だからこそ不気味だと思うので、「ジョーカー」やら「ヴェノム」やら、スピンオフで生い立ちなんかを掘り下げるのって、個人的にはあんまり要らないなと思ってるんだけど、この作品はワクワクゾクゾクのバイブスを楽しめたので十分満足できた。
今回は吹き替えで観賞したが、字幕版で是非また観たい。
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