「あの方には叱られますが、感謝の言葉しか出てきません」クルエラ グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
あの方には叱られますが、感謝の言葉しか出てきません
昨日、大きなスクリーン最前列からの鑑賞で細部、特に反対側の上方が歪んで見えたので、つい本日真ん中後方の席で2回目の鑑賞をしてしまいました。
二日連続というのにまったく飽きることがありません。
テンポの良さと、色々な仕掛けがすぐに効果を発揮していくので、伏線回収やら、あれはどういうこと?という雑念は少しも湧きません。それでいて単調ではないし、浅くもない。よくもまあ、こんな素敵な映画を作ってくれました。
二日連続の感謝感激振りを記録するためだけの駄文をお許しください。
この映画の推しメン、マーク・ストロングの表情も、二回目となると、なるほど!という意味ありげで微妙な表情がまたいちいち楽しめました。
(以上、本日6月14日追記)
数少ない上映館、どの回もいつも満席でなかなか観れなかったのですが、やっと今日最前列で大きなスクリーンを見上げながらも鑑賞できました。
なんだこれっ!
娯楽映画に必要な要素、というかあると嬉しい要素が全部あるじゃないですか‼️
そりゃもう、圧倒的に支持されるわけですね。
どの人物も、どのワンちゃんもみんなそれぞれ魅力的、その上セットも衣裳も豪華絢爛できらびやか。
見落としてもいいシーンなんてひとつもない。
警備員の鼻毛を抜く、まぁどうってことのないシーンですら鮮明に思い出すことができるほど全集中させられました。
【極私的な萌えポイント】
ポテンシャルに溢れた若い才能や強い女とマーク・ストロングの組み合わせ。
『キックアス』ではクロエ・モレッツと格闘。
『女神の見えざる手』では、ジェシカ・チャステインに利用されながらも見守る立場を堅持。
『キングスメン』では言わずもがな。
今回もいいところ、持っていきましたね。
何かと気の回る腕が良くて優しい強面(コワモテ)。
本当に楽しくて幸せな時間でした。
感謝の言葉は口にしてはいけない、とあの方は仰ってましたが、こんな映画を作ってくれてありがとう、公開してくれてありがとう、と誰彼とかは関係なく言いたくなりました。