「グレーじゃない ハッキリとした白と黒」クルエラ ユウさんの映画レビュー(感想・評価)
グレーじゃない ハッキリとした白と黒
クリックして本文を読む
この映画の見所は派手なファッションバトルと愉快な怪盗劇。
クルエラ自身が描く大胆な演出と作品としてのパンクロックな演出が相まってめちゃくちゃカッコいい。
そういった画面的な派手さに目を奪われるが1番面白かったのはクルエラがヴィランでありながらもディズニープリンセスに成り上がったことだ。
終盤にエステラがヴァロネスの娘だと判明。
それでもクルエラはヴァロネスを追放する。
そしてクルエラはファッション界の女王に君臨しヴァロネスの城と財産を相続した。
白と黒を混ぜてグレーにするのではなく白と黒をそのままに同居させる展開には度肝を抜かれた。
シンデレラで例えると継母と姉2人を蹴っ飛ばして追い出してから王子様と結婚する。
そのくらいの大胆さ。
ただヴァロネスとエステラの関係とかラストのポンゴとパディータとかイマイチな部分も気になった。
ただそれを考えてもファッションバトルのシーンやヴィランかつディズニープリンセス誕生秘話というところには大満足でした。
コメントする