劇場公開日 2021年2月26日

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「溢れるB級感。そこが魅力のSFアクション!!」スカイライン 逆襲 門倉カド(映画コーディネーター)さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5溢れるB級感。そこが魅力のSFアクション!!

2021年3月30日
PCから投稿

怖い

単純

興奮

【賛否両論チェック】
賛:最新技術を駆使して、壮大なスケールでの人類の戦いが、怒涛のアクションで描かれていくのが楽しい。ヒロインの葛藤や成長にも、考えさせられる。
否:前作までの知識は、やはりあった方がイイ。荒唐無稽な設定や展開等、要所要所でB級感が満載なので、好き嫌いはハッキリ分かれそう。

 一応前作までの流れは説明してくれますが、色々と設定や展開が複雑なので、やはり前作までの予備知識はあった方が良さそうです。
 再び人類の脅威となったエイリアン・ハーベスターに対し、人間離れした能力を有するヒロインが、仲間達と共に再び戦いを挑んでいく様が、壮絶なアクションと共に描かれていくのが、とっても楽しいです。戦いの中で生まれる彼女の葛藤や、心の成長にも、感慨深いものがあります。
 そして良くも悪くも本作の魅力は、全体を通して漂う、そのB級感です(笑)。ともすれば荒唐無稽感がハンパないド迫力のSFアクションが、最新の技術で壮大なスケールとして描かれていくのは、観ていて圧巻です。物語もツッコみどころが満載ですが、それをいうのは野暮というもの。
 あまり深く考えずに、ヒロイン達の怒涛の戦いを純粋に楽しみたい、そんな作品といえそうです。

門倉カド(映画コーディネーター)