サマーフィルムにのってのレビュー・感想・評価
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素人感を楽しめる方には良いかも。設定がもったいない
評価が良かったので期待して見た。
映画愛は感じましたが、何か押しつけがましい。
SFテイストを入れて娯楽作にしたいならもっと楽しめるシーンを入れて欲しかった。
未来の天才監督のデビュー作という設定をもっと活かしてくれたらもっと楽しめたかも。
映画愛に溢れててメッチャ自分好みだったー!
映画界を震撼させるかもしれないストーリーも良かった(笑)
高校の映画部に所属するハダシ(伊藤万里華さん)が自分の撮りたい作品を作る為、仲良しの天文部のビート板や剣道部のブルーハワイと映画を創って行くストーリー。
他のスタッフを誘う伏線がサラリとしてるけどナルホドの展開。
予想もしていなかったSFチックなストーリーなんだけどグイグイと作品にのめり込んでしまった感じ。
序盤は映画部が造る作品に敵対視してたけど、終わってみれはみんな映画仲間って感じで好印象。
自分も映画作りに参加したくなる感じでとても良い。
笑いと感動のごった煮で鑑賞中のワクワクした感じはこれまで観た映画には無かった感じ。
ハダシを演じるボーイッシュな伊藤万里華さんがとても良い!
演技力もなかなかで可愛かった!
クライマックスの体育館での上映会の展開は感動!
ちょっと観ている方が恥ずかしい感じもしたけど泣ける!
本作をもう一度観るなら自宅でゆっくり思いっきり泣きながら観たいです( ´∀`)
王道アイドル青春映画リスペクトのインディペンデント映画
とても楽しかった。久々のアイドル映画テイストの映画。インディペンデント映画なのだけど見事にエンタメ青春映画の王道を目指した感ある。言うなれば、アイドル映画へのリスペクト映画みたいな感じ。
とにかく主演の伊藤万理華の犬っころみたいなコメディエンヌぶりがかわいい。と、思ってるとラストのアレでびっくりする。この辺もつかこうへいの新人アイドル登竜門の殺陣を思い出したり。脚本三浦直之の好きなものが詰まってる感じがする。
ただ好きなもの楽しいものを追求した感じがとてもいい。奇跡的にいいところがポン、ポンと点在しているけど、バカにしているもう一方の映画部の主力チームの絡め方などいい感じ。
おもろかったです
ストーリーはちょっと…という気がしましたが、配役とかネーミングとかアイデアとか編集とかキャラとかアンバランスとか対比とか、色々と楽しめて、非常におもろかったです。
さすがに何かをイメージしてしまうところとか、最後の、もはやじゃないじゃん、とか、違和感はいっぱいあるんですけれど、それをも凌ぐ面白さを感じました。
青春って何でもありなんですね。
誰かの物語
を見る人なんていない、という劇中の台詞にドキリとする。誰もがスマホで映像を撮り共有できる時代、テーマや長短を問わず、それで何かを物語る人が消えないでほしい。
瞬間を切り取り物語とする、映画への思いに満ちあふれた映画。
時代劇+SF=青春
元乃木坂46の伊藤万理華が主演の青春映画
時代劇オタクな女子を中心に自主映画を撮るという話で、そこにSF要素が加わっていく展開
そのSF要素がある有名な作品のオマージュなっていて面白い。(本編でちらっと小説でも出てくる)
想像の余地が残る爽やかなラストもよかった
この映画は傑作になっていた可能性がある!ちょっと惜しい!
この映画は、コメディーとしての狙い目や、話の骨格には、素晴らしいものがある。
キャスティングもいい。惜しいのは、細かな部分の完成度が、やや足りていない。
もう少し、細かい部分まで撮りきれていれば、傑作になっていた可能性がある。
ハダシはもちろん、ひとりひとりのキャラもいい。
途中の展開が緩んだ部分がなく、ラストがもう少し決まっていれば、今年のコメディー映画大賞に輝いていた作品だ。
このコメディー映画大賞は、私の中の…、マイ…という意味だ。
ちょっと、テレビドラマっぽい、粗さが出てしまったのが残念だ。
映画は大きなスクリーンで観て、大音響で音を聴くため、ごまかしが効かない。もう少し、完成度を上げないと、巷の平均レベルで終わってしまう。
あと、予算はあると思うけど、タイムマシンの描写は、ちょっとチャッチいかな。
かなり惜しい佳作といえる作品ですね。次回作に期待します!
伊藤万理華が新鮮だった
高校3年生のハダシは時代劇映画が大好きだが、高校の部活で所属する映画部で作るのはキラキラとした青春恋愛映画ばかりだった。ハダシは自分の撮りたい時代劇が作れずモヤモヤしていた時に、武士役にぴったりの理想的な男子、凛太郎が現れた。その出会いに運命を感じたハダシは、幼なじみのビート板とブルーハワイを入れ、スタッフを集めて映画制作に乗り出した。高校の文化祭での上映を目指して順調に製作を進めていくハダシたちだったが、実は凛太郎は・・・という話。
乃木坂ファンじゃ無いから、ハダシ役の伊藤万理華を初めて観たが、素人っぽくて新鮮なのに意外と演技が良かった。座頭市風殺陣も良かった。
河合優実、祷キララなどほとんど知らない出演者ばかりだったが、金子大地含めフレッシュで良かった。
"今ひとつ感情移入出来ない"映画
昔、高校の文化祭で「ルパン3世」のパロディ映画を撮った先輩達がおり、会場が沸くほどに受けていたのを覚えている。学生映画って、同じ世代だからこそ共感できる部分も多くて、面白い。どこか作りが粗くても、そんなのも含めて、楽しんでいたと思う。あのドキドキ感はあの頃だからこそ感じることが出来る、今や失われた感情だ。
で、この作品。
胸熱な青春映画を期待したけど、主人公のハダシに結局最後まで感情移入が出来ず、思っていたほどには楽しめなかった。作品の世界観や物語は、アイディアに溢れてたけど…。
ラストの箒(ほうき)での殺陣の場面は見応えがあり、ちょっと熱くなったかな(笑)
*ハダシが凛太郎に一目惚れして主役に抜擢したり、彼のことを徐々に好きになっていく過程が、もう少し丁寧に描かれていればと思いました。
*ハダシのチャンバラ好きというキャラクターは良かったけども、あまりそんな風には見えなかったなぁ…なにかが足りない(笑)
勝新+ときかけ=⭕️
あまりに前評判がいいので初日に
皆さん演技が上手い
殺陣なんてかなりのレベルでは
(素人の評価です🙇♂️)
ラストシーン、欲を言えば後日談的に、明るい未来を示唆する何かがあってもいいと思った
それは、演出的にはやりすぎ?贅沢?なのかもしれないけど🙄
中村玉緒さんはご覧になられたのだろか
SFも恋愛も青春の土台
時代劇好きのハダシは、街で知り合った凛太郎を主演として時代劇を撮ることにするが…。
伊藤万理華主演作。映画作りと青春に全振りした映画で嫌なキャラがいないスッキリさ。ラストシーンも秀逸だが何より伊藤万理華の演技が良く彼女出演の映画を漁りたくなりました。
桐島に匹敵する青春映画!夏にこそ!!
「桐島、部活やめるってよ」にも匹敵する、負け犬たちのワンスアゲイン青春映画。
時代劇✕SF✕青春キラキラ映画という射程の広さ。どの映画のジャンルも否定しない作りになっているのが良い。強いて言えばファスト映画は否定してたな。
とんでもねえ壁ドンがある。とんでもねえところでラストカット。この余韻の残し方、主題歌をかけるまでの数秒が美しい。
伊藤万理華は、主演女優顔。映える映える。これからもどんどん活躍の場を広げていくでしょう。そして金子大地の名演に昨年から何度も食らっている…青春映画に欠かせない存在になってる。
桐島を超えるではなく匹敵すると書いたのは、重要なシーンで現実の世界をストップさせて虚構の世界にドラマを持ち込んだから。周りにいるキャラクターは虚構だと分かって第三者的に入り込んでくる。桐島は屋上のシーンで周りにいるキャラクターも現実の中で起こるからこそ虚構を超えて現実が食い込んでくることでカタルシスが増す(上手く言えない)。この点で桐島の方が好み。
音楽の使い方だけやや仰々しかったかなあ。
夏映画として傑作と言える。何度でも見たい。
俳優 伊藤万理華
あれっ?この映画って確か、主演がアイドルだった筈よね??
と確認する程、伊藤万理華ちゃんの陰キャがハマりすぎ!!
乃木坂ファンに怒られそうですが、不満を抱いている死んだ目、フツフツと煮えたぎる敵意、イケテない微妙な表情が最高!
しょっぱなから心を鷲掴みにされました。
不貞腐れた顔がキュートなんて、逆に最強かよ!
でも、メインストリームではないものの、自分の好きな世界を持っていて、理解してくれる友達もいる。
アンチ「キラキラ青春ラブコメムービー」のはずが…マイナーながらも一生懸命何かに打ち込む姿はキラキラしている。
そんな“映画を作る青春映画”に、時代劇要素とタイムトラベルまで!
ちょっといろいろブチ込み過ぎなのでは?と勝手に心配していましたが、更にもっともっとブチ込まれてました〜!笑
それぞれのキャラクターも魅力的で、友情、愛情、“ライバル”や“仇”との深い関係。
時代を越える熱い映画愛が炸裂します。
だから時代劇、だからSF。
あと、映画の中の映画も含めて、タイトルが入るタイミングのカッコ良さ!!
痺れます。
しかし、伊藤万理華さんってすごい役者さんですね。
ダンスで培った身体能力の高さを存分に活かした殺陣がカッコいい!
クライマックスの高揚感は彼女でないと。
今後も楽しみです!
伊藤万理華が良い
テレ東の「お耳に合いましたら。」で伊藤万理華さんを知って、調べたら主演映画も公開されることを知って楽しみにしてたらオンライン試写会に当選したので、まずは家で視聴。
文化祭に向けて時代劇映画を制作する青春ムービー。
伊藤万理華さんの魅力がたっぷりでした。
あー、戻ってこい!青春の夏!
昨年のTIFF2020で観たかったけど叶わなかった作品。ようやく鑑賞できました。感無量です。
待った甲斐がありました。後味さっぱり。すっきりでキラリーン⭐︎な、エピソードごった煮青春ムービー。汗や涙はないけれど、ドンと上がりパッと開いて散る花火のような物語。あー!久々に青春だったなー。
僕はあの頃の思い出をフィルムに焼き付けていたのだろうか?
どーも、昨今の青春映画はムムムな変則恋愛系ばかり(悪意の先入観かな?)で、なんだかなーって思ってましたが、来ましたど真ん中!
物語は入り乱れますです。
え?それ入れます?え?それも?
えー、それもですかー?
ダイジョブですかー?
でも、様々な要素が涼しい顔して目の前を通り、気がついたら輪になってキャンプファイヤーしてました。
エピソード自体は変化球たくさんです。でも、ダルビッシュ並みにキレありますから、ビシビシ私の琴線ストライクを貫いていくんです。
このとっちらかっているような話をこの時間におさめましたよね。すげーな。そして面白いのです。ダラダラせずに進むテンポの勝利かも?なんだろ、贅肉がないイメージ。必要な栄養や旨みだけをしっかりしみこませてるんですね。
そして愛すべきキャラだらけ。僕はブルーハワイ好きだなー。(ネーミングまで夏してます!)とにかく、みんな好きになっちゃう。終始ニタニタしながら鑑賞しちゃいました。
ラッキーにも公開前の上映でさらに脚本家さんの舞台挨拶付き。嬉しすぎ。なるほどー、な話たくさん聞けてまた観たくなりました。
上映開始されたらまた観よっと。
あの頃の夏思い出したい方、ぜひ!
オススメのエンタメ夏映画です。
主題歌もピッタリ!
令和に新たな青春の一本、溢れる映画愛と友情に痺れる
青春モノとしての新たな傑作が、令和に産声を上げた。映画に対しての危機が訪れたこの時代だからこそ感じるメッセージも強く感じ、青春モノが好きな私にとってはとてもハマった。
ハダシは、映画部の落ちこぼれ。ラブコメに時代劇が太刀打ちできるはずもなく、腐っていた。ブルーハワイとビート板とボツになった映画を語らう日々。そんな時、ハダシファンを名乗るイケメンが現れ…。そうして動き出す映画制作は、ハダシの熱量とともにグルグルと歯車が回り出す。その眼差しから感じる、映画に対する熱量。仲間それぞれの想いとともに加速する夏休みの青春。その道程と、秘密。ハダシは悩み、葛藤し、最高の一本を作るために奔走する。いつしか私も、共に撮っているように熱くなり、心がグッと掴まれる。他にも、個性的なキャラが織り成すアナザーでのストーリーも面白く、青春×SF×時代劇の要素を見事に昇華し、まとめあげている。そして、ラスト…手に汗を握り、心からしびれてしまった。
まだまだ公開は先だが、自信を持って薦めたい。新たな青春モノとしての輝きを放つ、珠玉の一本。コロナ禍でふつふつと沸いた、映画を観ることへの渇望。それがリンクする。幾重にも味を感じられる、一夏の物語に仕上がっていた。
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