劇場公開日 2021年8月6日

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「学園青春モノの傑作だ!」サマーフィルムにのって 涼介さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0学園青春モノの傑作だ!

2021年8月9日
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主人公は映画部の時代劇好き女子高生。でも文化祭に向けて部が作るのは、くだらなーいラブコメ。で、彼女は友人達と自分の考えた時代劇を作りたいと悩んでいた。そこへ現れた男子が主役のイメージにピッタンコ。そこから剣道部と天文部の友人と制作準備開始。映画部の奴らはラブコメ撮ってるから、照明やら音声やらスタッフは、全くの素人に声をかけて集めた。みんな、いい塩梅のキャラ立ちで、要らない奴が居ない。
この辺まではオーソドックスな起承転結を想像してたんだけど、主役の男子と彼女が対面した時の彼のセリフが!?まさかSF的な展開?と、想像しながら見守っていると、タイムマシーン!!な、なんだ〜この展開は!
でも本筋が映画作りなのは変わらず進行、大きな夢を追いかけるとかじゃなくて、目の前の課題に突き進んでいく仲間達の姿勢がとても気持ちいい。ライバル関係にある映画部もいい奴らばかり。お約束の恋バナを最後に持ってきて、見事なエンディング。
映画好きに悪い奴はいないんだよ〜!てか。

涼介