「ラストは「映画」ではなく、チャンバラ演劇。」サマーフィルムにのって トム六さんの映画レビュー(感想・評価)
ラストは「映画」ではなく、チャンバラ演劇。
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クライマックスで、もう一度映画をやり直す、と上映会場で生でシーンを演じるくだりがあるが、撮影をするわけではなく、やり直されたのは「映画」ではない。全編、映画だの撮影だの散々言いながら、クライマックスではチャンバラを生で演じてオッケー、ヒロインの恋心が昇華されるというかなりなご都合主義。ヒロインに映画愛があるのだろうに、なぜそこがチャンバラ演劇でよし、になるのか。山場で「映画」が吹っ飛んでしまってかなり残念。
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