「いつまでも残さなくてはならない胸熱映画」サマーフィルムにのって グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
いつまでも残さなくてはならない胸熱映画
2021年は邦画の当たり年、だなんて友達にも言ってたのに、こんな面白凄い映画を見落としていたとは❗️
もう、恥ずかしい限りです。
昨日教えてくれた茨城の友人に感謝です。
そして、上映してくれている田端の客席20の名もなき小さな映画館に同じく感謝❗️
各方面の異能・異才を集めてチームを作る。
映画好きな方なら、もう、このパターンだけで条件反射的にイイネボタンを押しちゃいます。
それ以前に、ガード下の廃ワゴン車の秘密基地、時代劇映画のポスター、ハダシとビート板とブルーハワイのオタクな会話などで既に琴線が切れそうなほど没入させられているのに。
JK3人のあだ名の由来も気になるところですが、何事もなかったかのようにどんどん話は進みます。
進む間にも、剣道女子・ブルーハワイのちょっととぼけた胸キュン振りも絶妙に効いてるかと思えば、体育会系朗読男子の〝なんていい奴なんだ〟オーラにもグッとさせられ、笑いと胸熱シーンがページをめくるたびに交互にやってくる。
『映画大好きポンポさん』と並び立つといっても誰にも叱られることが無い、映画好きによる映画好きのための映画。
もちろん、日頃映画を見慣れていない方が見ても、〝普通に〟かなり面白い映画です。
見逃さなくて良かった、という安堵の余韻を味わいながら今夜のビールを美味しくいただきます。
観終わったあと、自分が若い青春時代を思いだして、甘酸っぱい気持ちになりました!
グレシャム様の好みかなと思いましたが、案の定ですね。私も胸熱になりました。また、どうぞよろしくお願いします!😆
昨年中に見てれば間違いなく年間MY BEST10に入ってました。
昨年は『浜の朝日の嘘つきどもと』や『映画大好きポンポさん』など映画愛を描いた好編ありましたが、等身大さでは本作が一番でした。
本当に、大好きってしかいえねーじゃん!状態です。
今晩は。
良作の邦画が多かった今年、個人的には「ドライブ・マイ・カー」は別格として、メジャー系は外すと「子供はわかってあげない」「浜の朝日の嘘つきどもと」(他多数・・)などと並んで好きでしたねえ。
”田端の客席20の名もなき小さな映画館”とは「CINEMA Chupki TABATA」ですか?。素敵な映画館のようですね。
コロナ禍が過ぎ去ったら、「ミニシアターのある街へ」に紹介されている映画館を中心に行こうと思っていたのですが、もうしばらく辛抱ですね。
では、又。