「結局恋愛」サマーフィルムにのって ロンゲストさんの映画レビュー(感想・評価)
結局恋愛
途中まですごくおもしろかったです。
最終的に男女間の恋愛に収束したのがかなりショボーンでした。高校生とはそういうものなのでしょうか。
時代劇や映画制作への情熱だけで最後まで描ききってほしかったな。だから「時かけ」の要素は別にいらない。時代劇の、照明(陰翳)の美学だったり、殺陣だったり、音も全部アフレコでいいから効果音や曲を研究したり、そういう熱意がみたかった。過去に名作は山ほどあるけれど、それでも現代に生きる自分が表現せずにはいられない衝動とかってすごく好きなテーマなのですが、異性への恋愛というのがノイズに感じてしまいました。
最後の幕切れも潔くてかっこよかったけど、ラストのタイトル「サマーフィルムにのって」ドーン!にいたっては、かなりダサい。
でもエンディングの曲の感じでなんとなく理解しました。結局この映画は、キラキラ大好き愛してる系映画なのだと。おじさんの出る幕ではなかったかも
絶賛してる人多いしね。
なんか御免
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