「新解釈時をかける少女」サマーフィルムにのって せつこんさんの映画レビュー(感想・評価)
新解釈時をかける少女
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映画部の文化祭で上映する投票に自分の作品が落選し、映画を撮るのを諦めていたハダシがある日主役にピッタリの男子に会って大好きな時代劇を撮る話。
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最近こういうサブカル青春映画を見る度にもっと自分の好きなことを追い求める学生生活を送ってれば良かったなと何度も思う。周りの目を気にしてコアな映画好きとか言えなかったー!!あー無駄にした!!友達の男関係の話なんて全然興味なかったー!!!.
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でも大人になるにつれて誰にも咎められず自分の好きなこと突き詰めれてちょー楽しいよやっほーい!って感じでもある(笑).
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なので私は実はラブコメ好きだけど周りがコアすぎて好きって言えないブルーハワイと一緒だったな。この子の設定って普通はコアな趣味を人前で言えないって設定になると思うけど、それが普通のラブコメなのがこの映画の良いところ。
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どんなにくだらなさそうなラブコメ作品でも馬鹿にしない、ものづくりをしてる人の気持ちは一緒というスタンスが今作の溢れ出る映画愛。
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巨匠のデビュー作を見るために過去にタイムスリップするというのも、映画ファンからしたらめちゃくちゃ分かる設定では?私だってキューブリックの幻のデビュー作(そんなものがあったら)見るためだったらタイムスリップする。
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