「個人的な思い入れで見たけど良かった。最後が秀逸」サマーフィルムにのって PAK UNTIKさんの映画レビュー(感想・評価)
個人的な思い入れで見たけど良かった。最後が秀逸
予告編を見て見に行きました。
高校生生活の最後の夏休み、映画を作るというのは47年前に私も経験があります。
秋の文化祭に出品する映画作りという点もそっくりです。
脚本を作った監督がいて、撮影、照明、音響と得意分野のスタッフを集めるというのもそっくりです。
監督だけがやたら熱いのもそっくりです。
資金作りのためにアルバイトするのも同じです。
撮影担当が天文部というのも47年前と同じです。
完成前には編集のために徹夜するというのも同じです。
違うのは8mmカメラとスマホの差ぐらいなものでしょう。
そんな個人的な思い入れで見に行きましたけど、けっこう楽しめました。
SF的要素はネタがあるのを映画の中で監督が明かしております。
確かに、そのとおりです。
この先、どうなるのかを見た人に期待させるところで終わらせています。
最後、あのカットで終わらせるのは秀逸です。
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