「ここまでやるかと妙にスッキリした」激怒 ニョロさんの映画レビュー(感想・評価)
ここまでやるかと妙にスッキリした
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ストーリーは単純だ。
切れると手のつけられない暴力刑事がアメリカで治療されて帰国したら、我が街はすっかり奇妙な街に変わっていた。違和感を抱えながらどうにか馴染もうとするが、ついに爆発。反撃開始の狼煙が盛大に上がるのだ。
まさに激怒というタイトルがこれほど似合う映画もない。主人公の男は最初からキレる時はすごいんだけど、最後はもう目が狂気だ。なぜこれほどまでの狂気を感じるのか、最後は素手を使うからかもしれない。相手の自由を奪うまでは鉄パイプみたいなども使うけれど、最後にボコボコにする時結構、素手が多くて、それなのに殴られた相手の顔はどんどん原形をなくしていく。これはすごい恐怖だった。
特殊メイクのなせる技が素晴らしい。
全員を殺しまくって、最後に街を眺めるシーンに青い鳥。これは結構グッときた。このシーンは映画のラストに希望を感じさせてくれた。
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