劇場公開日 2020年12月11日

「55点」天外者(てんがらもん) まぁと@名作探検家さんの映画レビュー(感想・評価)

3.055点

2021年2月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

映画評価:55点

改めて三浦春馬さんの演技は
凄いと感じました!

時代の裏側で、今の日本の礎を作った
五代友厚が主人公となる今作

今まで知らなかった方も多いのではないでしょうか?
正直、私も名前くらいしか知りませんでした。

中々2時間の中で
彼の生きざまを伝えるのって
相当難しかったと思います

それでも
三浦春馬含め俳優さん達の熱演と監督の情熱で
明治を生きた男の熱さを1つ勉強させてもらえました。

この五代という男を通して
私が受け取ったものは、
この男の才能が凄かったとか、
何を成したとかではなく

日本人の本質についてでした。
今も昔も何も変わってないんだと気付かされました。

大衆のほとんどは
【人は人の邪魔にしか一生懸命になれない】

五代の生き辛さを通して
改めて実感しました。

例えとして、政治家の話しをしますが
野党って何かしているんでしょうか?
私がテレビや新聞で見てきたイメージだと
ヤジを飛ばし、何かを成そうとする者の足を引っ張るだけ。

そんな事は決して国の為ではない。
竜馬や五代の様に、それぞれの想いを馳せて
一生懸命努力すればいい。
そうは思いませんか?

何の目標もない人間が、
自分が出来ないからって、やらないからって、
頑張っている人の邪魔をする必要ってありますか?

せっかく幕末を生きた志士たちが
命を睹して作ってきた今ですよ………。
何も学ばず同じことを繰り返している、
都合の悪い相手を異端と呼び、
何の努力もしてこなかった事に正当化をしているだけ

自分なりに何か馳せてみよう。
そう思える映画でした。
ありがとうございました!

【2021.2.2観賞】

まぁと@名作探検家