「五代友厚の出来の良くない偉人伝」天外者(てんがらもん) うどん人さんの映画レビュー(感想・評価)
五代友厚の出来の良くない偉人伝
五代友厚の生涯を、色々なエピソードを織り込んで紹介している。全体的に重厚感は無くて、いい意味でも悪い意味でも軽くて、気軽に観られる映画。いつ頃の出来事か、テロップが無いのでわかりにくい。なぜ五代友厚が大阪の商人に嫌われながらも代表になれたのか、その過程が一番重要だと思うけど、その部分が無く理解しにくかった。商工会議所の初代会頭になる場面、商人達はエキストラだと思うけれど、最重要な場面なので全てプロを集めるべきだったと思う。皆で五代を責め立てるけれど、皆同じような言い方でリアル感がなかった。三浦春馬は熱演だったと思う。
岩崎弥太郎の髪がいかにもカツラでコントっぽくて残念、西川貴教に似合っていない。
CGの風景がいかにもCGという風に見えたのも残念。テロップで大阪市長と府知事の名前があり興醒めした。
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