天外者(てんがらもん)のレビュー・感想・評価
全587件中、1~20件目を表示
そんな時代があったのだと、語るを聞いた次第です。
採点のマイナス1は、龍馬暗殺のシーンが見る人の知識に頼っていること、アクション映画のようなシーンが必要だったのかという違和感、ぐらいでしょうか。昔は昔、今は今。特に今の世に当てこすって話を考えたくはないのですが、骨太い人々の力強さに感じ入るのもまた、今の世と今の自分と比べてしまうからでしょうね。あんな風に未来に希望して生きていけたら良いのですが。あと、映画館でご視聴の際、もしお時間があるならば、エンドロール終了まで席を立たない方がよろしいかと思います。オマケ付きでした。そして主演の三浦春馬様、合わせて彼が演じた五代友厚様に心からのご冥福をお祈りします。でも正直、こんなエンディングの被り方は真っ平御免ですね。
努力に裏打ちされた輝き 三浦春馬をしのぶ
三浦春馬の所作は美しい。 以前WOWOWドラマ「ダイイング・アイ」を見た時、バーテンダーを演じる彼のシェイキングなど一連の動きの美しさと無駄のなさに驚いた。知人のバーテンダーに習ったり、バーに通ったりしてかなり練習したのだという。肩幅があってすらりと背の高い彼が指先まで神経の行き届いた所作を行なう様は、何とも言えずクールかつ上品な華やかさがあった。 本作でも、五代友厚が身につけていたであろうと言われる示現流の殺陣のシーンで同じ印象を持った。鞘を付けたままで相手を切らないが、彼が構えた時の緊張感からは美しさだけでなく、一の太刀に勝負をかける鋭い斬撃で知られる示現流の迫力が伝わってきた。これもきっと時間をかけて練習したのだろう。彼の所作の美しさは努力が結晶した美しさだ。 物語そのものは、2時間で五代の一生をさらっているためか正直端折りがちなところもあって比較的淡々と進む印象を受けた。三浦春馬が命を絶ったため、序盤で五代がはるに「命を粗末にするな」と言うシーンなど、どうしても気持ちがどこか現実に返ってしまう場面があった。もちろんこれは作品そのものの問題ではなく、私の姿勢の問題だ。 ひとつだけどうも受け付けなかったのは、大阪の吉村知事と松井市長がカメオ出演したことだ。事前に知ってはいたが、言われなければ分からないような登場の仕方だろうと思っていたら、結構なハイライトシーンで蓮佛美沙子を二人で挟んで立っているのが大写しになってぎょっとした(物語には全く絡まない)。撮影自体は昨年のうちに終わっているが、彼らにとって何とも微妙な時期に公開されたものだなあと思う。個人的に政治家がプロパガンダ映画でもないのにこういう首の出し方をすることは嫌いなので星が一つ減った。 ただ、それを差し引いても五代の魅力を観客に伝えるには十二分な作品だ。彼に関する史実の細かい部分はよく知らなかったが、とても興味がわいた。それはやはり三浦春馬が先駆的ヒーロー五代友厚としてスクリーンで生きているからだ。 エンドロールが終わると自然と観客席から拍手がわいた。五代を顕彰する作品としても、名優三浦春馬の熱演を堪能する遺作としてもその拍手にふさわしい作品だと思う。
ポジティブな偉人伝が遺作になったことがせめてもの救い
献花する気持ちで劇場鑑賞する方も多かろう。主演俳優が他界して半年もたたずして興行に臨まねばならない関係者たちの辛さを考えてしまうが、大ヒットスタートと報じられたのは喜ばしい。 幕末維新の激動期に活躍した五代友厚の人生を描く本作。五代の存在は、朝ドラ「あさが来た」でのディーン・フジオカの好演で歴史に明るくない層にも広く知られるようになったが、映画の企画自体はドラマよりも早く2013年に市民有志によって立ち上げられたという。当然、予算面など制約もあっただろうが、主演の三浦春馬をはじめ人気の若手から演技派の中堅まで、大手配給作品と比べても遜色ないキャストが配された。三浦のはつらつとした表情、熱のこもった弁舌に心を揺さぶられると同時に、素晴らしい才能が失われてしまったことを改めて痛感。やや駆け足気味の物語構成ではあるが、ポジティブな偉人伝かつ青春群像劇であることに救われる思いがする。
三浦春馬さんの最後の主演映画となった作品。主人公の熱い想いは、今もなお生き続けている。
三浦春馬さんの最後の主演映画となった作品。 物語の規模は大きいですが、有志で作ったような作品であるため、そこまでのクオリティーを求めるのは酷なのかもしれません。 とは言え、「利休にたずねよ」や「海難 1890」といった硬派な作品を作ってきた田中光敏監督作品のため、本作もキチンと映画として成立していました。 舞台は幕末から明治初期で、現在の日本経済のベースがどのように作られていったのか等が描かれています。ただ、本来の史実はかなり入り組んでいるので、分かりやすい形で描かれるオリジナルストーリーとなっています。 主な登場人物は、坂本龍馬、(初代内閣総理大臣で、お札でも有名な)伊藤博文、三菱財閥を築いた岩崎弥太郎、そして、大阪経済を発展させ日本経済のベースを作った三浦春馬さんが演じる五代友厚です。 まず、坂本龍馬を三浦翔平が演じていることに最初は違和感のようなものを持ちましたが、 「坂本龍馬→武田鉄矢がリスペクト→武田鉄矢の物まねが得意な三浦翔平」 といった変換で納得しました。 また、映画では西川貴教をほとんど見たことがなかったので、「お笑い要員?」と思っていたら最初のシーンは不発で「あれ?」と思っていましたが、ラスト辺りで別の意味での良さが出てきます。 伊藤博文は(「ちはやふる」の机くんの)森永悠希で、こちらは自然に見ることができました。 そして、何と言っても希代の“天外者(てんがらもん)”【鹿児島弁で「すさまじい才能の持ち主」という意味】である五代友厚を演じた三浦春馬さんの役柄のフィット感は見事としか言うことがなかったですし、本編を見れば分かりますが、ある種の「運命的なもの」さえも感じる役柄でした。 私が本作を見て思い出したのは、三浦春馬さんが1月下旬に書いた以下の名言です。 「明るみになる事が清いのか、明るみにならない事が清いのか…どの業界、職種でも、叩くだけ叩き、本人達の気力を奪っていく。(中略) 国力を高めるために、少しだけ戒める為に憤りだけじゃなく、立ち直る言葉を国民全員で紡ぎ出せないのか…」 これは当時一部の人から「国力とか意味が分からない」等、批判もされていましたが、本作を見れば、この発言の真意が、より分かるようになると思います。この言葉は、これからどんな時代になっても、私たちが肝に銘じておきたい名言だと思います。 ちなみに、終盤は大阪が舞台となるのでクライマックスとなる演説会場には、群衆の中に現在の大阪府知事や大阪市長の姿もモブでいるので気になる人はチェックしてみてください。 100年先をも洞察する映像表現等は独自性があり、本作の見どころの一つで、私は気に入っています。
また、いまも、常識は変わる。
武士が無くなるなんぞ、当時は夢にも思わなかったろう。三浦春馬は熱演したが、どうも脚本がフェミニズムを生きる現代をかんじる。何回も、「男も女も」と、ワザワザ、当時は言わないだろう。言うならば「民」であろう。そのへんが映画を現代の考えからうつし、軽々しくしている。 五代友厚が為した大阪での功績は話が省かれすぎて葬式の列の長さがピンと来ない。そして、現代は、墓を潰し墓じまいし、葬式には知人を呼ぶのも嫌がりわざわざ「家族葬」などと言って誰にも知らせない。今も変わらず昔の常識が非常識になっている状態だとかんじる。「天外者」も、今の世じゃ、外に弔問客がきたら「迷惑な」と遺族に嫌な顔をされて、こんな結末にはならないのであろう。人の考えは、すぐに逆転する。
俳優の魅力と映画の出来は全く別
五代さんの生き様は勉強になりました。 三浦春馬さんの役者としての魅力を改めて認識できたことは有意義でした。 でも、映画はつまらなかった。大体、こうやってまとめようとする映画で面白かった記憶はないです。途中で止めてもよかった。 特に、坂本龍馬のキャラの軽さと、演じた役者の演技力の無さ、凄まじいです。
幕末から明治を駆け抜け日本の経済の礎を築いた五代友厚を、三浦春馬が体現し、彼の素晴らしい演技が見える。
田中光敏 監督による2020年製作(109分/G)の日本映画。
配給:ギグリーボックス、劇場公開日:2020年12月11日。
五代友厚という存在は、NHKの大河ドラマで初めて知った。ただ、彼の生涯は殆ど知らず、興味深く見させてもらった。そして、五代を演じた三浦春馬が、自信家であることや剣捌きも含めて何ともサマになっており、彼の出演映画の中でもベストに思え、亡くなってしまったことが本当に惜しいと思わされた。
若き五代が愛した友情はるを演じた森川葵の演技もとても良かった。撮影の良さなのか、何より美しかった。脚本小松江里子による「遊女が字を覚えて何が悪い? 本が読みたいんだよ。世の中のこと知りたいんだよ。夢くらい…夢くらい、見たっていいだろ!」も、青臭くも心に響いた。
五代は長崎で坂本竜馬(三浦翔平)と一緒に刺客から逃げてた仲なので、海援隊絡み等で、もう少し絡むエピソードが欲しかったとは思った。一方、酒に溺れ落ち込んでいた岩崎弥太郎(西川貴教)に海運事業のヒントを与えるエピソードは良かった。
ラスト五代友厚(三浦春馬)の葬儀で、誰も来ないねから始まり物凄く大勢の大阪人たちが参列したことを夜景で示す描写は、上手くて、感動もさせられた。何より事実であったらしいし、その後の三浦春馬自身の出来事も重なって見えてしまった。合掌。
監督田中光敏、脚本小松江里子、製作総指揮廣田稔、撮影山本浩太郎、照明香川一郎、録音松本昇和、美術原田哲男、編集川島章正、音楽大谷幸、題字紫舟。
出演
五代友厚三浦春馬、坂本龍馬三浦翔平、岩崎弥太郎西川貴教、伊藤博文森永悠希、はる森川葵、大久保利通迫田孝也、宅間孝行、島津久光徳重聡、島津斉彬榎木孝明、五代やす筒井真理子、五代徳夫内田朝陽、きく八木優希、トーマス・グラバーロバート・アンダーソン、料亭女将かたせ梨乃、五代豊子蓮佛美沙子、五代徳夫生瀬勝久、徳川六角慎司、勝海舟丸山智己、舟木田上晃吉。
五代友厚の生涯を知るには良かったけど
ポイントとなる人物達が多く、かつ、激変する時代背景があったから、何だか慌しいままでラストを迎えた。三浦春馬推しにとっては泣ける作品なのだろうけど、そうではない立場から言うと、物足りなさ感があった。
ワクワクしながら観た
こちらも、今は無き、新所沢レッツシネパークで鑑賞(ボックス席) 五代友厚と言えば、私の中ではディーンフジオカだったが、 イヤイヤ、三浦春馬も素晴らしかった。 話で聞いていた場面が、次々とスクリーンに映り、あっという間でした。
☆☆☆ 原作未読。簡単な感想。 数日前に書店で原作(らしき)本を目...
☆☆☆ 原作未読。簡単な感想。 数日前に書店で原作(らしき)本を目にするが、この日までに読み切るには無理かも…と思い購入は諦める。 奇しくもキネマ旬報の読者部門投票で1位に輝いた事で、良くも悪しくも話題になってしまった本作品でしたが、何事も観てなければ何も言えない。 色々と時間や都合がつかない日々だったのだが、やっと観る事が出来た。 ……… スクリーンを眺めながら、「ピストルって、この時代に呼ばれていたのかな?」だったり。坂本龍馬って、その時代にそんなに長期間薩摩に居住してたのか?や。薩摩→横浜/薩摩=イギリスって、この時代にはどのくらいの時間が(移動するには)掛かったのか?等。「色々と後で調べてみないと!」と、思ってはいたんですが… …時間が経つにつれて、もう何だかどうでもいいかなあ〜…と。 まあ、色々と省略する描写は映画に於いて必要とは思ってはいますが。省略し過ぎてしまい、観客に対して疑問点を持たせ過ぎてしまうのも、また考えものかなあ〜と、少しだけ。 三浦春馬は確かに熱演でした。何があったのか?は想像の域を出ないけれど、返す返すも勿体なかったなあ〜と。 出演者の中では西川貴教が1番良かった。 ところで、イソジン吉村と雨ガッパ松井は何処に出てたん… 2021年2月20日 TOHOシネマズ日本橋/スクリーン8
もったいない
才能のある役者さんの遺作としては残念です。三浦さんがお好きな方には彼のかっこよさがよくでてて満足されると思いますが映画として見た時どのエピソードも中途半端でした。五代さんの生き方や信念がちっともこちらに伝わってこないです。せっかくの名優なのに‥
春馬くんよ永遠に
................................................................................................
五代友厚は若い頃からうぬぼれ屋で、日本を変えると息巻いてた。
男も女も自由に学び、夢を見られる世の中にするとのこと。
当然、坂本龍馬・岩崎弥太郎・伊藤博文らとも気が合い親しくなる。
「遊女が文字を学んで何が悪い!」と言ってた遊女の葵。
気が合って恋仲となるが、そんな折、五代が英国軍に捕まる。
葵は五代の助命を条件に英国人の求婚を受け、イギリスへ。
五代は自分を気に入ったグラバーから出資を受け、留学。
イギリスで学ぶと共に葵を探す。ようやく会えたが間もなく葵病死。
またイギリス滞在中に龍馬暗殺の報も受ける。
やがて五代は明治維新が終わり政府の要職につき、活躍する。
................................................................................................
春馬君の遺作ということで、劇場で見て来た。
全体の2/3が明治維新まで、残りがそれ以降の話って感じ。
明治維新前の話だけを扱った方が良かった気がした。
どうしてもかなり端折ってる印象になってもてるんよなあ。
まあ最後は五代がうぬぼれ屋の自分を取り戻す、名シーンなのだが。
春馬君はやっぱり好きな役者やわ。彼の役にはいつも共感できる。
もっと何本も何十本も、彼の映画を見たかったなあ・・・・
エンドロール後、彼を追悼する意味でのちょっとした特集がある。
あと三浦翔平の坂本龍馬がやたらとハマってて笑った。
タイトルなし
三浦春馬君の事は、いまだに信じられない。残念でならない。。 公開当時は見に行く時間がなく、このたび公開3周年特別上映があったので行きました。 スクリーンで春馬君を見たことがなかったのでこれは最後のチャンスかもと。 特別上映用?メイキング映像が最後にありました。比較的年齢層高めの女性が多く見に来てましたが、エンドロールで拍手が起こって、皆さん感動された様子で良い一時でした。 五代友厚は全然知らなかったけど、当然のことながらこのような、日本の良い未来を目指して活動していた、熱く時代を駆け抜けた人がいたわけですよね。龍馬や西郷さんだけでなく。 人々の理解をなかなか得られずとも、目標に向かって突き進んでいく。生き生きと描かれていたと思います。 ただ、死後借金を多く残したというのだけ、「うーん…そうなんだ…遺された人たちは大変だったな」と思いました。 個人的には、三浦翔平が意外でした。甘いマスクでイケメン役をやるっていうイメージがあったので、しっかり龍馬で良かったです。五代と龍馬が船上で語るシーンが印象的でした。
なぜかtohoシネマズ系で放映されていたので視聴。
今年415本目(合計1,065本目/今月(2023年12月度)16本目)。 (参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで)) この映画、映画作成委員会?か何かのご意向で1年ごとに復刻上映があるのか、なぜか「1日だけ」設定されていたので、見ていなかった私は見に行きました。 日本の史実上は江戸時代の終わり~明治維新にかかる話でこれ自体は小学社会の範囲ですが、この主人公を知っているという方はかなり少ないのでは…と思います。ただ、簡潔ではありますが簡単な自己紹介パート等はちゃんとあるので大丈夫です。 どうしても映画の趣旨上、史実に従う必要があり、主人公の商都である大阪(当時、現在も大阪は商都と言えうる)での活躍を描く映画なので、ある程度の商法会社法(便宜上現在での記述)に関する知識がないとわかりにくい発言や描写があるのは確かです。この点はどうしても仕方がないかなといったところです。こういった知識が「若干ながら」求められてしまうので(高校社会の政治経済でもギリギリ?)「理解できない」ことはないでしょうが「理解しにくい」点があるのはどうしても確かです。 ただこれらの点まで考えても、当時の商都である明治時代以降の大阪でどのように商業が発達していったのかを主人公を通して描く映画は少なく良かったな(正規の公開日にみにいけばよかったな)といったところです(固定ファンがいらっしゃるのか、3年ごしの復刻上映なのに7割埋まりという状況でした)。 採点上、「やや当時の商都大阪に関する知識や、明治時代の商法会社法等の考えがわからないと理解しづらい点がある」点はありますが、それをあげても0.2にしかならず、映画の趣旨上そうならざるを得ないので(これらを全部説明すると3時間コースになる)、便宜上のフルスコアにしています。
士農工商 が 明治は商士工農 になった。
日本のキャピタリズムの父親見たいな人だろう。もう少し進歩的な考えを持っていたら、帝国主義的な資本主義にならなかったと推測する。しかし、
言うまでもなく、元祖♥脱亜入欧そのもので、経済を経世済民のレベルで考えられる事が出來なかった。
だから、
彼は大阪商工会議所の壇上で
『100年先の日本を見て!自分の利益の為だけで行動してはいけない。それでは駄目だ。みんなで力を合わせろ!そうしないと前に進まない。日本は駄目になる』と言った口上を吐く。
しかし、それは、『富国強兵、殖産興業』である。
そして、敗戦後に彼がのたまう『誰もが自由で平和に暮らせる社会』が訪れた。この映画が、どこまで本当であるのか分からないが、100年先の日本の未来が、彼の思うように訪れたのである。しかし、残念ながら、彼の魂がそうさせたと判断するには如何ともしがたい。
また、坂本龍馬が大政奉還を提案して無血開城させたと言う事と、海援隊の財を岩崎弥太郎が継承したとする考えはほぼフィクションと考えるべきだ。
確かに明治維新は若い力で成し遂げたが、古い封建体制を言わば下剋上の様に若い力が勝ち取ったと見たほうが良いであろう。だから、明治政府の要人には下級武士出身が多い。言葉を変えれば、武士が平等になって、下層の商人が明治を支えたと言える。
侍JAPANと普通の階級出身者に言えるのは、そう言った悪しき習慣が残ったと言える。
そして、何よりも大事な事は 『全てがお金になった』それが明治時代である。誰もが中学生で習ったハズだ
三浦春馬様 遅れましたが、御冥福をお祈りします。良い生まれ変わりを。
引き込まれた
大阪経済界を築いた薩摩藩士、五代友厚の生涯を中心に明治維新を描いた映画ですが、フィクションと理解してみれば面白いと思います。史実で追うとつまらなくなります。ってか、演出としてもどうかと思うシーンが多々ありまして・・・ 三浦春馬の力強い演技、もっとみたいなあ。残念です。
追悼
三浦春馬さんが主演を務めた最後の作品。3年前の作品ですが、リバイバル上映されていたので観ました。平日にも関わらず劇場は6~7割は入っていたでしょうか。幕末から明治初期に活躍された五代友厚を三浦春馬さんがカッコよく演じています。群像劇のせいか、ちょっと散漫な印象を受けましたが…。私が彼を最初に意識したのは「永遠の0」(13)でした。主演の岡田准一もとてもよかったのですが、戦争末期と現代を結びつける重要な役を三浦春馬さんが演じていて、彼の内からにじみ出るピュアな人柄があってこそ、この作品は「過去の戦争を今に語り継ぐ」という大きな使命を果たすことに成功したように当時、感じました。上映終了後、劇場内は拍手で包まれました。ご冥福をお祈り致します。
近代日本の始まり
あの時代がよみがえったような活き活きしている様子が伝わってきた。 みんなバイタリティがあって日本が変わっていくんだなというのも伝わってきて。 ただ、結婚した経緯がようわからんかったし、病気がわかってから1回も医者に診て貰って無かったような・・・ 時間の関係もあるのかちょっと荒っぽい展開もあったのでは? 一人の人間の生き様としてはとてもよく描かれていたと思う。 良い映画でした。 ところでこの頃ってるろうに剣心もいたんとちゃうのん 接点はなかったんやろか 二人が会ってたらどんな話してたやろなあ こんなこと思うのは自分くらいか・・・
全587件中、1~20件目を表示