「転転転上戻」大綱引の恋 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
転転転上戻
薩摩川内に暮らす鳶職の青年の、家庭の事情と恋愛と大綱引の話。
1500人×2で大綱を引き合う伝統行事の保存会に属すると共に、鳶の親方で会社を経営する父親を持つ主人公を軸に、ある日人命救助で出会った韓国人研修医の女性との恋愛と、会社のおかみさんでもある母親が60歳の誕生日に定年退職&主婦業引退を宣言して巻き起こる出来事と、大綱引の一番太鼓の話とを織り交ぜながらみせていく。
メインは川内大綱引という地域振興的な作品で、一番太鼓とか祭自体は良いけれど、ほぼほぼコネクションと政治力みたいな決められ方の役職に、栄誉みたいなものは感じられないんだよな~。冷めすぎですかね?
恋愛にしても母親のことにしても、都合良く繋がり過ぎるは上手く行き過ぎるはで、 色々取って付けた感じが否めないし、結局妹のケジメだって…ねぇ。
決してつまらなくはないし、ある意味予想出来ていたところではあるけれど、詰め込み過ぎて安っぽくなっちゃった感じかな。
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だるまんさんのコメント
2021年5月8日
都会は知らないけど、なんでも東京ユリコ目線で、全国の映画公開延期しないで欲しいですね。
結果、都内から周辺に映画難民が押し寄せたり、時短営業で人数増えたり。来週あたりから公開が密になりそうです。
鬼滅ぐらいの大人気映画ならともかく、他の映画は、映画館のためにも観客のためにも公開して欲しい。
れいすけ(休眠中)さんのコメント
2021年5月8日
マスクもしっかりしているし、映画館内は、ガラガラで一人一人の距離感が取られている。これから10年続くかわからないコロナをうまく付き合うことが大事なんで。