「世の中は天邪鬼」妖怪大戦争 ガーディアンズ サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
世の中は天邪鬼
なんとなーくで鑑賞。
想像通り評価も低いですし、当たり外れというか外れが多すぎる三池崇史監督の映画なので、期待は全くせず。
思ってたより悪くなかった。
まぁまぁ、確かにツッコミどころはあるけどなかなか良かっかな。不快・不愉快・妖怪ってタイトルにしようと思ったけどやめときますわ。
母親からは兄なんだからしっかりしなさいと言われる小心者の渡辺ケイ(寺田心)。ある日の夜、友人たちと肝試しに来たケイはおみくじを引き真っ赤な札を引いてしまう。
役者がかなり光っていた。
寺田心や大沢たかお、杉咲花、大森南朋など皆楽しそうにいい演技をしていた。中でも赤楚衛二が演じる天邪鬼がかなりいい味を出していて、映画にまとまりが出来ていた。
飽きるかなと思ったが全然飽きずに最後まで楽しめた。色んな要素と色んな妖怪で割と満足。雰囲気が好みなので、ずっと見ていられる。余韻もなかなか心地よくて面白かった。
だが、中身は無い。
子供向けなはずなのに子供に分かりにくいストーリーで、これはどの客層を目当てにしているのか?と疑問が浮かんだ。なんかどうでもいいし引き込まれない。
ラストもガッカリ。
大魔神は酷かったし演出もかなり安っぽくてあーあって感じ。なんかそういう終わり方好きじゃないんだよなぁ。妖怪何もしてないしさ。
まぁ、でも思ってたより良かったのでよしとしますか。三池崇史監督、やくざ映画また作ってください...。
コメントする