劇場版HAYABUSA2 REBORNのレビュー・感想・評価
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絶望的にダメ過ぎる便乗商法
実際のJAXA映像、はやぶさからの映像情報等を期待していったらほとんどがCG作り込みの学習教材をポエムで仕上げました、的な仕上がりでがっかりしました。
それから映画館でやるのでしたらマルチトラックで仕上げて欲しかったなあ、、、、
前作は秀作だったので、今回も期待したのですが、うむむむむ、でした。
初代はやぶさを描いた映画は、私は3本観ましたが、役者が一人も登場しない、プラネタリウム向けの「はやぶさ HAYABUSA BACK TO EARTH」が頭抜けて素晴らしかったです。
なので、そのパート2という触れ込みの本作もワクワクしながら観てみたのですが、半分以上は前作の抜粋で、はやぶさ2についても後半で取り扱う程度。
拍子抜けでした。
考えてみれば、前作が感動的だったのは、初代はやぶさはありとあらゆる試練に遭遇し、満身創痍で地球まで戻り、大切なカプセルを届けるミッションを完遂したあと、自分自身は燃え尽きてしまうという、それ自体が感動の塊だったから、感動したのですね。
最後、燃え尽きる寸前、初代はやぶさの目に最後に映った夜明けの写真なんて、涙なしでは観れないですから。
が、残念、二代目はやぶさは、いろいろの困難には遭遇するものの、すべて予定の範囲内。
ミッションコンプリートしましたよ、と。
だから感動できずじまいでした。
ミッションの内容がどのようなものだったのかを知りたいなら、観る価値のある映画だとは思います。
こちらの
おそらく前作と映画は3本全部見ました 名古屋のプラネタリウムでもやってたみたいです だけあって詳しい内容です 2は敢えて着地せず、2回サンプル取っているところをみると、HAYABUSAの最初のサンプルって?と思ったのは私だけか にしても日本の技術の凄さには驚かされます 最近NASAの探査機がサンプル取得成功とかニュースありましたけど、サンプル駄々漏れだったとか何とか…探査機も国民性を反映してるのかと 小型で省エネで賢く、使命を死守 まぁ昔の日本人かな 惑星みたいに周回していく、到着してからも長いこと、通信が途絶えたのはタッチダウン前後、めでたく到着しても戻ってくるのが大変なことというのは初めて知りました
見応えのある名作
2009 年に公開された「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」の後に HAYABUSA2 のミッションを追加して作られた全編 CG 作品である。人物は全く登場せず、篠田三郎の素晴らしいナレーションが付いている。
前半は 2003 年に打ち上げられた初号機の話で、小惑星イトカワに着陸したものの、岩石採取のための鉄球が発射されず、その後燃料漏れのトラブルを起こして1ヶ月半も音信不通となりながら、予定より3年遅れで 2010 年6月13日に帰還した話が復習されている。
HAYABUSA の帰還が日本中で感動を呼び、2011 年に本作以外に3本もの邦画が作られたが、個人的な意見として、「はやぶさ」関連の映像の中でこの一本は絶対に見逃せない作品であると思う。HAYABUSA が世間で騒がれ始める前からこの作品は完成されており、ミッションの詳細が客観的に説明してあるほか、帰還時のシーンを後から追加されている。プラネタリウムでの上映を目的としたというため、少々短く感じられるが、内容は他のどの作品よりも詰まっている。
後半は、2014 年に打ち上げられて小惑星リュウグウを目指した2号機の話が同様に非常に丁寧に描いてある。イトカワは小惑星帯の中でも地球寄りの軌道にあったため、表面温度が高く、水分などは蒸発して残っていなかったが、火星に近い軌道にあるリュウグウは、内部に水や有機物が残されている可能性がある。これによって地球の生命の起源に関わる発見があるかも知れないという。
ミッションの詳細は前半同様に丁寧に描かれ、着陸の難しさや、着陸までの手順が非常に分かりやすく述べられている。平坦な部分が多かったイトカワと違ってリュウグウは表面が岩だらけで、着陸して岩石を採取するのが非常に難しいことがよく分かった。その後のスタッフの綿密な検討と判断も非常に見応えがあった。
篠田三郎のナレーションは HAYABUSA を「君」と呼びかけ、人として接するかのような温かみが素晴らしい。前半で流れた感動的な曲が後半でも流用されており、雰囲気の統一感を保っていたのも好感が持てた。
HAYABUSA2 は初号機と違って大気圏に再突入はせず、カプセルを放出した後は宇宙空間にとどまる。カプセルの地球到着は 2020 年の 12月6日の予定である。ミッション終了後の HAYABUSA2 を活用すれば、新たなミッションを立ち上げるよりも低コストで科学的・工学的な成果が見込めることから、電力事情や観測機器の能力に合わせて地球近傍小惑星を対象とした拡張ミッションに運用する予定で、2031 年7月に小惑星 1998 KY26 を接近探査する拡張ミッションに挑むことになっている。
12月6日より前に鑑賞されることをお勧めしたい。
(映像5+脚本4+役者5+音楽5+演出5)×5= 96 点。
たいくつ
はやぶさとはやぶさ2のドキュメンタリー。
大変なミッションだとは解るが、これを劇場の大画面で見せる理由が分からない。テレビで十分。
探査機を「彼」とか呼んで擬人化してるが、違和感しかない。
ひたすら退屈で、お金を払って映画館で観る価値が有るとは思えなかった。
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