ATEOTDのレビュー・感想・評価
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MV+メイキング
2120年、人間の所行によりウイルスに蝕まれ、沢山の生命が失われた世界の話。
自身が唯一の生き残りだと思っている女性と、別の場所で同じく自身が唯一の生き残りと思っている男性の思いを、それぞれのナレーションつきでみせていく。
女性のパートから始まり程なく男性登場。
この時点でもうオチは…ねえ。
なんだかんだいっても寂しいもんね。
印象に残る程のエピソードも予想を超えるものもなく、映像として見せることが目的の作品という感じかな。
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以外併映された「でぃすたんす」のレビュー。
仕事まっしぐらで家庭を疎かにし、嫁が娘を連れて実家に帰ってしまった折に緊急事態宣言となった旦那の独身生活の話。
テレワークとなり、友人ともオンラインで飲んでいる中で、オンラインラウンジを紹介されてハマってしまうストーリー。
危うい擬似独身男の下心が見え隠れしつつ、間男さと誠実さがみえる小さな話で、愉快なストーリーなのにちょっと寂し気だったり後ろ髪引かれる感じの終わり方がgood!
ショートだし、☆=2.5点満点の映画で、しっかり2.5点の面白さ。
ステキでした☆☆
100年後という幻想的な世界でも儚い現実でも人は誰かを想う気持ち、人を想う気持ちは決して見えないけれど表情や背景から。音楽に美しい映像が合わさりそこに1つの世界ストーリーがありました。とてもステキでした☆監督の様々な表現力が素晴らしいです
たった一日でチャチャチャとデッチ上げた、ゲージュツもどき。
ストーリーのアイディアを、歌からいただいて、お手軽に造られた白黒映画。
疫病から死を免れ、森の中でお互いの存在を知らずに潜む二人の生き残りが、やがて自分以外の存在を渇望する……ってだけのお話で、これを白黒で撮っています。
現代ゲージュツ祭みたいなところに行けば、同じような作品がいくらでも転がっています。
独りよがりの、つまらん作品でした。
たった一日で斎藤工が監督して撮影した、ということで作品に付加価値を付けたいのかも知れませんが、いやその下心満々のエンドロール付近の造りに至ると、もう、独りよがりの3乗根みたいな感じで、かんべんしてくださいと言ってサッサと帰りたいと心から思ったものでした。
同時上映されていた「でぃすたんす」のほうは、今の時代状況を踏まえた、良くできた短編喜劇で、主役の滝藤賢一も筧美和子もうまく、★4ぐらい付けても良かったのですが、残念、映画コムでは「でぃすたんす」は登録されていないみたいで、評を書く場所がなく、残念です。
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