「連鎖の怖さ」由宇子の天秤 ムービー好きさんの映画レビュー(感想・評価)
連鎖の怖さ
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罪を犯すことにより波紋の様に広がる負の連鎖を止める難しさを感じさせられた。
女子高生の自殺を追うテレビマンたちを描きつつ、制作側それぞれの目的のズレに揺れ動きながら、出来る限り自身が掲げる道を進もうとするディレクター。
そんな中、彼女が家族の問題に直面した時の選択する姿を通して誰にでも起こりえる可能性とその選択の難しさを突きつけられた。
また無邪気な言葉に踊らされ、そのことによる人間関係の崩壊とその結末は彼女が望んだものになったのだろうか。
観終わって思ったのはもしこの問題を彼女が撮ることになったなら、自身のことをどう考察するのだろう?
そして彼女が少女を守るのではなく自身の保身を1番に考えた行動に悲しみを感じた。
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