「自分の弱さと向き合う映画かも」由宇子の天秤 ニョロさんの映画レビュー(感想・評価)
自分の弱さと向き合う映画かも
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タイトルが秀逸だと思う。
主人公のドキュメンタリープロデューサーの仕事としての事件の真相を追う姿、プライベートに起こる様々な出来事。どれ一つとっても自分にとっての正義とは何かや貫ききれない弱さを突きつけてきた。
本当はもっと高い評価でいい映画だけれど、私の気持ちに引っかかる部分があり下げてしまった。女生徒の妊娠が危険なものと分かった後も、放送するまで伏せようとする行為は、命の危険より自分の報道をとったことになる。
しかもその報道が使えなくなったと分かっても、すぐに医者に連れて行くわけでもなく、まず保身にはしることで言い争いになる。そこは弱さからとはいえ、納得できなかった。
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