「誰もが天秤にかけ迷っている」由宇子の天秤 エロくそチキンさんの映画レビュー(感想・評価)
誰もが天秤にかけ迷っている
ドキュメンタリー・ディレクターの由宇子。
女子高生の自殺、そして彼女との関係を噂された男性教師の死の真相を追う由宇子。
父と二人暮らし。
父が営む学習塾を手伝う由宇子。
素晴らしい父であり、素晴らしい先生である父。
塾の生徒と関係をもった父。
真実を見誤り、真実を隠そうとする由宇子。
色々な真実があった。色々な真実があることに気づかせてくれる作品だった。
これは今年の日本映画のベストの一本だろう。
それにしても瀧内公美さんが素敵だった。主演女優賞は『茜色に焼かれる』の尾野真千子さんとの一騎討ちになるのでしょうか。
コメントする